付き合っている相手のことを、英語ではどう呼んで紹介する?|『CHUCK』S05E09で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 付き合っている相手のことを、英語ではどう呼んで紹介する?|『CHUCK』S05E09で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回のテーマは、『CHUCK』シーズン5 第9話に出てくる、付き合っている相手のことをどう呼んで紹介するかの英語です。本話では、ケイシーとガートルードの関係を周りがどう呼ぶか、ケイシー自身がどう言い表すかが、会話の端々に表れます。

恋人という呼び方を否定する一言から、自分に向けられたくない呼び名を拒む言い方、家族への紹介と言い直しまで、四つの場面を順に追っていきます。

目次

「girlfriend」を否定し、呼び名を拒む言い方

ガートルードからの依頼を受けたあと、チャックが彼女をケイシーのガールフレンドと呼ぶと、ケイシーはそれを打ち消します。

Casey: She’s not my girlfriend.
(あいつは俺の恋人じゃない。)

Chuck: Whatever you want to call her, she’s our new client.
(呼び方はどうでもいいけど、彼女はうちの新しい依頼人だよ。)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

girlfriend は、英語では交際している女性を指すのが一般的な使い方です。ケイシーは She’s not my girlfriend. と、相手との関係を言い当てられたところを否定しています。チャックの Whatever you want to call her は「どう呼ぶにせよ」と呼称の問題を脇に置く前置きで、そのまま she’s our new client と本題に話を戻します。呼び方の議論に深入りせず、先へ進めるときに使える組み立てです。

場面は変わり、マイアミ行きが任務ではなく旅行だったと受け止めたケイシーは、モーガンにそのことを話して不満をこぼしたうえで、こう言い切ります。

Casey: I’m not a kept man.
(俺はヒモなんかじゃない。)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

kept man は、経済的に相手に頼って暮らす男性を指す言い方で、日本語の「ヒモ」に近い語感を持ちます。I’m not a 〜. は、自分に向けられたくない呼び名をはっきり拒むときの基本の形です。任務だと思っていたものが旅行だったと話した流れで、この一言が出ています。

本心を伝え、家族に「友人」として紹介する

その後、ガートルードはケイシーを旅行に連れ出したことを謝ります。

Verbanski: I’m sorry for dragging you on a glorified vacation.
(名ばかりの休暇にあなたを付き合わせて、ごめんなさい。)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

drag someone on 〜 は「人を〜に無理に連れて行く」、glorified は「体裁だけ立派な、名ばかりの」という意味です。ガートルードはこのあと、そばにいたかったのだと本心を打ち明け、ケイシーも同じ気持ちだと短く返します。

場面が変わって、ケイシーは娘のアレックスにこう切り出します。

Casey: So, I have this friend. She’s out of town right now, but I’d like… for you to meet her sometime.
(それでな、友人がいるんだ。今は町を離れてるが、いつか……お前に会ってほしい。)

Alex: Friend? Like a girlfriend?
(「友人」? 恋人みたいな?)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

I have this friend. の this は、相手がまだ知らない人を話題に持ち出すときの口語的な使い方です。I’d like for you to meet 〜 は「〜に会ってほしい」と紹介を申し出る形で、ここでは sometime を添えて急がない申し出にしています。アレックスは Like a girlfriend? と、friend という語の中身を確かめています。

Casey: Nah… not like a girlfriend.
(いや……恋人みたいなのじゃない。)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

アレックスがひとまず受け止めると、ケイシーは言い直します。

Casey: Yeah, actually, like a girlfriend.
(ああ、実は、恋人みたいなもんだ。)

CHUCK Season5 Episode9 (Chuck Versus the Kept Man)

actually は「実は」と、直前の発言を訂正するときの合図になる語です。like a girlfriend の like は「〜のような」とぼかす働きを持ち、恋人と言い切らずに関係を認める言い方として使われます。アレックスは、その人に会ってみたいと答えます。

まとめ|呼び方を否定し、言い直して紹介する英語

否定の She’s not my girlfriend.、呼称を脇に置く Whatever you want to call her、呼び名を拒む I’m not a 〜.、紹介の I’d like for you to meet、actually での言い直しを見てきました。呼び方の変化が追えます。

次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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