「言い過ぎた」と謝られたら、何と返す?気まずさをほどく仲直りの英語|『BONES』S05E03で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「言い過ぎた」と謝られたら、何と返す?気まずさをほどく仲直りの英語|『BONES』S05E03で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン5エピソード3には、カムと、カムが後見人として一緒に暮らしている十代のミシェルが、ぎこちなく仲直りする場面があります。今回はこの短いやり取りを起点に、「言い過ぎた」と謝られたときにどう返すか、気まずさをほどく英語を読み解きます。

言い合いのあとの最初の一言は、母語でも難しいものです。謝る側と受け止める側、両方の言い方に目を向けていきます。

目次

「I didn’t mean what I said」、謝る側の言い方

前の場面で言い合いになり、二人は気まずいままでした。ダイナーのカウンターで食事をしているカムのもとへ、ミシェルがやって来ます。

Michelle: I didn’t mean what I said. I know you care.
(あんなこと、本気で言ったんじゃないの。心配してくれてるのは分かってる。)

Cam: Oh, it’s okay. I… I handled things badly, I guess.
(あら、いいのよ。私も……対応がまずかったんだと思う。)

BONES Season5 Episode3 (The Plain in the Prodigy)

I didn’t mean what I said.は「言ったことは本心ではなかった」と、口にした言葉を取り消す謝り方です。meanは「本気でそう思って言う」という意味で、I’m sorryを使わなくても、謝罪の気持ちがはっきり伝わります。似た形のI didn’t mean to.は「わざとじゃない」という意味で、言葉ではなく行為が意図的でなかったことを伝える点が異なります。

注目したいのは、続くI know you care.です。careは「気にかける、心配する」という意味で、「心配してくれているのは分かっている」と相手の気持ちを先に認めています。言葉を取り消すだけでなく、相手の立場への理解を添えることで、謝罪がぐっと受け取りやすくなっています。

謝る側の表現 ニュアンス
I didn’t mean what I said. 言ったことは本心じゃない
I said some things I didn’t mean. 本心でないことを言ってしまった
I know you care. 心配してくれているのは分かっている

「got off on the wrong foot」、謝られた側の返し方

カムの返事は、まずit’s okayで謝罪を受け止めるところから始まります。そのうえでI handled things badly, I guess.と、自分の対応にも問題があったと認めています。handleは「対処する、扱う」という意味で、I guessを添えることで「〜だったと思う」と語調がやわらぎます。相手だけに非を負わせない返し方が、仲直りの空気をつくっているのが分かります。

会話はこう続きます。

Michelle: Can I sit?
(座ってもいい?)

Cam: I think so. Look, Michelle, I…This is all new to me, too. So, I’m sorry if we got off on the wrong foot.
(いいと思うわよ。ねえ、ミシェル、私……私にとっても何もかも初めてのことなの。だから、出だしでつまずいたのなら、ごめんなさい。)

BONES Season5 Episode3 (The Plain in the Prodigy)

get off on the wrong footは「出だしでつまずく、最初から関係がぎくしゃくする」という意味のイディオムです。初対面や新しい関係の始まりがうまくいかなかったときに使われ、反対にget off on the right footなら「幸先のよいスタートを切る」になります。ここでは、二人の関係がぎくしゃくしてしまったことを振り返る言い方として使われています。

This is all new to me, too.は「私にとっても初めてのことだらけ」と、自分も手探りであることを打ち明ける言い方です。I’m sorry if ~は「もし〜だったならごめんなさい」とやわらかく謝る形ですが、言い方によっては責任を認めていないように聞こえることもあるとされます。カムの場合は直前に自分の非を認めているため、素直な謝罪として響いています。

謝られた側の表現 ニュアンス
It’s okay. / Don’t worry about it. いいのよ、気にしないで
I handled things badly. 私の対応もまずかった
I could have handled it better. もっとうまくやれたはずだった
Let’s start over. 最初からやり直そう

まとめ|受け止めて、自分の非も認める

I didn’t mean what I said.とI know you care.で謝る側が歩み寄り、it’s okayやI handled things badlyで受け止める側も自分の非を認めています。get off on the wrong footを使ったカムの返しからは、関係を立て直すための言葉選びが見えてきます。

ぎこちなくも温かい二人のやり取りに、仲直りの英語の手がかりが詰まっています。

この回のほかのコラムでは、才能をほめる英語や、気の進まない仕事をやんわり断る英語も取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次