「Shouldn’t we get going home?」と帰りを促されたら、何と返す?せっかくの機会に誘う英語|『BONES』S05E11で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Shouldn't we get going home?」と帰りを促されたら、何と返す?せっかくの機会に誘う英語|『BONES』S05E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

出かけた先で、相手は早く帰りたそう、自分はもう少しここにいたい。そんな場面で使える英語を、今回は取り上げます。『BONES』シーズン5エピソード11の終盤、ブレナンに帰りを促されたブースが、その場の景色を一緒に味わおうと引き留める会話が題材です。

帰りを促す言い方と、「せっかくだから」と引き留める言い方。その両方を、短いやりとりの中から拾っていきます。

目次

帰りを促す言い方と、引き留める言い方

ロズウェルの砂漠に夜が訪れ、ブースとブレナンは車の上に座って空を見上げています。ブレナンは、もう帰りたい様子です。

Booth: Quite a show, huh?
(大したながめだろ?)

Brennan: Shouldn’t we get going home?
(そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?)

Booth: Come on, Bones, how many times do you get a chance to check out a desert sky?
(おいおい、ボーンズ、砂漠の空をながめられる機会なんて、そう何度もあるか?)

BONES Season5 Episode11 (The X in the File)

ブースのQuite a show, huh?は、目の前の景色を「ちょっとした見ものだろ?」とほめ、語尾の huh で相手の同意を求める言い方です。

ブレナンのShouldn’t we get going home?は、否定の疑問文で「〜したほうがいいんじゃない?」と控えめに提案する形です。get goingは「出発する、そろそろ行く」という意味で、帰りを切り出すときの定番と言えます。We should get going. と言い切るより、相手に判断をゆだねる響きになります。

これに対するブースのhow many times do you get a chance to …?は、答えを求める質問ではありません。「そんな機会、何度もないだろ?」と、めったにない機会だと気づかせる問いかけです。帰りたい相手を正面から止めるのではなく、その場の価値に目を向けさせているのが分かります。

似た場面で使える言い方を整理すると、次のようになります。

場面 表現 ニュアンス
帰りを促す Shouldn’t we get going? そろそろ行かない?と控えめに
帰りを促す It’s getting late. もう遅いし、と事情で伝える
引き留める What’s the rush? そんなに急がなくても
引き留める How often do you get to …? めったにない機会だよ

引き留められた側の返しと、「今がチャンス」の一押し

ブレナンは、すぐには引き下がりません。

Brennan: I’ve been in the desert many times. Though, usually I’m digging in the ground, not looking up.
(砂漠には何度も来ているわ。もっとも、いつもは地面を掘っていて、上なんて見ないけど。)

Booth: Now’s your chance to look up. So, look up.
(今がそのチャンスだ。ほら、見上げてみろよ。)

Brennan: It’s ridiculous to think there’s anything on this planet worth seeing which merits crossing what are literally astronomical distances.
(この星に、文字どおり天文学的な距離を越えてまで見に来る価値があるものがあるなんて、考えるだけばかげているわ。)

BONES Season5 Episode11 (The X in the File)

I’ve been in … many times.は「もう何度も来ている」と、珍しくないことを理由に返す言い方です。そこへ文頭のThough,(もっとも)を添えて、「でも、いつもは別のことをしている」と自分で付け足しています。ブレナンらしい正確さが表れた返しです。

ブースはその言葉を逃さず、Now’s your chance to …で「だったら今がその機会だ」と背中を押します。So, look up.と同じ動詞を繰り返すことで、軽い命令が誘いの言葉に変わっています。

続いてブレナンの口から出たのは、宇宙人がわざわざ地球に来る理由についての理屈でした。It’s ridiculous to think …は「〜と考えるのはばかげている」と、理屈で受け流す言い方です。literally astronomical distancesは、本来「とてつもない」の意味でも使う astronomical を、本当に天文学の距離として使った言葉遊びになっているのが面白いところです。

まとめ|「そろそろ帰らない?」には「せっかくだから」で返す

Shouldn’t we get going? で帰りを促され、how many times do you get a chance to …? や Now’s your chance to … で引き留める流れを見てきました。相手の返しを拾って「だったら今だ」とつなげると、無理に止めずに誘いかけられます。

砂漠の夜のやりとりを思い出しながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じエピソードでは、返事ににじむ本音や、想像をふくらませる語り合いも別のコラムで取り上げています。

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