「帰ってもいいよ」と言われたら、何と返す?付き添いを続けると伝える英語|『BONES』S10E08で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「帰ってもいいよ」と言われたら、何と返す?付き添いを続けると伝える英語|『BONES』S10E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード8には、デイジーの通院にアンジェラが付き添う場面があります。付き添ってもらった側が気をつかって「途中で帰ってもいい」と言い、付き添う側がそれに返す、短いけれど温かいやり取りです。

誰かに付き添ったとき、相手から「もう大丈夫だから」と言われて、どう返せばいいか迷うことがあります。今回は、気づかいを受け止めながら「ここにいるよ」と伝える英語を読み解きます。

目次

「来てくれてありがとう」と気づかわれる場面

研究所でデイジーのことが話題になる場面では、診察の予定に合わせて車で送っていく、という話が出てきます。

— She has a doctor’s appointment this afternoon, so I’m gonna drive her.
(今日の午後、彼女は診察の予約があるから、私が車で送っていくつもり)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

drive + 人 は「人を車で送る」という意味で、take her by car よりも短く言えるのが便利です。Can you drive me to the station?(駅まで車で送ってもらえる?)のように、頼むときにもそのまま使えます。

その後、診察を待つ場面で、デイジーはアンジェラにこう伝えます。

Daisy: Thanks so much for coming with me. You can leave when the doula gets here, if you want.
(付き添ってくださって、本当にありがとうございます。ドゥーラさんが着いたら、お帰りいただいて構いませんからね)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

ドゥーラは、出産の前後に医療行為ではない形で妊婦を支える付き添いの専門職とされています。

come with + 人 は「一緒に来る」で、Thanks for coming with me. は付き添ってくれた人へのお礼の定番です。続く You can leave ~, if you want. は「よかったら帰っていい」という許可の形で、相手の負担を気にする気持ちが表れた言い方と読み取れます。

「帰っていいよ」に返すひと言

この気づかいに、すぐさま返事が返ってきます。

— What? No. Why would I do that?
(え?まさか。どうして帰るの?)

Angela: Daisy, we all love you. And this is not an inconvenience for me or for any of us.
(デイジー、私たちはみんなデイジーが大好きなの。それに、私にとっても、ほかの誰にとっても、面倒なことなんかじゃないわ)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

Why would I do that? は「そんなことするわけない」という気持ちを、疑問の形で伝える言い方です。強く否定しているようでいて、相手を突き放す響きはなく、「帰るつもりはまったくない」という意思がまっすぐ伝わります。

アンジェラの not an inconvenience は「迷惑ではない」「手間ではない」という意味です。inconvenience は「不便」「面倒」を表す名詞で、相手が負担をかけていると気にしているときに、その心配を打ち消すのにぴったりの語と言えます。

ほかにも、次のような返し方がよく使われます。

返し方 ニュアンス
It’s no trouble at all. 全然手間じゃないよ
I’m happy to stay. 喜んで残るよ
I’m not going anywhere. どこにも行かないよ
I want to be here. ここにいたいんだ

お礼を言われた直後なら、You’re welcome. のひと言を添えてから続けると、やり取りがより自然になります。

「ここで待ってるね」と外で待つときの英語

診察に呼ばれたあと、外で待つことになった場面では、こんなひと言が出てきます。

— It’s okay, Daisy. I’ll just wait here.
(大丈夫よ、デイジー。ここで待ってるから)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

I’ll just wait here. の just は「ただ〜するだけ」という軽さを足し、「気にしないで」という響きを生んでいます。Take your time.(ゆっくりでいいよ)や Text me when you’re done.(終わったら連絡して)と組み合わせると、相手を急がせずに待つ気持ちが伝わります。I’ll be right here.(ここにいるからね)も、同じ場面でよく使われるひと言です。

まとめ|気づかいを受け止めて「ここにいるよ」と伝える

今回は『BONES』シーズン10エピソード8から、You can leave ~, if you want. という気づかいと、それに返す Why would I do that?、not an inconvenience、I’ll just wait here. を読み解きました。相手の心配を打ち消しながら、ここにいたい気持ちを伝えられる表現です。

付き添いの場面でこのやり取りを思い出すと、返すひと言が口から出やすくなります。

このエピソードの英語は、a hack と hack into の違いや、家族ぐるみの友人を「おじさん」と呼ぶ文化のコラムでも扱っています。

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