つきあいの「ステージ」を語る英語|『BONES』S01E06で学ぶ英会話

『BONES』コラム: つきあいの「ステージ」を語る英語|『BONES』S01E06で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

法医学サスペンスの『BONES』は、事件の合間に登場人物たちの私生活を丁寧に描くのも持ち味です。シーズン1第6話では、ブースと恋人テッサの関係を、アンジェラが茶化す場面が挟み込まれます。

交際の進み具合を「段階」を数えるように語る言い回しが登場し、そこには日常会話で使えるカジュアルな英語表現が詰まっています。

目次

同棲前の「お試し」を表す言い回し

ブースとテッサのジャマイカ旅行の計画を聞いたアンジェラは、こう茶化します。

ANGELA: You have keys to each other’s places. You’ve done the weekend away a couple times. Yeah, it’s time for the ten-day vacation. You know, Jamaica’s like a dry run for living together only with rum punch and steel drums
(お互いの家の鍵を持ち合って、週末旅行も何度かしてる。そろそろ10日間の休暇でしょ。ジャマイカ旅行なんて、ラムパンチとスティールドラム付きの同棲の予行練習みたいなものよ)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

dry run は「本番前の予行練習」を意味する表現です。もともとは軍事・技術系のテストに由来しますが、現在ではプレゼンの通し稽古やイベントの事前準備など、日常会話からビジネスの場まで幅広く使われる、比較的フォーマルな場でも通用する言い方です。

このやり取りの少し前、アンジェラは二人の旅行を pre-shacking up test vacation(同棲前のお試し旅行)とも呼んでいます。shack up(同棲する)はかなりくだけたスラングで、親しい友人同士の会話にはよく馴染みますが、報告書やあらたまった場での会話には向かない表現です。

交際の「ステージ」を数える表現とbalk

研究所のプラットフォームでは、アンジェラが交際の進み方を段階に分けて説明する場面があります。

ANGELA: They got freaked out by stage six.
(二人は六番目の段階に怖気づいたのよ)

BRENNAN: What’s…what’s stage six?
(六番目の段階って何?)

ANGELA: One, spend the night. Two, spend the weekend. Three, exchange keys. Four, sexy weekend getaway. Five, extended vacation, inevitably followed by six-move in together.
(一つ、一晩泊まる。二つ、週末を一緒に過ごす。三つ、鍵を交換する。四つ、セクシーな週末旅行。五つ、長めの休暇。そして必然的に六つ目—同棲ね)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

段階を数える会話の少し後、アンジェラはこう続けます。

ANGELA: They got to stage five, and they balked.
(二人はステージ5まで進んで、尻込みしたのよ)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

balk (at) は「重要な決断の直前で尻込みする、怖気づく」という意味の言葉です。野球のルール(投球動作の反則)にも同じ単語が使われますが、日常会話では大きな決断を前に足がすくむ様子を表す時によく使われます。

物語の終わり、静かなバーでブースはブレナンにこう尋ねます。get away(短い休暇を取る、息抜きに出かける)という表現で、旅行のニュアンスを気軽な日常会話に落とし込んでいる場面です。

表現 意味 使う場面
dry run 本番前の予行練習 日常会話からビジネスまで幅広く
shack up 同棲する 親しい相手とのくだけた会話
balk (at) 尻込みする、怖気づく 重要な決断の場面
get away 息抜きに出かける 旅行や休暇の話題

まとめ|関係性の「段階」を語る日常英語

dry run、shack up、stage six、balk、get away。交際の進み方を段階になぞらえて語るアンジェラの言葉には、カジュアルな英語表現がぎっしり詰まっています。

身近な関係性を語る場面からも、日常で使える英語の姿が見えてきます。

事件だけでなく登場人物たちの日常にも目を向けると、このエピソードの英語表現の幅がさらに広がります。


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