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『BONES』シーズン8エピソード13には、ブースに質問を切り出したとたん、話を最後まで言わせてもらえないやり取りがあります。言いかけるたびに No. が返ってくる場面です。今回は The answer is no. と話をさえぎられたときに、どう返すと最後まで聞いてもらえるのかを読み解きます。
相手が早合点して話をさえぎるのは、職場でも友人同士でも起こりがちな場面です。食い下がるときのひと言を知っておくと、角を立てずに話を戻すきっかけになります。
「The answer is no.」は、聞く前から断る言い方
やり取りは、ブースに質問がある、という一言から始まります。
— Booth, I have a question.
(ブース、質問があるんだけど。)Booth: You know what? Am I going to regret this?
(なあ、それって聞いたら後悔するやつか?)BONES Season8 Episode13 (The Twist in the Plot)
ブースは、質問の中身を聞く前から身構えています。続けて話そうとすると、すぐに No. でさえぎられ、まだ言い終わっていないと食い下がっても、返ってくるのはこの言葉です。
— I don’t have to. The answer is no.
(聞くまでもない。答えはノー。)— It’s not about us getting back together, okay?
(よりを戻すって話じゃないんだ、いい?)BONES Season8 Episode13 (The Twist in the Plot)
I don’t have to. は「(最後まで言わせる)必要はない」という省略で、The answer is no. は「答えはノーだ」と結論だけを先に言い切る、かなり強い言い方です。
それに返される It’s not about ~, okay? は、「〜という話じゃないんだ」と相手の早合点を打ち消す形です。何の話だと思われているのかを先に否定すると、さえぎった相手にも続きを聞く理由が生まれます。文末の okay? は「いい?」と念を押して、落ち着いて聞いてほしい気持ちを添える働きをしています。
「Hear me out.」で最後まで聞いてほしいと頼む
それでも話は続けさせてもらえません。
— If you just… hear-hear me out. I realized…
(いいから…最後まで聞いて。気づいたのは…)— No.
(だめ。)BONES Season8 Episode13 (The Twist in the Plot)
hear-hear は言いよどみで、形は hear me out(最後まで聞いて)です。hear ~ out は、反対されそうな話や言い分を「途中で口をはさまずに、最後まで聞く」という意味の句動詞で、If you just… は「とにかく〜してくれれば」と頼む前置きです。
最後まで言わせてほしいときの返し方は、ほかにもいくつかあります。
| 返し方 | ニュアンス |
|---|---|
| Hear me out. | 反対されそうでも、とにかく最後まで聞いて |
| Let me finish. | 最後まで言わせて(途中でさえぎられたとき) |
| Can I finish? | 最後まで言ってもいい?(少し抗議まじり) |
| Just give me a second. | ちょっとだけ時間をちょうだい |
| That’s not what I was going to say. | 言おうとしたのはそういうことじゃない |
Let me finish. や Can I finish? は、さえぎられた直後に使うと「まだ途中だった」ことがはっきり伝わります。言い方が強くなりすぎないよう、Sorry, can I just finish? のように前置きを添えるとやわらかくなるとされています。
「This conversation is over.」と打ち切られたら
話させてほしいという声にも、返事はこうです。
— No, I’m not gonna let you talk.
(いや、話はさせない。)— Just get it out of your mind.
(とにかく、その考えは頭から追い出して。)— You understand?
(分かった?)BONES Season8 Episode13 (The Twist in the Plot)
let + 人 + 動詞 は「人に〜させる」で、否定にすると「〜させない」になります。get ~ out of your mind は「〜を頭から追い出す・考えないようにする」という意味です。
その後も話はかみ合わないまま、やがてこう告げられます。
— This conversation is over.
(この話はおしまい。)BONES Season8 Episode13 (The Twist in the Plot)
This conversation is over. は「この話はもう終わり」と一方的に会話を打ち切る強い言い方です。このあと電話をかけに行くと告げられ、やり取りはそのまま終わります。こう言われたときは、その場で食い下がるより Can we talk about this later?(あとで話せる?)と、改めて話す機会をお願いするほうが通りやすいとされています。
まとめ|さえぎられても、ひと言で話を戻す
今回は『BONES』シーズン8エピソード13から、聞く前から断る The answer is no.、早合点を打ち消す It’s not about ~, okay?、最後まで聞いてほしいときの Hear me out. などを読み解きました。さえぎられたときのひと言を持っておくと、言いたいことを最後まで伝えるきっかけを作れます。
言いかけてはさえぎられる流れに注目して『BONES』を観ると、返し方の英語がより立体的に見えてきます。
同じエピソードの他のコラムでは、お礼やおわびへの返事の使い分けや、道具が壊れたときの英語も紹介しています。


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