「chores」とは?アメリカの子どものお手伝いの文化と英語|『BONES』S10E07で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「chores」とは?アメリカの子どものお手伝いの文化と英語|『BONES』S10E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード7の冒頭近くには、朝食の席で幼い娘のお手伝いが話題になる場面があります。今回はこの場面を入り口に、子どものお手伝いを表す chores という言葉と、アメリカの家庭でのお手伝いの考え方を紹介します。

お手伝いは日本の家庭でもおなじみですが、英語圏では「何歳ごろに、どんな用事を任せるか」がよく話題になります。ことばと習慣をセットで知っておくと、子育ての話題にもついていきやすくなります。

目次

「chores」は家の決まった用事のこと

場面は、ブースが冗談まじりに「娘はいつになったら皿洗いをしてくれて、朝ごはんのあと自分がおもちゃで遊べるようになるのか」と問いかけるところから始まります。この話題をめぐって、次のような言葉が交わされます。

— Well, if you feel she’s ready for chores, we could start with a simpler task, like clearing the table.
(もうお手伝いができると思うなら、食卓の片づけみたいな、もっと簡単なことから始めてもいいんじゃない?)

— Yeah, just have to pick up all the broken pieces. I’ll let her be a princess for a few more years.
(まあ、割れたお皿のかけらを拾って回ることになるだけだし。あと何年かは、お姫様のままでいてもらおう。)

BONES Season10 Episode7 (The Money Maker on the Merry-Go-Round)

chores は、皿洗いや掃除、ごみ出しのように、家で決まって発生する用事を指す言葉です。複数形で使われることが多く、do chores(家の用事をする)、household chores(家事)の形でよく登場します。子どもについて言うときは、日本語の「お手伝い」にあたります。

be ready for chores は「お手伝いを任せられる段階にある」という言い方です。後半の let her be a princess は、もう少し甘やかしておこう、という冗談で、皿を割られる心配を笑いに変えているのが分かります。

アメリカの家庭で語られる「年齢に合ったお手伝い」

英語圏の子育ての記事では、age-appropriate chores(年齢に合ったお手伝い)という言い方がよく使われます。アメリカ小児科学会の保護者向けサイトでも、お手伝いは子どもの責任感を育てる大切な機会として紹介されています。

一般によく挙がる目安は、次のようなものとされています。

年齢の目安 お手伝いの例
3〜5歳ごろ put away toys(おもちゃを片づける)/ clear the table(食卓を片づける)
6〜8歳ごろ set the table(食卓の準備をする)/ make the bed(ベッドを整える)
9歳ごろ以上 do the dishes(皿洗いをする)/ take out the trash(ごみを出す)

作中で「皿洗いより、まずは食卓の片づけから」という流れになるのも、この目安とよく重なっています。もちろん年齢の区切りは家庭によってさまざまで、子どもの様子に合わせて任せる内容を変えるのが一般的です。

家庭によっては、冷蔵庫などに chore chart(お手伝い表)を貼り、できた日にシールを貼るといった工夫もあるとされています。お手伝いと allowance(お小遣い)を結びつけるかどうかは家庭ごとに考え方が分かれるところで、決まった形があるわけではありません。

お手伝いを頼む・ほめるときの英語

子どもにお手伝いを頼むときは、命令形よりも Can you ~? の形がよく使われます。

  • Can you clear the table for me?(食卓を片づけてくれる?)
  • It’s your turn to do the dishes.(今日は皿洗いの当番だよ)
  • Don’t forget to put away your toys.(おもちゃの片づけを忘れないでね)

終わったあとは、Thanks for your help. や Good job! のように、短いひと言でほめるのが定番です。chores は大人の会話でも使われ、I have some chores to do this weekend.(週末は家の用事がいくつかある)のように、予定を伝えるときにも便利です。

まとめ|chores から見える家庭の日常

今回は『BONES』シーズン10エピソード7の朝食の場面から、chores という言葉と、年齢に合ったお手伝いを考えるアメリカの家庭の習慣を紹介しました。do the dishes や clear the table といった言い回しは、子育ての話題でも大人の日常会話でも役に立ちます。

何気ない家族の会話の中にも、英語圏の暮らしの手ざわりが映し出されています。

このエピソードの英語は、書類仕事と内勤を言い分けるコラムや、大きな目標を聞いたときの返し方のコラムでも読み解いています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次