「What was that thing you said was good?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E03で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「What was that thing you said was good?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E03で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第3話には、おすすめの料理を切り出す場面や、名前を思い出せない料理を聞き返す場面、食べ始めるよう勧める一言が出てきます。

食べ慣れない料理を、どう勧め、どう聞き返し、どう説明するのか。作中のやり取りと、作中にない例文を手がかりに、勧め方、聞き返し方、たとえ方の順に、食事の話題で使える短い言い回しをひとつずつ整理していきます。

目次

「You know what they have here?」と切り出して、おすすめを伝える

作中には、おすすめの品を告げて、食べようという話にまとまるやり取りがあります。

— You know what they have here? Great orange blossom ice cream.
(ここに何があるか知ってる? 最高のオレンジブロッサムのアイスクリームだよ。)
— Oh, that sounds good.
(ああ、それはいいね。)
— Yeah, we’ll get some.
(うん、食べよう。)
The Mentalist Season7 Episode3 (Orange Blossom Ice Cream)

You know what they have here? は、「ここに何があるか知っていますか」と相手の関心を引く前置きです。一つの行の中に、問いかけと品名が続けて並んでいます。品名の部分は Great orange blossom ice cream. と、It’s などを省いて名詞だけで言い切る書き方になっています。話し言葉では、このように名詞だけを置いても「〜が絶品」と伝わることがあります。

続く Oh, that sounds good. は、sound に形容詞をつないで「〜に聞こえる、よさそうだ」と受けています。we’ll get some の get some は、その品を少し手に入れるという意味で、食べ物の話題では「食べよう」「頼もう」の意味合いで使われることがあります。

別の箇所には、食事に誘う一言のあとに、店の評判が添えられるやり取りもあります。

— Wanna go get something to eat?
(何か食べに行かない?)
— Bellboy was telling me about this restaurant that does a great manakish.
(ベルボーイが、マナキッシュがおいしい店の話をしてくれてたよ。)
— Yeah, sure.
(うん、いいよ。)
The Mentalist Season7 Episode3 (Orange Blossom Ice Cream)

Wanna は want to のくだけた書き方で、ここでは Do you を省いた質問の形になっています。this restaurant that does a great manakish の does a great ~ は、「その店が〜をおいしく出す」という言い回しで、店の得意な品を紹介するときに使えます。Bellboy was telling me about ~ は「〜の話をしてくれていた」という進行形で、聞いた話を切り出す前置きとして働いています。

ここから先は、作中にない例文です。おすすめを切り出す形を並べます。

例文 使いどころ
You know what’s good here? The lemon cake. 店のおすすめを切り出すとき
They do a great pasta here. 店の得意な品を伝えるとき
I heard this place has amazing coffee. 聞いた評判を添えるとき

「What was that thing you said was good?」と名前を聞き返す

作中には、名前の出てこない料理を聞き返すやり取りも出てきます。

— What was that thing you said was good?
(いいって言ってたあれ、何だっけ?)
— “Mana” something…
(「マナ」何とか…)
— Manakish.
(マナキッシュ。)
— Yeah, it’s like a little pizza.
(うん、小さなピザみたいなものだよ。)
— Oh.
(ああ。)
The Mentalist Season7 Episode3 (Orange Blossom Ice Cream)

thing は、名前が出てこない物を指す語です。you said was good が後ろから thing を説明していて、「あなたがよいと言っていた物」という意味になります。本来は the thing that you said was good の that が省かれた形です。

続く “Mana” something… は、名前の頭だけを口にして、残りを something でぼかしています。そのあとに Manakish. と名前が一語で示され、Yeah, it’s like a little pizza. と説明が加わります。

it’s like ~ は、相手が知っていそうな物を引き合いに出して、見慣れない物を伝える言い方です。little は大きさを控えめに示す語で、「小ぶりの」という感じを足します。

こちらも作中にない例文です。たとえ方と聞き返し方の幅を整理します。

例文 働き
It’s kind of like a pancake, but thinner. 似た物を挙げて、違いも添える
It’s a bit like soup with noodles. 近い物にたとえて伝える
I forgot what it’s called. 名前を忘れたと伝える
What’s that dish called again? 名前をもう一度たずねる

名前を思い出せないときは、thing や something でぼかしながら聞き返せます。答える場合は、名前を告げたうえで it’s like ~ のように身近な物を添えると、見慣れない料理の姿が相手に伝わります。

「Dig in.」と食べ始めるよう勧める

作中には、食べ始めるよう勧める短い一言も出てきます。

— Dig in.
(さあ、食べて。)
— Thank you.
(ありがとう。)
The Mentalist Season7 Episode3 (Orange Blossom Ice Cream)

Dig in. は、「さあ食べ始めて」と促す命令形です。dig はもともと「掘る」という意味の動詞ですが、食べ物の話題では、料理に取りかかる意味で使われることがあります。続く Thank you. は、礼を述べる短い一言です。

食べ始めるよう勧める言い方には、ほかにもいくつかあります。以下は作中にない例文で、場面や相手との距離に合わせて選び分けます。

例文 働き
Help yourself. 好きなだけ取るよう勧める
Go ahead. 先に食べるよう勧める
Enjoy. 味わうよう声をかける
Please, eat. 少し丁寧に食べるよう勧める

Help yourself. は料理が並んでいて自分で取り分ける場面に向き、Go ahead. は相手の遠慮を取り除く場面に向く言い方です。一方の Dig in. は、くだけた調子で「食べよう」と背中を押す響きになることがあります。

勧められたあとの返事も、短い形で足ります。Thank you. のほか、Thanks. It looks great. のように見た目へのひとことを添える形もあります。

まとめ|おすすめを切り出し、聞き返し、たとえて伝える

You know what they have here? でおすすめを切り出し、名前を思い出せないときは thing や something でぼかして聞き返せます。it’s like ~ と身近な物を添えれば、見慣れない料理も伝わります。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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