「You look pale」と「You sound like ~」はどう違う?|『メンタリスト』S07E04で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「You look pale」と「You sound like ~」はどう違う?|『メンタリスト』S07E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第4話には、体調を気づかう声かけと、それに返す短い一言が出てきます。

相手の様子に気づいたとき、見た目から言うのか、声から言うのかで、選ぶ英語は変わります。さらに、指摘や勧めにどう返すかでも、会話の運びは違ってきます。作中の短いやり取りをもとに、look と sound like の違い、軽い違和感の伝え方、勧めへの返し方を順に整理します。

目次

「You look pale.」見た目から気づいたときの言い方と、その返し

作中には、顔色について言う短いやり取りがあります。まず、二行だけの箇所です。

— You look pale.
(顔色が悪い。)
— Thank you.
(ありがとう。)
The Mentalist Season7 Episode4 (Black Market)

look は、目に入った様子から受けた印象を述べる動詞です。後ろに形容詞を置いて、You look + 形容詞. の形で使います。pale は、顔色が青白い、血の気が引いて見える様子を表す形容詞です。You look pale. は、目に映った顔色をそのまま口にする一文になります。

ほめ言葉とは言えない一言に、続く行では Thank you. が返っています。Thank you. は、相手の言葉を受け取ったことを短く返す形としても使われます。ここでは言葉の形だけを見ておきます。

同じ会話の少しあとで、同じ You look pale. がもう一度出てきます。

— You look pale.
(顔色が悪い。)
— Told you.
(言ったとおりだ。)
The Mentalist Season7 Episode4 (Black Market)

Told you. は I told you. から I を落とした形で、「前に言ったとおりだ」と伝える短い一言です。I told you so. の形でも使われます。どの行も短く、見た目の印象を一言で口にして、一言で返す形になっています。

look の後ろに入る形容詞を替えると、伝える内容が変わります。次の表のうち、作中の台詞は You look pale. だけで、ほかは例文です。

例文 見た目から伝えること
You look pale. 顔色が青白く見える(作中の台詞)
You look tired. 疲れているように見える
You look great. 調子がよさそうに見える

顔色を指摘されたときの返しは、作中の Thank you. のほかにもあります。以下も作中にない例文です。

例文 返し方
Do I? I didn’t notice. 気づいていなかったと返す
I’m just a little tired. 少し疲れていると返す
Thanks for noticing. 気づいてくれたことへの礼を返す

「You sound like you’re getting a cold.」声から気づいたときの言い方

別の箇所には、声を手がかりにした一言が出てきます。のどの違和感を口にする一行から始まる、四行のやり取りです。

— Yeah, just a little, uh… A tickle in my throat.
(うん、ちょっとだけ、その……のどがむずむずして。)
— You sound like you’re getting a cold.
(風邪を引きかけているような声に聞こえる。)
— You should see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいい。)
— Oh, I don’t need a doctor.
(いや、医者はいらない。)
The Mentalist Season7 Episode4 (Black Market)

sound は、耳に届いた声や話しぶりから受けた印象を述べる動詞です。後ろには、You sound tired. のように形容詞を置く形のほか、You sound like you’re getting a cold. のように like のあとに文を続ける形があります。

作中の台詞では、like のあとに you’re getting a cold が続いています。get a cold は「風邪を引く」で、getting と進行形にすると、引きかけている、引き始めている、という途中の段階を表します。

最初の行では、just a little で程度を小さくとどめ、uh… と言いよどんだあとで、A tickle in my throat. とのどの感覚を具体的に挙げています。tickle は、むずむずする、くすぐったい感覚を指す語で、のどに使うと、軽い違和感を表せます。

見た目と声を手がかりにした言い方を並べると、次のようになります。表のうち作中の台詞は You look pale. と You sound like you’re getting a cold. の二つで、ほかは例文です。

言い方 手がかり 後ろに続く形
You look pale. 見た目 形容詞
You look like you’re getting a cold. 見た目 like + 文
You sound tired. 声や話しぶり 形容詞
You sound like you’re getting a cold. 声や話しぶり like + 文

手がかりが見た目なら look、声や話しぶりなら sound と選ぶと、何から気づいたのかまで伝わります。声しか届かない状況でも、sound なら使えます。

「You should see a doctor.」勧めや指摘への返し方

先ほどの引用の後半には、受診を勧める You should see a doctor. と、断る Oh, I don’t need a doctor. が並んでいます。see a doctor の see は「診てもらう」の意味です。should は「〜したほうがいい」と勧める形で、口調や場面しだいで、やわらかくも強くも響くことがあります。

I don’t need a doctor. は、need を否定して、必要がないと言い切る形です。冒頭の Oh, を付けると、受け答えが少し軽く響くことがあります。勧めを断る言い方には、ほかにも選択肢があります。次の表は、作中にない例文です。

例文 返し方
I’ll be fine. 大丈夫だと伝える
It’s nothing. たいしたことではないと伝える
Maybe I will. 受診を考えると伝える

もう一か所、体の感覚を口にする短い一言も出てきます。

— Whoa, I’m getting the spins.
(うわ、目が回ってきた。)
The Mentalist Season7 Episode4 (Black Market)

the spins はくだけた言い方で、目が回る感じ、めまいのような感覚を指します。I’m getting ~ と進行形にすると、その感覚が出てきたところだと伝える形になります。Whoa, は、軽い驚きを表す間投詞です。

返し方を整理すると、just a little は程度をとどめる言い方、I don’t need a doctor. は勧めを断る言い方、Thank you. は指摘を受け取る言い方、Told you. は前に言ったとおりだったと知らせる言い方です。四つの言い方はどれも一行に収まる長さで、作中でも短い応酬の中に置かれています。

まとめ|見た目か声かで、気づいたことを伝える

look は見た目から、sound like は声や話しぶりから、相手の様子に気づいたと伝える言い方です。軽い違和感は just a little で程度をとどめ、勧めや指摘には短い一言で返す形が、作中に出てきます。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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