海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『メンタリスト』シーズン5第9話には、住宅の広さや部屋数、設備を英語で述べる発言が、場面をまたいで何度も出てきます。数字と名詞を並べるだけで情報が伝わる、実用的な言い回しがそろっています。
英語では、床面積の言い方、部屋数の数え方、設備の並べ方、広さを強調する語が、それぞれ決まった形で現れます。登場する場面の順に、ひとつずつ見ていきます。
「large square footage」広さと部屋数、設備を並べる
まず、広さや部屋数、設備を一続きに並べる発言が出てきます。
— Well– I need, uh, large square footage.
(ええと、広い床面積が必要です。)
— 4-bedroom, 3 1/2 bathrooms,
(寝室4つ、浴室3つ半、)
— slab granite countertops in your gourmet kitchen.
(本格仕様のキッチンに、一枚板の花崗岩の天板。)
The Mentalist Season5 Episode9 (Black Cherry)
square footage は、平方フィートで測った面積を指す名詞で、住宅の広さを言うときに使われる語です。large が付くと、広い面積という意味になります。Well– と uh は言いよどみを表す間投詞です。
続く 4-bedroom, 3 1/2 bathrooms は、数と名詞を並べるだけの形です。4-bedroom は、bedroom が単数形のままハイフンでつながり、形容詞として働いています。3 1/2 bathrooms の 1/2 は、半分の浴室を意味します。一般に、浴槽やシャワーを備えない小さな浴室を、半分と数えることがあります。
三つめの slab granite countertops in your gourmet kitchen は、設備を名詞の連なりで示します。slab は厚い一枚板、granite は花崗岩、countertops は調理台の天板を表します。gourmet kitchen は、料理に力を入れた設備のキッチンを指す語です。your は、聞き手の側のものとして示す言い方です。
「the centerpiece of ~」案内する側の言い回し
場面が移り、モデルハウスの中の説明が始まります。
— Now, the living room is the centerpiece of the Catalina’s 4,000-square-foot living area.
(さて、リビングは、カタリナの4,000平方フィートの居住スペースの中心です。)
— And over here we have slab granite countertops in your gourmet kitchen.
(こちらには、本格仕様のキッチンの、一枚板の花崗岩の天板があります。)
— Nice flooring. Very solid.
(いい床材ですね。とてもしっかりしています。)
— Yeah. Nothing but upscale to the max in a Wintergrove home. Mm.
(ええ。ウィンターグローブの家は、どこまでも高級です。うん。)
— Not really feeling it. You know, I gotta– I gotta… feel it.
(あまりピンときません。ほら、感じなくては。)
The Mentalist Season5 Episode9 (Black Cherry)
最初の発言の centerpiece は、中心になるものを指します。4,000-square-foot living area は、数字と単位がハイフンでつながって形容詞になる形で、foot は単数のままです。広さを名詞の前から修飾する書き方です。
二つめの And over here we have ~ は、案内の切り出しとして、「こちらには〜があります」と目の前の設備を示します。先ほどの slab granite countertops in your gourmet kitchen が同じ形で再び出てくる点も、設備の説明の型として目を引きます。
Nice flooring. Very solid. は、床材をほめる短い感想です。solid は「しっかりしている」という意味で、作りの確かさを表します。
Nothing but upscale to the max の nothing but は「〜だけ」、upscale は「高級な」、to the max は「最大限に」という意味です。Mm. は短い相づちです。最後の Not really feeling it. は、feel it が「ピンとくる」という意味で、not really が否定をやわらげます。gotta は got to の縮まった形です。この言葉の背景にある意図は、台詞だけでは確かめられません。
「a whopping 4,300 square feet」広さを強調する語
別の家の案内になると、広さを強調する言い方が出てきます。
— So this is Catalina II. It’s a whopping 4,300 square feet of living space.
(では、こちらがカタリナ2です。居住スペースは、なんと4,300平方フィートもあります。)
The Mentalist Season5 Episode9 (Black Cherry)
whopping は、並外れて大きいことを表す口語的な形容詞です。数字の前に置いて、数字の大きさを強調します。square feet は foot の複数形で、数字が複数のときは feet になります。先ほどの 4,000-square-foot との違いは、形容詞として名詞を修飾するときは単数、数量そのものを述べるときは複数になる点です。living space は、居住用の空間を指す語です。
案内の少しあとには、ガレージの説明も出てきます。
— Um, let me show you the garage.
(ええと、ガレージをご案内します。)
— Ample space for three cars.
(車3台分の十分なスペースがあります。)
The Mentalist Season5 Episode9 (Black Cherry)
let me show you ~ は、「〜をご案内します」と自分から案内を申し出る型です。Ample space for three cars. は、主語や動詞を省いた名詞句だけの文で、ample が「十分な」を表します。for three cars で、広さを台数で示します。広さの伝え方が、面積から台数へ切り替わる点も参考になります。
まとめ|広さと設備を伝える英語
large square footage や a whopping 4,300 square feet のように、広さは数字と単位で示せます。4-bedroom や 3 1/2 bathrooms で部屋数を、slab granite countertops や Ample space for three cars で設備や余裕を述べる形がそろいます。
次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。
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