「confide in」の意味と使い方|『CHUCK』S01E02で学ぶ英会話

「confide in」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

他人には言えない悩みや秘密を、「この人になら話せる」と思える相手に打ち明けたこと、ありますよね。

そんなときに使える「confide in」を、『CHUCK』シーズン1第2話、姉エリーが弟チャックの新しい交際相手にまだ会えていないと不満を漏らす場面で、親友モーガンが得意げに口にするシーンから、一緒に見ていきましょう。

目次

「confide in」の意味とニュアンス

confide in
意味:〜に(秘密や悩みを)打ち明ける、〜を信頼して相談する

confide は「信頼して打ち明ける」という意味の動詞で、後ろに in を伴って confide in ~ の形をとると、「〜に秘密や悩みを明かす」という意味になります。ポイントは、単に情報を伝える tell とは違い、「相手を信頼しているからこそ私的なことを明かす」という信頼関係が前提になっている点です。

in の後ろには打ち明ける相手(人)が入ります。confide in a friend(友人に打ち明ける)、the only person I can confide in(打ち明けられる唯一の人)のように使われ、悩みごとの相談から秘密の告白まで、相手への信頼が土台にある場面で活躍します。やや改まった響きもあり、深い信頼を示したいときにしっくりくる表現です。

【ここがポイント!】

  • 核は「信頼して打ち明ける」、ただ伝える tell との温度差がこの語の持ち味
  • in の後ろには打ち明ける相手(人)を置く、というセットで覚えるのがコツ
  • 相手への信頼が前提だからこそ、関係の深さがにじむ一言

『CHUCK』S01E02のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

弟チャックの新しい交際相手に、親友モーガンは会えたのに自分はまだ会えていない——そう気づいた姉エリーが不満を漏らします。そこでモーガンが「チャックは自分に秘密を打ち明けている」と胸を張る、二人の軽妙な応酬が見どころの場面です。

Morgan: Well… yeah, he confides in me, Ellie. He tells me his deepest, darkest secrets, which you could, too, by the way.
(まあ…うん、チャックは俺に打ち明けてるんだよ、エリー。一番深くて暗い秘密もね。ちなみに、君もそうしていいんだぜ。)

Ellie: Here’s one: I loathe you.
(じゃあひとつ教えてあげる。あなたのこと、大嫌い。)

Chuck Season1 Episode2 (Chuck Versus the Helicopter)

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シーン解説と心理考察

モーガンが confides in me と胸を張る一言には、自分こそチャックの一番の理解者だと誇示したい気持ちがにじむ場面です。秘密を打ち明けられる関係であることを、エリーへの対抗心まじりに差し出しています。

続く「君もそうしていい」という誘いも、自分が秘密の受け皿である優位を、さりげなく見せつける響きを帯びています。それを受けたエリーが「秘密を教えてあげる、あなたが大嫌い」と即座に切り返すことで、得意げなモーガンの空気が一気にしぼむ流れになっています。confide in という信頼を前提にした言葉が、相手にあしらわれる対比が、コメディの呼吸として響きます。二人の遠慮のない距離感が、短いやり取りに表れています。

『CHUCK』流・覚え方のコツ

confide の中には fide という綴りが隠れています。これは「信頼」を意味する語根で、fidelity(忠実)や faith(信頼)とも同じ仲間です。「相手の中(in)に信頼(fide)を預ける」と分解すると、confide in の「信頼して打ち明ける」がそのまま像になります。

モーガンが胸を張って「チャックは俺に打ち明けてるんだ」と得意顔で言う場面を思い出すと、ただ伝えるのではなく「信頼して秘密を預ける相手」を指すこの表現が、記憶に残りやすくなります。

このエピソードの他のフレーズ

例文で覚える「confide in」

打ち明ける相手を in の後ろに置くだけで、信頼関係のこもった「相談する・打ち明ける」が表せます。場面を変えて三つの使い方を見てみましょう。

She’s the only person I can confide in.
(彼女は私が秘密を打ち明けられる唯一の人なんだ。)
信頼できる相手について語る場面です。can と組み合わせて「打ち明けられる相手」を表す、最も自然な形のひとつです。

He confided in his sister about his money problems.
(彼は金銭的な問題について姉に打ち明けた。)
家族に悩みを相談する場面です。confide in 人 about 事柄、という語順をまるごと押さえると応用が利きます。

A: You’ve seemed down lately. Is everything okay?
B: Honestly, you’re the first person I’ve felt I could confide in about this.
(A:最近元気なさそうだけど、大丈夫?)
(B:正直、この話を打ち明けられると思えたのは君が初めてなんだ。)
心配してくれる相手に本音を明かす会話です。信頼できる相手にだけ打ち明ける、というこの表現の核がよく出ています。

あわせて覚えたい関連表現

open up to ~
(〜に心を開く、本音を話す)
confide in が「秘密や悩みを打ち明ける」に焦点があるのに対し、open up to は感情面で心を開く広いニュアンスです。打ち明ける対象は秘密に限りません。

tell ~ a secret
(〜に秘密を話す)
単に秘密という情報を伝える行為を指します。confide in にある「信頼しているからこそ明かす」という関係性の重みは、こちらでは弱まります。

trust ~ with something
(〜に(秘密などを)託す、任せる)
信頼して預ける点は近いですが、trust ~ with は秘密・物・仕事など対象が広い表現です。confide in は「打ち明ける」という行為そのものを指します。

Note|confide に隠れた「信頼(fide)」のルーツ

confide in を覚えるとき、confide の真ん中にある fide に目を向けると、意味がぐっと腑に落ちます。

fide は「信頼する」を意味するラテン語 fidere に由来する語根で、英語のあちこちに顔を出します。fidelity(忠実)、faith(信頼・信仰)、confidence(自信・信頼)、そして fiancé / fiancée(婚約者)まで、すべてこの fid- の仲間です。confide はもともと con-(完全に)+ fidere(信頼する)から成り、「すっかり信頼を寄せる」が出発点でした。そこから「信頼して秘密を打ち明ける」という現在の意味が育っていったとされています。婚約者を表す fiancé が同じ語根から来ているのも、「信頼を交わした相手」という発想を思えば、つながりが見えてきます。

この成り立ちを知ると、confide in が単なる「話す」ではなく、相手への信頼ごと言葉を預ける表現だということが、より鮮明になります。

打ち明けるという行為の根っこに、信頼が静かに息づいているのですね。

まとめ|モーガンの得意顔から学ぶ、信頼して打ち明ける一言

confide in は、相手を信頼しているからこそ秘密や悩みを明かす、という関係性のこもった表現です。fide(信頼)という語根に支えられ、in の後ろに打ち明ける相手を置くことで成り立ちます。

ただ情報を伝える tell とは違い、この一言を選ぶだけで、相手への信頼や打ち明けることの重みがにじみます。深い話を切り出したいとき、信頼できる相手を語りたいときに、関係の深さごと伝えられる言葉です。

誰かを心から信頼して話したくなる場面で、表現の引き出しに加えてみてください。

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