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『BONES』シーズン4エピソード24では、捜査で訪れた学生の社交クラブの建物の一室で、ブースとブレナンが鍵付きのスーツケースを開けようとします。手がかりは誕生日の数字。ところが、ブレナンが答えた日付の並び順は、ブースが思っていたものと違っていました。今回はこの場面を起点に、アメリカで一般的とされる日付の書き方と、国や地域による違いを読み解きます。
同じ数字でも、並べ方ひとつで別の日になる。日付の表記ならではの落とし穴です。
「科学式」と「アメリカ式」ですれ違った誕生日
部屋で見つけたスーツケースを開けようと、ブースが誕生日を尋ねると、ブレナンは数字で答えます。
Brennan: 11-05-89
(11-05-89よ。)BONES Season4 Episode24 (The Beaver in the Otter)
少し話がそれたあと、ブースはこう聞き返します。
Booth: Did you give me Beaver’s birthday the scientific way?
(あいつの誕生日、科学式で言ったのか?)Brennan: Day, month, year, if you want month-day-year, 05-11-89
(日・月・年の順よ。月・日・年がいいなら、05-11-89。)Booth: Ha-ah! Look at that! So when I ask a question, just answer in American, that’s all
(よし!ほら開いた。じゃあ俺が何か聞いたら、アメリカ式で答えてくれ。それだけだ。)BONES Season4 Episode24 (The Beaver in the Otter)
ブレナンの最初の答えは「日・月・年」の順で、1989年5月11日を表していました。ところがブースは「月・日・年」の順で読むつもりだったため、11月5日と受け取っていたことになります。並べ直した数字で鍵が開き、ブースはanswer in Americanと冗談めかして返します。
本来、言語としては「英語で答えて」ですが、ここでのAmericanは「アメリカ流の書き方で」という意味合いです。ブースが「科学式」と呼ぶのは劇中の言い方で、科学の分野でこの順番と決まっているわけではありません。
国や地域で異なる日付の並び順
アメリカでは、日付を「月・日・年」の順に書くのが一般的とされています。一方、イギリスやヨーロッパの多くの国などでは「日・月・年」の順が広く使われるとされ、日本ではおなじみの「年・月・日」の順が主流です。
| 並び順 | 1989年5月11日の書き方 | 主に使われるとされる地域 |
|---|---|---|
| 月・日・年 | 05/11/1989 | アメリカ |
| 日・月・年 | 11/05/1989 | イギリス、ヨーロッパの多くの国など |
| 年・月・日 | 1989/05/11(ISO 8601では1989-05-11) | 日本、国際規格(ISO 8601)など |
厄介なのは、日にちが12以下のときです。11と05はどちらも月として成り立つため、数字だけでは5月11日なのか11月5日なのかを判断できません。ブースとブレナンのすれ違いも、まさにこのパターンです。逆に日にちが13以上なら月にはなりえないので、取り違えは起こりにくくなります。
国際的な場面では、年・月・日の順を定めた国際規格の形式(例:1989-05-11)が使われることもあります。
英語で日付を書く・読むときのポイント
取り違えを避けるには、月を数字ではなく英単語で書く方法がよく勧められます。アメリカ式ならMay 11, 1989、イギリス式なら11 May 1989のように書けば、並び順が違っても誤解は起きにくくなります。海外の書類やオンラインの入力欄では、MM/DD/YYYYやDD/MM/YYYYのように並び順が添えられていることが多く、記入前にそこを確かめるだけでも取り違えを防げます。
読み上げるときは、アメリカではMay eleventhのように「月+序数」で言うことが多く、イギリスではthe eleventh of Mayという言い方もよく聞かれるとされます。
確認したいときは、Is that day-month-year or month-day-year?(日・月・年の順ですか、それとも月・日・年ですか?)と聞けば確実です。劇中でブレナンがDay, month, yearと並び順を言葉にしてから数字を言い直したのも、同じ発想と言えます。
まとめ|日付は並び順まで確かめる
アメリカで一般的とされる「月・日・年」、イギリスなどの「日・月・年」、日本や国際規格の「年・月・日」。数字だけの日付は読み違えやすく、月を英単語で書くか、並び順を確かめるひと言を添えると安心です。
スーツケースの暗証番号ひとつで生まれたすれ違いを思い出しながら、これからも『BONES』の英語を一緒に楽しんでいきましょう。
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