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『メンタリスト』シーズン6第1話には、一人でできるかを確かめる一言が出てくる場面と、少し時間がほしいと頼む場面があります。
確かめる一言、短く受ける返事、丁寧に時間をもらう頼み方は、どれも日常の会話に取り入れやすい形です。ここでは二つの場面を順に取り上げ、台詞の組み立てを一文ずつ整理していきます。どう返すかに迷ったときの手がかりになる言い回しを、場面ごとに拾っていきます。
「You can manage on your own, right?」一人でできるかを確かめる
最初は、役割を分ける話をしている場面です。
— Yeah, I-I’m gonna stay here. You go. You can manage on your own, right?
(ここには残ります。行ってもらえますか。一人でやれますよね?)
— Of course I can, but–
(もちろんできます。ただ……)
— Well, I-I like the quiet here. The desert helps me think.
(まあ、ここは静かなのがいいんです。砂漠にいると考えが進みます。)
— You know what? I’ll stay. Cho and Rigsby can go to Mexicali.
(そうですね、残るのは私にします。チョウとリグスビーがメキシカリに行けばいい。)
The Mentalist Season6 Episode1 (The Desert Rose)
You can manage on your own, right? の manage は「なんとかやりくりする」という意味です。on your own は「自分一人で」を表し、合わせて「一人でもやれる」という内容になります。文末の right? は、語尾を上げて同意を確かめる付け足しです。その前の You go. は、主語と動詞だけで役割を言い渡す短い命令形になっています。
これに対する Of course I can, but– は、Of course で即座に肯定し、but のあとが途切れる形です。続きは台詞にないため、何を言おうとしたのかは分かりません。
続く二つの発言は、文の組み立てが分かりやすい例です。I like the quiet here. は「好きだ」と述べる文で、The desert helps me think. は help + 目的語 + 原形 の形です。「〜が私の考えを助ける」という意味で、物を主語にして書かれています。I-I のように言葉を繰り返しながら話す点も、会話らしさを作っています。
次の発言は、You know what? で話題を切り替えます。I’ll stay. は、その場で決めたことを述べる will の形です。ここでは、行く役がチョウとリグスビーの二人に回されます。can go は「行ってもいい」という許可や提案の響きです。最初の案とは別の案が出ている点が、このブロックの流れです。
「Don’t trust me alone, huh?」軽い皮肉と、簡潔な受け答え
同じ会話は続き、次のやりとりに進みます。
— Don’t trust me alone, huh?
(一人にしておくのは不安だ、ということですか。)
— I never have.
(一度も信用したことはありません。)
— I’m gonna go and run some calls.
(電話を何本かかけてきます。)
— Sure.
(ええ。)
The Mentalist Season6 Episode1 (The Desert Rose)
Don’t trust me alone, huh? は、主語の You が省かれた形で、命令ではありません。「一人にしておくのは信用できないのか」と確かめる、疑問の言い方として使われています。文末の huh? は、くだけた確認の言い方です。
返事の I never have. は、have の後ろに trusted you alone が省略された形です。直前の動詞を have で受ける形で、never が付くと「一度もない」の意味になります。字面どおりなら強い否定ですが、軽口として返された可能性もあり、台詞だけでは決まりません。
I’m gonna go and run some calls. は、gonna が going to のくだけた形です。go and + 動詞 は、「行って〜する」という意味になります。作中では run some calls で、電話をいくつかかける意味になっています。最後の Sure. は、了承を短く伝える一言です。返事一つでやりとりが閉じる点が、会話の形として分かりやすいところです。
「Could you give us a minute, please?」少し時間をもらう頼み方
別の場面に移ると、少し時間がほしいと頼む言い方が出てきます。
— I just need to have a quick word with my colleagues.
(同僚と少し話をするだけです。)
— Could you give us a minute, please?
(少しだけ時間をもらえますか?)
The Mentalist Season6 Episode1 (The Desert Rose)
I just need to have a quick word with my colleagues. は、have a word with ~ が「〜と少し話をする」を表します。quick で手短さを添え、just で大ごとではないことを伝える組み立てです。colleagues は「同僚」「仕事仲間」にあたる語です。
続く Could you give us a minute, please? は、Could you ~? という丁寧な依頼の形です。give us a minute は、「私たちに1分ください」の意味です。1分きっかりを指すとは限らず、短い時間をもらう言い方として使われます。please を文末に付けて、さらに頼みを和らげています。
二つの文を並べると、用件が大きくないことを先に述べてから、時間を頼む順になっています。ここで交わされる二つの発言では、何の話をするかには触れられていません。用件の中身は語られないまま、短い依頼だけで場面が進む形です。
まとめ|確かめる、受ける、時間をもらう
You can manage on your own, right? で確かめ、Of course I can, but– のように受け、Could you give us a minute, please? で時間を頼む流れを見てきました。短い言葉を組み合わせるだけで、会話の役割がはっきり分かれます。
次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。
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