「feel better」と「get better」はどう違う?体調の回復を伝える英語|『BONES』S11E17で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「feel better」と「get better」はどう違う?体調の回復を伝える英語|『BONES』S11E17で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード17では、風邪をひいたブレナンと、看病するブースの様子がエピソードの始まりと終わりに描かれます。その合間には「よくなった」をめぐる言葉が何度も登場します。今回はこの流れを手がかりに、feel better、be better、get better の違いを読み解きます。

日本語では「よくなった」「早くよくなってね」のどちらも「よくなる」で言えます。英語では、本人の体感なのか、治った状態なのか、回復していく途中なのかで言い方が変わるため、違いを知っておくと体調の話がずっと伝わりやすくなります。

目次

「feel better」は本人が感じる「楽になった」

作中では、体調についてこんな言葉が出てきます。

— I am quite confident I am feeling better now.
(もう具合はよくなっていると、はっきり言えます。)

BONES Season11 Episode17 (The Secret in the Service)

少しあと、顔色がよく見えるという言葉のあとには、次のような言葉が続きます。

— Yes, I am feeling much better.
(ええ、ずいぶん楽になりました。)

BONES Season11 Episode17 (The Secret in the Service)

feel better は「(体や気分が)楽になる」という意味で、主役はあくまで本人の感覚です。熱が下がりきっていなくても、本人が楽だと感じていれば I feel better. と言えるとされています。much better のように much を添えると「ずいぶん」と程度が強まります。

体調を気づかう側の定番は Are you feeling better?(具合はよくなった?)です。別れ際に Feel better! とだけ言えば、「お大事に」に近いひと言になります。

「better」と「not contagious」は別の話

風邪のまま捜査に加わろうとする流れの中で、車の中ではこんなやり取りがあります。

— Come on. I thought you said you were better.
(ちょっと。よくなったって言ってなかった?)

— No, I said I was not contagious. There’s a difference.
(違う、うつらないって言ったの。そこは別の話。)

— Okay, you know what, this is crazy. You should be home.
(もう、どうかしてる。家で休んでいないと。)

BONES Season11 Episode17 (The Secret in the Service)

be better は「(病気が)よくなった状態にある」ことを表し、I’m better now. と言えば「もう治った」に近い意味になります。一方の contagious は「(病気が)うつる」という意味の形容詞で、I’m not contagious. は「人にうつす心配はない」という意味にとどまります。治ったかどうかとうつるかどうかを分けて言うことで、話の食い違いが生まれているのが面白いところです。

表現 意味
I’m sick. 具合が悪い
I’m contagious. 人にうつる状態だ
I’m not contagious anymore. もううつらない
I’m better now. もうよくなった

「get better」は回復していく途中を表す

エピソードの終わり近くには、謝る言葉から始まるこんなやり取りがあります。

— Booth, I’m so sorry. I feel terrible.
(ブース、本当にごめん。ひどい気分で。)

— Right, well, you really took a turn for the worse, didn’t you?
(なるほど、ずいぶん悪化したってことか。)

— No, not that. That’s not what I mean.
(いや、そっちじゃない。そういう意味じゃなくて。)

BONES Season11 Episode17 (The Secret in the Service)

feel terrible は「体調がひどく悪い」とも「申し訳なくてたまらない」とも取れる言い方です。ここでは体調の悪化(take a turn for the worse=悪いほうへ向かう)という意味に取る言葉が続き、そのあと申し訳なさを表す意味だったという言い直しが入ります。同じ言葉が二通りに読めることが分かる場面です。

その後、こんな言葉も出てきます。

— But right now, I’m here to take care of you, so you get better.
(でも今は、看病するためにここにいるから。早くよくなるように。)

BONES Season11 Episode17 (The Secret in the Service)

get better は「よくなっていく」という変化を表します。病気の人へのひと言は I hope you get better soon. や Get better soon. が定番です。

まとめ|「よくなった」を3つの言い方で

今回は『BONES』シーズン11エピソード17から、本人の体感を表す feel better、治った状態の be better、回復していく途中の get better を読み解きました。not contagious や feel terrible のように、意味の取り違えが起きやすい言葉もあわせて押さえると、体調の話がより正確に伝わります。

風邪をめぐる何気ない会話にも、使い分けの手がかりが詰まっています。次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じ回の英語は、仕事の中身を明かせないときの言い方や、大統領を指す略語のコラムでも取り上げています。

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