「toilet」と「washroom」はどう違う?|『メンタリスト』S07E07で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「toilet」と「washroom」はどう違う?|『メンタリスト』S07E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第7話には、トイレが使えないと伝える短いやりとりと、別のトイレの場所を案内する一文、トイレに行くことを遠回しに言う一文が出てきます。

トイレを指す英語は一つではなく、選ぶ語で響きが変わります。相手や場所に合わせて選べると、会話が運びやすくなります。語の呼び分けと、不具合の伝え方、遠回しな言い方を、作中の言い方をもとに順に整理していきます。

目次

「Toilet’s busted.」トイレが使えないと伝える短い言い方

作中には、トイレが使えないと伝える短い言い方が、続けて出てきます。

— Toilet’s busted.
(トイレが壊れてる。)
— Plugged?
(詰まってるの?)
— It’s not flushing.
(流れないんだ。)
The Mentalist Season7 Episode7 (Little Yellow House)

Toilet’s busted. は、The toilet is busted. の the を省き、is を縮めた口語の形です。busted は「壊れた」を表すくだけた言い方で、改まった場面では broken や out of order が使われます。

続く Plugged? は、Is it plugged? を縮めた形で、「詰まってる?」と尋ねる一言です。plugged は詰まりを表し、同じ場面で clogged も使われます。さらに続く It’s not flushing. は、flush(水を流す)を使って、いまの状態を述べる形です。It won’t flush. と言う形もあります。

伝えたいこと 言い方
使えない・壊れている Toilet’s busted.(作中) / The toilet is out of order.(例文)
詰まっている Plugged?(作中) / It’s clogged.(例文)
水が流れない It’s not flushing.(作中) / It won’t flush.(例文)

不具合を人に知らせるときは、Excuse me, the toilet isn’t working. のように、前置きと isn’t working を組み合わせる形もあります(例文)。isn’t working は、くだけた busted と改まった out of order の中間にあたる言い方として使えます。

「toilet」と「washroom」、設備と部屋の呼び分け

作中には、別の場所にあるトイレを案内する一文もあります。ここで使われている語は toilet ではなく washroom です。

— There is a washroom down at the end of the hall by the health club.
(廊下の突き当たり、フィットネスクラブのそばにお手洗いがあります。)
The Mentalist Season7 Episode7 (Little Yellow House)

一般に、toilet は便器などの設備そのものを指すことが多く、部屋全体を言うときは bathroom や restroom、washroom などの語が選ばれることがあります。ただし、地域によっては toilet が部屋そのものを指す場合もあり、どの語が自然かは場所や場面で変わります。優劣や頻度は断定できないため、相手が使った語に合わせると伝わりやすくなります。

washroom は、手洗い場のある部屋を指す言い方で、地域や場面によって好まれる語が分かれるとされます。案内の一文を見ると、down at the end of the hall が「廊下の突き当たり」、by ~ が「〜のそば」です。場所を示す言い方を重ねて、行き方が伝わる作りになっています。hall は建物の中の廊下を指し、the end of the hall はその突き当たりにあたります。

語 使われ方の目安
toilet 便器・設備を指すことが多い。地域によっては部屋も指す
washroom 手洗い場のある部屋。好まれる地域や場面が分かれるとされる
bathroom 家庭では、浴室を兼ねた部屋を指すことが多い
restroom 公共の場所のトイレを指す言い方として知られる

場所を尋ねるときは Excuse me, where’s the restroom? のように言います(例文)。道順を案内するときは、作中の一文のように、方向と目印を組み合わせると伝わります。

「the little boy’s room」トイレに行くことを遠回しに言う

作中には、トイレに行くことを遠回しに言う一文もあります。

— Okay, I am now gonna take the long walk to the little boy’s room.
(さてと、これからお手洗いまで長い道のりを歩いてくるよ。)
The Mentalist Season7 Episode7 (Little Yellow House)

作中の the little boy’s room は、トイレのことを遠回しに、少しおどけた言い方の一つとして知られています。toilet と直接言わずに済むため、場を和らげたい場面で耳にすることがあります。gonna は going to の口語で、I am now gonna ~ は「これから〜してくる」と席を立つ前置きになります。作中の一文には take the long walk to ~ も添えられていて、行き先までの道のりを言葉にしています。

同じ系統の言い方として、女性向けの婉曲表現とされる powder room も知られています。ただ、こうした言い回しは、場面や相手によって冗談めいて聞こえることがあります。席を立つだけなら、Excuse me for a minute. や I’ll be right back. のように、行き先に触れない形もあります(例文)。

場面 言い方
直接尋ねる Excuse me, where’s the restroom?(例文)
遠回しに言う the little boy’s room(作中) / I need to wash up.(例文)
行き先に触れず席を立つ Excuse me for a minute. / I’ll be right back.(例文)

直接的な toilet と、遠回しな the little boy’s room の間に、restroom や I need to wash up. のような中間の言い方があります。相手や場所に合わせて選べると、トイレの話題を気まずくなく切り出せます。

まとめ|呼び分けと伝え方を、短い形で

Toilet’s busted. のように短い形で不具合を伝え、場所は washroom や restroom など、場面に合う語で呼び分けます。遠回しに言うときは the little boy’s room のような言い方があります。

次回も『メンタリスト』を観ながら、日常で使える英語を一緒に見ていきましょう。

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