休みを勧める・勤務時間を減らすと伝えるときの英語|『BONES』S08E10で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 休みを勧める・勤務時間を減らすと伝えるときの英語|『BONES』S08E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン8エピソード10には、カムがアンジェラに、休みが必要なら調整できると伝えたり、勤務時間を減らすと告げたりする場面があります。今回は、この2つの場面から、休みを勧めるときと勤務時間を減らすと伝えるときの英語を読み解きます。

休みや働き方の話は、言い方ひとつで相手の受け取り方が変わります。気づかいが伝わる言い方と、悪い知らせに聞こえやすい言い方の違いを知っておくと、英語でも落ち着いて話せます。

目次

「time off」と「work something out」で休みを勧める

研究所で、カムはアンジェラにこう声をかけます。

Cam: I understand that this job can be stressful, Angela.
(この仕事がストレスのたまるものなのは分かるわ、アンジェラ。)

Angela: This isn’t about stress.
(ストレスの話じゃないの。)

BONES Season8 Episode10 (The Diamond in the Rough)

I understand that 〜 は「〜なのは分かる」と、まず相手の立場に理解を示す前置きです。can be stressful の can は「〜なこともある」という一般論の言い方なので、相手を決めつけない柔らかさがあります。

やり取りが続いたあと、カムはこう切り出します。

Cam: If you need some time off, I’m sure that we can work something out. But right now, we really do need…
(休みが必要なら、きっと何とか調整できるわ。でも今は、どうしても…)

Angela: I know. I am on it.
(分かってる。取りかかってるわ。)

BONES Season8 Episode10 (The Diamond in the Rough)

time off は「仕事を休む時間」、つまり休みのことです。If you need 〜 で始めると、休むかどうかの判断を相手にゆだねる形になります。work something out は「何とか調整する」「折り合いをつける」という意味で、I’m sure を添えると「きっと何とかなる」と安心させる響きが加わります。

言い方 ニュアンス
Why don’t you take some time off? 少し休んだらどう?(提案)
Take the rest of the day off. 今日はもう上がっていいよ

「cut your hours」は悪い知らせに聞こえやすい

終盤、出かける直前に話があると呼び止められたアンジェラが応じると、カムが勤務時間のことを告げます。

Angela: Yeah, Cam?
(何、カム?)

Cam: I’m gonna have to cut your hours here at the Jeffersonian. There’s been a new round of cuts and…
(ジェファソニアンでのあなたの勤務時間を減らさなきゃならないの。また新たな削減があって…)

Angela: Are you firing me?
(私をクビにするの?)

Cam: No, no, I’m just cutting your hours. I actually thought you might be glad.
(いいえ、違うわ。勤務時間を減らすだけよ。正直、喜ぶかと思ったのに。)

BONES Season8 Episode10 (The Diamond in the Rough)

I’m gonna have to 〜 は「〜しなければならない」で、事情があってそうせざるを得ない、という言いにくい知らせの切り出しによく使われます。

cut someone’s hours は「勤務時間を減らす」ですが、働く側にとっては収入が減ることにつながりやすく、悪い知らせとして受け取られることが多いとされています。クビかと聞き返されたところで、just を入れて「勤務時間を減らすだけ」と範囲を限定しているのがポイントです。I actually thought 〜 は「実は〜と思っていた」と、意外な反応だったことを伝える言い方です。

「reduced hours」と、気持ちを添えるひと言

このあとカムは、話を合わせてほしいと頼み、みんなが望むものを手に入れられる、と続けます。その中で、同じ話を reduced hours(勤務時間の短縮)と言い直しています。言いかけた言葉の続きを引き取られると、カムはこう答えます。

Cam: No, Angela, I get you, a little of you is better than a lot of everyone else.
(違うわ、アンジェラ。私はあなたを手放さずにすむの。少しのあなたのほうが、ほかの誰かのたくさんよりいいのよ。)

Angela: Well, that also sounds like something Hodgins would say.
(それもホッジンスが言いそうなことね。)

Cam: Nope, that one’s all me.
(いいえ、今のは全部私の言葉よ。)

BONES Season8 Episode10 (The Diamond in the Rough)

a little of you is better than a lot of everyone else は、勤務時間が減っても相手にいてほしい、という気持ちを伝える言い方です。that one’s all me は「今のは全部自分の考え」と、本心であることを念押しする一言と言えます。

言い方 受け取られ方
cut someone’s hours 勤務時間を減らす(悪い知らせに聞こえやすい)
reduced hours / work fewer hours 勤務時間の短縮(比較的中立的)
go part-time パートタイムに切り替える

まとめ|休みと勤務の話は言葉を選んで

今回は『BONES』シーズン8エピソード10から、休みを勧める time off と work something out、悪い知らせに聞こえやすい cut your hours、より中立的な reduced hours、気持ちを添えるひと言などを読み解きました。言葉を選べば、相手を気づかいながら働き方の話ができます。

次回も『BONES』の会話から、職場で役立つ英語を一緒に見つけていきましょう。

同じエピソードのコラムでは、theoretically と practically の違いや、社交ダンスの文化と英語も紹介しています。

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