手伝ってくれた友人に「あなたの取り分」を渡すときの英語|『BONES』S05E15で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 手伝ってくれた友人に「あなたの取り分」を渡すときの英語|『BONES』S05E15で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン5エピソード15では、ブレナンの小説づくりに、親友のアンジェラが陰で関わっていたことが明らかになります。今回は、ブレナンがそのお礼として「あなたの取り分」を手渡す場面を起点に、お金の分け前を申し出る英語と、思いがけず受け取る側の英語を読み解きます。

お礼の気持ちをお金の形で伝えるとき、どんな言葉を選ぶかが見どころです。

目次

「It’s your share.」取り分を申し出る英語

事件の捜査の合間、ブースは電話でアンジェラに、小説づくりにどう関わっているのかを尋ねます。

Angela: Okay, look, Brennan types up her book and then I go to her place and I lie on the couch, I mean, with a glass of wine,and she reads me the book. I make suggestions.
(いい?ブレナンが原稿を書き上げたら、私が彼女の家に行ってソファに寝そべるの。ワインを片手にね。で、彼女が読み聞かせてくれて、私が意見を言うってわけ。)

Booth: Um, she reads you the whole book?
(えっと、丸ごと一冊読み聞かせてもらうのか?)

BONES Season5 Episode15 (The Bones on the Blue Line)

その後、ブレナンはアンジェラのオフィスを訪ね、一通の封筒を差し出します。

Angela: What is this?
(これ何?)

Brennan: It’s your share.
(あなたの取り分よ。)

Angela: My share of what?
(何の取り分?)

Brennan: My advance, plus an estimation of what you deserve for the other two books.
(私の前払い金と、ほかの2冊についてあなたが受け取るべき分の見積もりよ。)

Angela: Okay, would you stop talking as though I know what you’re talking about?
(ちょっと、私が話を分かってる前提で話すの、やめてくれない?)

Brennan: I’ve come to realize, over the past couple days, that you deserve twenty-five percent of what I get for my books.
(この数日で気づいたの。私が本で得るものの25パーセントを、あなたは受け取るべきだって。)

BONES Season5 Episode15 (The Bones on the Blue Line)

shareは「分け前・取り分」を表す名詞で、your shareは「あなたの分」です。It’s your share.と言い切ることで、「お礼」ではなく「当然あなたのものだ」という位置づけで渡しているのが分かります。

deserveは「〜を受けるに値する」という動詞で、you deserve 〜は「あなたは〜を受け取って当然だ」という言い方です。ブレナンは感謝の言葉を並べる代わりに、取り分の割合を具体的な数字で示しています。気持ちより根拠を重んじるブレナンらしい渡し方と言えます。

advanceは、出版の世界で著者に前もって支払われるお金を指すことがある語です。

「This is twenty-five percent?」思いがけず受け取る側の英語

突然の話に、アンジェラはさらに「これはブースの考え?」と確かめます。

Angela: So, is this Booth’s idea?
(で、これってブースの考え?)

Brennan: Uh, no. I did my own math. Booth is terrible at math.
(いいえ。計算は自分でしたわ。ブースは計算がひどく苦手だもの。)

Angela: Well, I meant the whole “share” thing.
(そうじゃなくて、「取り分」っていう話のほうよ。)

Brennan: Booth’s surprise at your involvement caused me to reevaluate our arrangement.
(あなたが関わっていたことにブースが驚いたのを見て、私たちの取り決めを見直すことにしたの。)

BONES Season5 Episode15 (The Bones on the Blue Line)

アンジェラの「ブースの考え?」を、ブレナンは「計算」の話だと受け取って答えています。言葉を文字どおりに受け取るブレナンと、話の筋を正すアンジェラのずれが面白いところです。arrangementは「取り決め」のことで、reevaluate our arrangementは二人の間の約束ごとを見直すという意味になります。

封筒を開けたアンジェラは、中身を見て思わず息をのみます。

Angela: Oooh.
(うわぁ。)

Brennan: Is my math incorrect?
(計算が間違ってる?)

Angela: Wow..um, this is… this is twenty-five percent?
(わぁ…えっと、これって…これで25パーセント?)

Brennan: Yes. I figure if my agent gets ten percent – you deserve more.
(ええ。エージェントが10パーセントもらうなら、あなたはそれ以上もらうべきだと思って。)

BONES Season5 Episode15 (The Bones on the Blue Line)

表現 使う場面
It’s your share. 取り分を差し出す
You deserve 〜 受け取って当然だと伝える
My share of what? 何の分か確かめる
reevaluate our arrangement 取り決めを見直す
This is 〜? 思わぬ金額を確かめる

まとめ|「当然の分」として渡す、驚きつつ受け取る

It’s your share と you deserve で「当然の取り分」として差し出し、My share of what? や this is twenty-five percent? で戸惑いながら受け取るまでの流れが、ブレナンとアンジェラのやりとりから見えてきます。

親友どうしのお金の話がどう着地するのかに注目しながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

このエピソードでは、恋の終わりを表す英語や、手紙の代書業をめぐる英語もコラムで扱っています。

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