「he had such a nice face, we figured, what the hell?」に見る、大雑把な判断理由を軽いノリで片付ける言い方|『CHUCK』S04E22で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「he had such a nice face, we figured, what the hell?」に見る、大雑把な判断理由を軽いノリで片付ける言い方|『CHUCK』S04E22で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン4 第22話に登場する、大雑把な判断理由を軽いノリで片付ける言い方です。手がかりを追う途中、チャック・サラ・ケイシーが立ち寄った一軒の家で、老婦人に応対してもらう場面が描かれています。

突然の訪問を丁寧に詫びて頼み事を切り出す言い方から、大雑把な判断理由を軽いノリで片付ける言い方まで、順番に見ていきます。

目次

突然の訪問を丁寧に詫びてから、要点だけ手短に伝えて頼み事をする言い方

チャック・サラ・ケイシーは一軒の家を訪ね、応対に出た老婦人に対して、チャックが車の故障を告げます。まず非礼を詫びてから、こう切り出します。

Chuck: Uh, so sorry to disturb you, ma’am, but our car has just broken down, and I was looking in the, in the boot– the bonnet.
(ええと、突然お邪魔してすみません、奥さん、車が故障してしまって、トランクの中を、いや、ボンネットの中を見ていたんです。)

CHUCK Season4 Episode22 (Chuck Versus Agent X)

so sorry to disturb you は、突然の訪問を丁寧に詫びる決まり文句です。boot は英国英語で車のトランクを指す語、bonnet も同じく英国英語で、エンジンルームの蓋にあたるボンネットを指す語です。トランクの方を言いかけてからボンネットへ言い直しているのは、方言の違いではなく、車のどの部分を見ていたかという言い間違いをその場で訂正している様子を表しています。

続けてサラも、要点だけを手短に伝えて頼み事を切り出します。

Sarah: Uh, long story short we’re stranded. Could we please use your phone?
(ええと、手短に言うと、立ち往生してしまって。電話をお借りできますか?)

CHUCK Season4 Episode22 (Chuck Versus Agent X)

long story short は、経緯を省いて結論だけを伝える時に使う言い方です。詳しい説明を省いてから could we please use your phone? と丁寧に頼み事を続ける流れが、手短さと礼儀正しさを両立させています。

stranded は「立ち往生した、身動きが取れない」という状態を表す語で、車のトラブルや悪天候で足止めされた場面でよく使われます。事情を長々と語らずに一語で状況を伝えられる、便利な言い方です。

婚約者だと伝えながら自然に説明する言い方、そして判断理由を軽いノリで片付ける言い方

老婦人からの問いかけに、サラは英国訛りを保ったまま、婚約者だと伝えながら答えます。

Sarah: Um, not far from here, actually. I was just showing my fiancé a bit of the countryside before the wedding. He’s American, of course.
(ええと、ここからそう遠くない場所なんです。結婚式の前に、婚約者に田舎の景色を少し見せてあげていただけで。彼はアメリカ人なんですけどね。)

CHUCK Season4 Episode22 (Chuck Versus Agent X)

I was just showing my fiancé ~ という言い方で、目的地や理由をさりげなく添えながら、自然な形で状況を説明しています。of course の一言が、話全体をさらりと締めくくっています。

続けて老婦人が残るもう一人について尋ねると、チャックは同行するケイシーをこう紹介します。

Chuck: He is-is a hitchhiker we picked up on the edge of town. Yeah, he had such a nice face, we figured, what the hell?
(彼は、その、町外れで拾ったヒッチハイカーなんです。ええ、すごくいい顔をしてたので、まあいいか、って。)

CHUCK Season4 Episode22 (Chuck Versus Agent X)

we figured, what the hell? は、深く考え込まずに「まあいいか」と判断した理由を軽いノリで片付ける言い方です。he had such a nice face という単純な理由づけと組み合わさることで、行き当たりばったりな判断がユーモラスに映る一言になっています。

まとめ|大雑把な理由を軽く片付ける言い方

訪問を詫びて頼み事を切り出す言い方、そして判断理由を軽いノリで片付ける what the hell? の使い方を見てきました。とっさの受け答えの中にも、状況に応じた言葉選びが見えてきます。

軽いノリで理由を片付ける柔軟さの奥に、その場をやり過ごす機転が見え隠れしています。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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