「Get ~ for me, will you?」と頼まれたら、何と返す?|『メンタリスト』S06E06で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「Get ~ for me, will you?」と頼まれたら、何と返す?|『メンタリスト』S06E06で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン6第6話には、飲み物を短く伝える言い方、頼みごとの形、来客を知らせる一言といった、日常の小さなやり取りが続く場面があります。

どれも一言ずつは短い表現ですが、頼む側の形と、引き受ける側の返し方、知らせる側の言い方を知っておくと、会話での選択肢が増えます。作中の台詞をたどりながら、「Get ~ for me, will you?」と頼まれたときの返し方を中心に見ていきます。

目次

「Coffee–one cream, one sugar.」飲み物を短く伝える言い方

作中では、次のような短い発言が続く場面があります。

— Coffee–one cream, one sugar.
(コーヒー。クリームひとつ、砂糖ひとつ。)
— Thanks, Russell.
(ありがとう、ラッセル。)
— Forensics is here when you’re ready.
(鑑識が来ています。用意ができたらどうぞ。)
— Send them over.
(こちらへ寄こしてください。)
The Mentalist Season6 Episode6 (Fire and Brimstone)

先頭の Coffee–one cream, one sugar. は、飲み物の種類のあとに、クリームと砂糖の数を添える形です。one cream, one sugar のように数を並べると、好みを短く正確に伝えられます。例文として、ブラックなら Coffee, black, please. のように言い、with cream and sugar と続ける形でも同じ内容を表せます。

注文でも、飲み物を差し出す場面でも、品名のあとに条件を足す語順は変わりません。日本語の「コーヒー、クリームと砂糖ひとつずつで」とほぼ同じ並びなので、英語でも組み立てやすいと言えます。

続く Thanks, Russell. のように、礼のあとに名前を添える形もあります。Thanks. だけでも礼になりますが、名前を添えると、誰に向けた言葉かがはっきりします。ここでの名前は呼びかけとして使われています。

なお、最後の二つの発言は、このあとの「準備と取り次ぎの言い方」の節で取り上げます。

「Get ~ for me, will you?」頼む形と「Sure.」の返し

同じ場面の少しあとには、頼みごとの発言が出てきます。

— Get his I.D. for me, will you?
(彼の身分証を取ってきてくれる?)
The Mentalist Season6 Episode6 (Fire and Brimstone)

さらにそのあと、次の発言が並びます。

— Sure.
(いいよ。)
— Oh, and, uh, someone’s here to see you.
(ああ、それと、えっと、会いたいという人が来ているよ。)
— Thanks.
(ありがとう。)
The Mentalist Season6 Episode6 (Fire and Brimstone)

Get ~ for me, will you? は、「〜を取ってきてくれる?」「〜を用意してくれる?」にあたる頼み方です。Get のあとに頼みたい物が入り、for me で「自分のために」と添えます。文末の will you? は付加疑問で、命令の強さをやわらげる働きをします。Get it. だけの命令形より、相手が応じるかどうかを尋ねる形になります。

返し方の中心は Sure. です。頼みごとを軽く引き受ける短い返事です。例文として、Sure, no problem. や Of course. も同じ働きをします。逆に引き受けられないときは、Sorry, I can’t right now. のように、謝りを先に置く形があります。

will you? で頼まれたら、Sure. のほかに、All right. や Okay. でも成り立ちます。どれを選んでも、引き受けたことは短く伝わります。ただし、頼みごとが軽い場面では、引き受ける返事も短いほうが釣り合いやすいと言えます。

「when you’re ready」「someone’s here to see you」準備と取り次ぎの言い方

先ほどの発言のうち、Forensics is here when you’re ready. は、when you’re ready で「用意ができたら」という条件を付け、相手の準備を待つ形です。here は「来ている」の意味で、すでに到着していることを知らせています。Send them over. の send ~ over は「〜をこちらへ寄こす」にあたり、相手に向かって指示する短い命令形です。

もう一つの Oh, and, uh, someone’s here to see you. は、来客を知らせる形です。someone のまま誰かを明かさず、to see you で「会うために来ている」と目的を示します。Oh, and は、付け足すときに使われることの多い入り方で、uh はつなぎの音です。

この文から、取り次ぎの基本的な形が読み取れます。someone’s here to see you の someone を具体的な名前や a visitor に替えれば、そのまま使えます。例文として、Your guest has arrived. や Someone’s waiting for you. も、来客を知らせる言い方です。

三つの言い方は、相手の次の動きにつながる短い文として並べて覚えられます。when you’re ready は始めるタイミングを相手に委ね、Send them over. は次に進めてほしいと伝え、someone’s here to see you は来客があることを知らせます。

まとめ|頼む、引き受ける、知らせる

Get ~ for me, will you? は頼む形、Sure. は軽く引き受ける返事、someone’s here to see you は来客を知らせる形です。短い文でも、相手の動きを引き出す働きを持っています。

次回も『メンタリスト』と一緒に、場面ごとの英語を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、ほかのコラムやフレーズ記事でも扱っています。

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