海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン7エピソード3では、事件の捜査と並んで、赤ちゃん用のおもちゃの組み立てに手こずる場面が何度か出てきます。部品を確かめ、はまらずに困り、最後には降参するまでの流れに、そのまま使える英語がそろっています。今回は、組み立て式のものに手こずるときの英語を、場面の順に読み解きます。
家具やおもちゃを組み立てながら「これ、どこに入るの?」とつぶやく場面は、英語でも身近なものです。
「この部品はどれ?」と相談するときの英語
最初の場面では、マイケルのための、歩き始めを助けるおもちゃを組み立てています。部品の記号を確かめるやり取りはこうです。
— Okay, so, do you think that this part is A3, or is this A3?
(えっと、A3 はこの部品?それともこっち?)— Oh, I think this is.
(ああ、こっちだと思う。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
part は製品を構成する「部品」。piece も部品を指しますが、1個1個の「かけら」「ピース」という感覚が強い語です。I think this is. は I think this is A3. の後ろを省いた短い答えで、「こっちだと思う」と伝える言い方です。
しばらく格闘したあとは、手を止めるひと言が出てきます。
— Um, you know what, I need a break from this.
(うーん、ちょっと、これから離れて休憩したい。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
you know what は「そうだ」「あのね」と話を切り替える前置き。I need a break from ~ で「〜から少し離れたい」となります。
「入るはずなのに入らない」を伝える英語
別の場面では、部品の場所を一緒に考えるやり取りがあります。
— Looks like that red piece might fit there.
(その赤い部品、そこに合いそうだけど。)— Oh, it does, doesn’t it, right?
(あ、合うね、そうでしょ?)— Let me just, let me just show you, okay?
(ちょっと、ちょっと見せるから、いい?)— This is just supposed to slide right in here like this.
(これは、こうやってここにすっと入るはず。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
fit は大きさや形が「合う」。be supposed to ~ は「本来は〜するはず」で、思いどおりにいかない場面では「はずなのに」という不満がにじみます。slide right in は「すっと入る」です。少しあとにも、同じ形が出てきます。
— You see, this is just supposed to go right in here?
(ほら、これはここに入るはずでしょ?)— But see, this doesn’t fit in here
(なのに見て、ここに入らない。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
doesn’t fit in ~ は「〜に入らない」。向きが違いそうなら It’s upside down.(上下が逆)や It’s on backwards.(前後が逆)も役に立ちます。
「assemble」と「put together」、降参してお店に頼む英語
同じ場面では、組み立てをお店に頼めないのかという話も出ます。
— Wow, you’d think the store would have some kind of service to assemble these things.
(お店に、こういうのを組み立てるサービスくらいありそうなものだけど。)— Oh, they do, but this, this toy costs 33 bucks a-and, and they want $35 to put it together, which is just the most ridiculous…
(あるよ。でもこのおもちゃは33ドルなのに、組み立てに35ドルかかる。そんなの本当にばかげて……)— Well, that seems like money well spent.
(でも、それは払う価値のあるお金に思えるけど。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
assemble はやや改まった「組み立てる」で、商品の表示や説明によく使われます。put together は日常会話の「組み立てる」です。money well spent は「払うだけの価値があるお金」。終盤には、とうとう降参の宣言があります。
— All right, so, I’ve used the Angela-tron, and I’ve used Hodgins, but I give up.
(よし、Angela-tron も使ったし、ホッジンスも使った。でも降参。)— The toy wins.
(おもちゃの勝ち。)— You couldn’t assemble it?
(組み立てられなかったの?)— Oh, honey, NASA could not assemble that thing.
(もう、NASA にだって、あれは組み立てられない。)— I’m gonna go to the store, I’m gonna pay the kid 35 bucks to put it together.
(お店に行って、店の子に35ドル払って組み立ててもらう。)BONES Season7 Episode3 (The Prince in the Plastic)
The toy wins. は「〜の勝ち」と負けを認めるおどけた言い方。pay 人 + 金額 + to ~ で「お金を払って〜してもらう」です。最後は人に任せる、という流れが分かります。
まとめ|部品の確認から「降参」まで
今回は『BONES』シーズン7エピソード3から、部品を確かめる part と piece、はまらないときの be supposed to と doesn’t fit、降参の I give up、組み立てを表す assemble と put together を整理しました。どれも短いひと言なので、家具やおもちゃを前にした場面でそのまま使えます。
部品と格闘する場面を観返すと、言葉の使いどころがより具体的に見えてきます。
このエピソードでは、play と play with の違いや、髪についたものを教える場面の英語も、別のコラムで扱っています。


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