「お会いできて光栄です」と言われたら、英語で何と返す?|『BONES』S04E23で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「お会いできて光栄です」と言われたら、英語で何と返す?|『BONES』S04E23で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン4エピソード23では、捜査に協力するため、日本からナカムラ刑事とタナカ博士がやって来ます。ブレナンのオフィスで交わされる初対面のあいさつは、ふだんの研究所の会話よりずっと改まった言葉づかいです。今回はこの場面を起点に、「光栄です」と言われたときの返し方と、礼やほめ言葉を受け止める英語を読み解きます。

かしこまった場面ほど、決まった言い回しを知っているかどうかで会話の運びが変わります。

目次

「光栄です」に「こちらこそ」と返す

ブースがナカムラ刑事をブレナンに紹介すると、ブレナンはお辞儀をして日本語で初対面のあいさつをし、会えて光栄だと伝えます。ナカムラ刑事の返事はこうです。

Nakamura: The honor is mine, Dr. Brennan. May I present to you…
(光栄なのはこちらのほうです、ブレナン博士。ご紹介させてください……)

BONES Season4 Episode23 (The Girl in the Mask)

The honor is mine.は「光栄なのは私のほうです」という意味で、相手の「光栄です」をそのまま受けて返す改まった言い方です。日常の場面では、The pleasure is mine.(こちらこそ)がよく使われます。May I present ~?は「〜をご紹介します」のかしこまった形で、This is ~.やLet me introduce ~.よりも改まった響きがあるとされています。

紹介を受けるより先に、ブレナンはタナカ博士の研究業績をすらすらと挙げて称えます。続くタナカ博士のあいさつと、それに対するブレナンの返事です。

Tanaka: I am honored to meet you. Everyone in the field accepts that you are the best.
(お会いできて光栄です。この分野の誰もが、あなたが第一人者だと認めています。)

Brennan: Yes, I know.
(ええ、知っているわ。)

BONES Season4 Episode23 (The Girl in the Mask)

I am honored to meet you.は、It’s an honor to meet you.と並ぶ改まった初対面のあいさつです。ほめ言葉にあっさりYes, I know.と返すのは、自分の評価を事実として受け取るブレナンらしい一言です。実際の会話では、Thank you, that’s very kind of you.のようにお礼で受け止めるのが無難とされています。

ブースから二人が捜査に加わると聞いたブレナンは、規則に反すると一度は渋ったあと、こう答えます。

Brennan: I would enjoy working with Dr. Tanaka.
(タナカ博士と一緒に働けるのは楽しみだわ。)

BONES Season4 Episode23 (The Girl in the Mask)

場面 表現
光栄だと言われて返す The honor is mine.
改まって人を紹介する May I present ~?
初対面で光栄だと伝える I am honored to meet you.
一緒に働く相手に I would enjoy working with ~.

感謝を「Wasn’t me.」で人に回す

その後、ブレナンは捜査の現場から外れたナカムラ刑事に、分析結果のまとめ役を頼みます。ナカムラ刑事はその気づかいを見抜いたうえで、礼を言います。

Nakamura: You are trying to make me feel useful.
(私が役に立っていると感じられるよう、気を配ってくださっているのですね。)

Brennan: No, I-I don’t really do things like that.
(いいえ、わ、私はそういうことはあまりしないの。)

Nakamura: I owe you for talking Booth out of sending me home.
(ブースを説得して私を帰国させずにいてくださったこと、恩に着ます。)

Brennan: Wasn’t me. Booth is a very empathetic man.
(私じゃないわ。ブースはとても共感力のある人なの。)

BONES Season4 Episode23 (The Girl in the Mask)

I owe you (for ~).は「(〜のことで)借りができた、恩に着る」という感謝の言い方です。talk ~ out of …ingは「〜を説得して…をやめさせる」という意味です。Wasn’t me.はIt wasn’t me.の主語が省かれた形で、礼を受け流しつつ、本当に感謝されるべき人を示す返しになっています。

このあとナカムラ刑事は、東京の警察との交流プログラムでブースと出会ったときのことを話します。

Nakamura: Then he asked a question. He asked, “How would you gentlemen handle our organized crime problem?” He was respectful.
(それから彼は質問をしました。「みなさんなら、われわれの組織犯罪の問題にどう対処しますか?」と。敬意のある人でした。)

BONES Season4 Episode23 (The Girl in the Mask)

数日間ただ話を聞き続けたあとで、相手の考えを尋ねたブースを、ナカムラ刑事はrespectful(敬意をもって接する)と表しています。How would you handle ~?は、相手の経験を尊重して意見を求めるときの問いかけです。

まとめ|「光栄です」と礼への返し方

The honor is mine.で光栄な気持ちを返し、I am honored to meet you.で初対面の敬意を伝えられます。礼を言われたときには、Wasn’t me.と感謝されるべき人に気持ちを回す返し方もあります。相手を立てる言葉がそろうと、改まった場面の会話が温かくなる様子が伝わってきます。

敬意を交わす人たちのやりとりに耳を傾けながら、『BONES』の英語をこれからも味わっていきましょう。

助手の候補者を比べる英語や、水場の呼び方をめぐる英語は、同じエピソードの別のコラムで取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次