「I need you to turn around」と言われたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E12で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「I need you to turn around」と言われたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第12話には、帰りがけの相手に頼みごとをする一言と、その場を離れていいと告げる一言、それに続く遠慮の言葉が出てきます。

短い言葉ばかりですが、相手の予定を承知のうえで動いてもらうとき、また「もう行っていい」と言われたとき、英語でどう言い、どう返せばよいのか。作中の言葉と作中にない例文の両方から、頼み方と返し方を順に整理します。

目次

「I know you’re on your way home. But I need you to turn around.」の組み立て

作中には、アボットが帰宅の途中の相手に向けて、引き返してほしいと切り出す言葉があります。

Abbott: I know you’re on your way home. But I need you to turn around.
(帰る途中なのは承知している。だが、引き返してもらう必要がある。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

前半の I know you’re on your way home. は、相手の置かれた状況を承知していると先に示す一文です。on your way home は「帰る途中」を指します。I know ~ を頭に置くと、事情をわかったうえで話しているという響きになります。

後半の But I need you to turn around. が本題です。I need you to + 動詞 は「〜してもらう必要がある」という形で、動いてほしい内容を、必要だという言い方で伝えます。turn around は「向きを変える」が基本の意味で、移動の途中で使えば「引き返す」に当たります。

頼むときの形には、Could you turn around? のように相手の都合をたずねる言い方もあります。I need you to ~ は必要性を伝える形のため、頼む側に事情や決める立場があるときに使われる場合があります。どちらが丁寧かは声の調子や関係でも変わり、一概には決められません。

ここから先は、作中にない例文です。前置きに詫びや事情の承知を置く頼み方を並べます。

例文 使いどころ
Sorry to do this, but I need you to come back to the office. 詫びを添えて、戻ってほしいと頼むとき
I know it’s late, but I need you to call me back. 時間が遅いと承知のうえで、折り返しを頼むとき
I know you’ve already left, but I need you to check one thing. 出たあとに、確認を一つ頼むとき

例文の Sorry to do this は、頼みごとの前に詫びを添える前置きです。I know it’s late や I know you’ve already left のように I know ~ で相手の事情を先に受けとめると、but のあとの頼みごとを切り出しやすくなります。come back to the office のように行き先を入れれば、どこへ戻るのかがはっきりします。

「I need you to ~」と言われたときの返し方

頼まれたときの返事は、引き受けるか、時間をもらうか、難しいと伝えるかで形が分かれます。以下は作中の台詞ではなく、場面に合わせて組んだ例文です。

例文 使いどころ
Sure. What’s going on? 引き受けて、用件をたずねるとき
Okay, I’m turning around now. 引き返し始めたと伝えるとき
Give me ten minutes. 着くまでの見通しを伝えるとき
Sorry, I can’t right now. Can it wait until tomorrow? 今は難しいと伝え、代案を出すとき

引き受けるなら、Sure. のあとに用件をたずねる What’s going on? を続ける形が使いやすいところです。理由を聞いてから動くのか、先に動くのかで、返事の組み立ても変わります。

Give me ten minutes. のように所要の見通しを伝えると、頼んだ人が段取りを組みやすくなります。Okay, I’m turning around now. は、引き返し始めたことをそのまま伝えます。

難しい場合は、I can’t right now. と今は無理だと言い、Can it wait until tomorrow? と代案を添える形が使えます。right now で「今は」と限っているため、あとに代案が続くと、全面的な拒否には聞こえにくくなる場合があります。

I need you to ~ は、言われた人には、断る余地の小さい言い方として響く場合があります。断るときは、Sorry や代案を添えて、事情を伝える形にしておくと収まりがよくなります。

「You can get out of here.」のあとに続く、遠慮と押し返し

作中には、その場にいなくてよいと告げる言葉と、それに続くやり取りがあります。まず、離れていいと伝える一言です。

— You can get out of here.
(もう行っていいよ。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

get out of here は、「ここから出る」という形で、その場にとどまらなくてよいと伝える言い方として使われています。同じ形を Get out of here! と勢いよく言うと、驚きや「まさか」を表す使い方にもなります。どちらの意味になるかは、声の調子と前後で決まります。

同じやり取りの続きには、次の言葉が出てきます。

— Oh, no, I’m okay.
(あ、いや、大丈夫。)
— No, forget it.
(いや、いいから。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

Oh, no, I’m okay. は、Oh, no で相手の言葉をいったん受けとめ、I’m okay で自分は問題ないと伝える遠慮を表します。I’m okay は、申し出や気づかいに対して「大丈夫です」と断る働きで使われる場合があります。

続く No, forget it. の forget it は、「忘れて」が元の形で、話をそこで打ち切る「もういい」にも、ここのように遠慮を押しとどめる「いいから」にもなります。文頭の No が前の遠慮を打ち消しており、遠慮のあとに、重ねて退ける一言が並ぶ流れです。

ここから先は、作中にない例文です。離れていいと伝える言い方と、受ける言い方を並べます。

例文 使いどころ
Go ahead. I’ve got it from here. あとは引き受けると伝え、離れていいと勧めるとき
Thanks, but I’m okay. I’ll stay a little longer. 礼を言いつつ、残ると伝えるとき
Seriously, it’s fine. Go ahead. 遠慮されて、重ねて勧めるとき
Okay, if you’re sure. Thanks. 重ねて勧められて、受けるとき

重ねて勧めるなら、Seriously, it’s fine. のように「本当にいいから」と添える形があります。受ける場合は Okay, if you’re sure. と、相手の気持ちを確かめる前置きを置いてから礼を言います。断り続けるなら Thanks, but I’m okay. と礼を先に出すと、厚意を受け取ったうえでの断りとして伝わります。

まとめ|相手の事情を受けとめて頼み、遠慮には重ねて返す

I know you’re on your way home. But I need you to turn around. で事情を承知したうえで頼み、Oh, no, I’m okay. と No, forget it. で遠慮と押し返しを交わす流れを見てきました。例文の返事を使い分ければ、頼まれる場面にも応用できます。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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