「none of my business」と「stay out of this」はどう違う?口を出さない・出させない英語|『BONES』S09E11で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「none of my business」と「stay out of this」はどう違う?口を出さない・出させない英語|『BONES』S09E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード11には、捜査の進め方をめぐって意見が割れ、話し合いが熱を帯びる場面があります。その中で、口をはさもうとした人が引き下がったり、話を振られて戸惑ったりする短い言葉が次々に出てきます。今回は none of my business と stay out of this を中心に、「口を出さない」「口を出させない」を表す英語を読み解きます。

どちらも「関わらない」と訳せそうですが、言葉の向きが違います。違いが分かると、人の言い合いに巻き込まれそうなときの返し方も選びやすくなります。

目次

自分から一歩引く「none of my business」

話し合いの途中、まずこんな声が飛びます。

— Really? Stop.
(本気? やめて。)

BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)

そのあと、短い問いかけをはさんで、割って入るのをやめる一言が出てきます。

— This is none of my business.
(これは私が口を出すことじゃない。)

BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)

ここでの business は「仕事」ではなく、「その人が関わるべき事柄」という意味です。It’s none of my business. は直訳すると「それは私の事柄ではない」で、自分には口を出す筋合いがない、と自分から一歩引く言い方になります。

注意したいのは、所有格を変えるだけで向きが逆になる点です。It’s none of your business. は「あなたには関係ない」と相手を突き放す言い方で、かなりきつく響くとされています。

表現 向き 響き
It’s none of my business. 自分 自分は口を出さないと引き下がる
Not that it’s any of my business, but ~ 自分 遠慮しつつ意見を言う前置き
It’s none of your business. 相手 関係ないと突き放す
Mind your own business. 相手 余計なお世話だと強くはねつける

Not that it’s any of my business, but you look tired.(口を出すことじゃないけど、疲れているみたいだね)のように、遠慮を示してから本題に入る前置きとしてもよく使われます。

関わらない・関わらせない「stay out of this」

言い合いが続く中で、スイーツの名前を呼んで話が振られます。それに対して、こう返す声があり、さらに短い言葉が重なります。

— We’re not talking about us! Huh? Right, Sweets?
(自分たちの話をしているんじゃない! ね? そうでしょう、スイーツ?)

— I thought I was supposed to stay out of this.
(この件には口を出さないことになっていると思っていたけど。)

— Who asked you?
(誰も聞いてないでしょう?)

BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)

stay out of ~ は「〜の外にいる」、つまり「〜に関わらない」「首を突っ込まない」という意味です。I was supposed to ~ は「〜することになっていた」なので、「口を出さないものだと思っていた」という戸惑いが込められています。

none of my business が「自分には関係のない事柄だ」という判断を述べるのに対し、stay out of は関わらないという行動そのものを表します。命令形にすると、相手を遠ざける言い方になります。

  • Stay out of this.(口を出さないで)
  • I’ll stay out of it.(私は口を出さないでおく)
  • Keep me out of this.(私を巻き込まないで)

Who asked you? は「誰があなたに聞いたの?」という意味で、頼まれてもいない口出しをはねつける、きつめの言い方です。

話をさえぎる短いひと言

このやり取りの少し前には、熱くなった話し合いをいったん止める言葉も出ています。

— All right? Enough.
(いい? もう十分。)

BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)

Enough. は「もうたくさん」「そこまで」と話を打ち切る一語で、冒頭の Stop. と同じく、言い合いを止めたいときに使われます。どちらも短い分、強く響くため、親しい相手か、本当に止めたい場面に向いています。職場などでやわらかく止めたいときは、Let’s take a break.(少し休憩しよう)や Let’s change the subject.(話題を変えよう)が使えます。

まとめ|口を出す・出さないを言い分ける英語

今回は『BONES』シーズン9エピソード11から、自分から一歩引く none of my business、関わらないことを表す stay out of this、話をさえぎる Stop. や Enough. を読み解きました。my と your の違いだけで、控えめな一言にも強い拒絶にもなるのが分かります。

次回も『BONES』と一緒に、場面ごとの英語を学んでいきましょう。

同じエピソードからは、見直しを持ちかける英語や、間違いを認めてもらったときの返し方もコラムで読み解いています。

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