連絡先を尋ね、夕食に誘い、時間を決めるまでの英語|『メンタリスト』S06E11で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 連絡先を尋ね、夕食に誘い、時間を決めるまでの英語|『メンタリスト』S06E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン6第11話には、連絡先を尋ね、夕食に誘い、待ち合わせの時間と行き方を決めるまでのやり取りが出てきます。誘いの一連の流れが、場面ごとに短い英語で描かれていて、使われている形に注目すると、学べる表現が並んでいます。

尋ねる、誘う、時間を決める、と手順ごとにどんな言い回しが使われているのか、四つの引用に分けて、順に見ていきます。

目次

連絡先を尋ねるときの、前置きと理由の添え方

最初のやり取りでは、立ち去ってよいかと確かめる一言のあとに、連絡先を尋ねる発言が続きます。

— Uh, yeah. Of–of course. Um, but first, could I– could I get your phone number?
(ああ、もちろん。ただ、その前に、電話番号を教えてもらえないか?)
— I told you I don’t know anything.
(何も知らないと言ったはずだ。)
— I believe you. That’s not why I’m asking for your number.
(信じているよ。番号を尋ねているのは、そのためじゃない。)
— I’m a little out of practice. I’m sorry. It’s been a while.
(少し勘が鈍っていてね。すまない。久しぶりなんだ。)
The Mentalist Season6 Episode11 (White Lines)

最初の発言は、Of course. で了承したあとに、but first で話を切り替えています。could I get ~? は、Can I ~? より丁寧に頼む形です。言い直しの could I– could I が入っていて、言葉を選びながら切り出す調子が伝わってきます。

そのあとの That’s not why I’m asking for your number. は、尋ねる理由を打ち消す言い方です。why の前に the reason を置かずに、That’s not why ~ の形で言い切っています。直前の発言を受け止めたうえで、話の向きを戻す役目を果たしています。

I’m a little out of practice. の out of practice は、「慣れが落ちている」という趣旨です。a little を添えて控えめにし、I’m sorry. It’s been a while. と重ねることで、切り出し方が不慣れであることを断っています。ここで尋ねている理由の中身までは、台詞からは分かりません。

夕食に誘う言い方と、言葉遊びでの切り返し

同じ会話は少しあとで続き、相手が何者かを問う流れから、夕食への誘いが出てきます。

— I never dated a cop.
(警官とは付き合ったことがない。)
— Well, nor will you now. I’m not a cop.
(なら、これからも付き合わないな。俺は警官じゃない。)
— Well, what are you then?
(じゃあ、何者なんだ?)
— I’m not a what, I’m a who.
(俺は「何」じゃなくて、「誰」だ。)
— And I’d be happy to tell you which who over dinner.
(どの「誰」かは、夕食をとりながら喜んで話そう。)
The Mentalist Season6 Episode11 (White Lines)

cop は警察官を指す口語的な語で、dated はここでは「交際した」という意味で使われています。

Well, nor will you now. の nor は、never に続けて「〜もまた〜ない」と受ける形で、nor will you と助動詞が主語の前に出ます。やや改まった響きの文型です。

what are you という問いには、I’m not a what, I’m a who. と返しています。what は物や役割を、who は人を尋ねる語です。問いの語をそのまま取り込み、what を who に置き換えて返す形の切り返しになっています。

I’d be happy to ~ は、I would be happy to ~ の縮約形で、「喜んで〜する」という申し出の定型です。over dinner の over は、食事をしながらという意味で使われます。前の which who は、先に出た who を受けた言葉遊びです。

誘いの文には、場面の指定が入っています。「話してもよい」と言うだけでなく、over dinner と添えることで、誘いの内容が具体的になります。

時間と行き方を決めるやり取りと、約束した連絡への返し

場面が移ると、名前を呼ぶ挨拶から、夕食の時間と行き方を決めるまでの発言が続きます。

— Hey, Krystal.
(やあ、クリスタル。)
— No, no. Now’s a good time. Yeah.
(いや、いいんだ。今で大丈夫。ああ。)
— So how about dinner tonight?
(それで、今夜の夕食はどうだろう?)
— Great. Great.
(いいね。いいね。)
— Let’s say 8:00. Um…
(じゃあ、8時にしよう。ええと……。)
— Shall I pick you up, or– or meet you there?
(迎えに行こうか、それとも現地で会おうか?)
The Mentalist Season6 Episode11 (White Lines)

how about ~? は、名詞を後ろに置いて、提案を軽く投げかける形です。tonight で日にちが絞られ、続く Let’s say 8:00. で時刻が決まります。Let’s say は、「仮にこうしよう」と数字や条件を置くときの言い方です。

Great. Great. のように同じ語を重ねる返事は、受け入れる気持ちを短く伝える形です。

Shall I ~? は、Shall I pick you up, or meet you there? のように、申し出と選択肢を同時に出す形です。A, or B を並べると、相手は答えを選ぶだけで済みます。

最後の場面は、クリスタルの発言から始まります。

Krystal: I thought you were gonna call me tomorrow.
(明日電話をくれるんだと思っていたわ。)
— It’s tomorrow somewhere. Bali, I think.
(どこかでは明日だ。バリあたりかな。)
— It’s a problem?
(まずいのか?)
— No. No problem. I’m just surprised.
(いえ、問題ありません。少し驚いただけです。)
— It happens so rarely these days.
(最近は、めったにないことだから。)
The Mentalist Season6 Episode11 (White Lines)

I thought you were gonna call me tomorrow. は、thought と gonna の組み合わせで、「〜するつもりだと思っていた」と予定を確かめる形です。It’s tomorrow somewhere. は時差を使った冗談で、Bali は台詞に出てくる地名です。続く It’s a problem? は、平叙文の語順のまま語尾を上げた確認で、No problem. と just surprised で受け止められています。

まとめ|尋ねる、誘う、決めるの三つの手順

連絡先は could I get ~?、誘いは I’d be happy to ~ over dinner、時間と行き方は Let’s say 8:00 と Shall I pick you up, or meet you there? で進んでいました。手順ごとに言い回しの形が変わる様子が見えてきます。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

このエピソードのほかのコラムやフレーズ記事でも、場面ごとの英語を扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次