「two whole days to yourself」の意味と使い方|『モダンファミリー』S04E08で学ぶ英会話

「two whole days to yourself」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

予定が空いて、思いがけず丸ごと自分だけで使える日ができたとき、何をしようかと考えたことはありませんか。

そんな場面にぴったりの「two whole days to yourself」を、『モダンファミリー』シーズン4第8話の冒頭、クレアがフィルに声をかけるやり取りから、一緒に見ていきましょう。

目次

「two whole days to yourself」の意味とニュアンス

two whole days to yourself
意味:丸2日間、自分だけで使える時間

two whole days to yourselfは、丸2日という長さの時間を、他の人に邪魔されずに自分だけで自由に使えることを表す言い方です。have + 期間 + to oneselfという型の一部で、「〜を独り占めできる」「〜を自分だけのものとして使える」という意味になります。

単語ごとに見ていくと、twoとdaysで「2日間」、その間にあるwholeは「まるまる」「丸ごと」を強める語です。two daysだけでも2日間は伝わりますが、wholeが入ることで、半端な時間ではなく、まとまった長い時間が手元に残っているという印象が加わります。最後のto yourselfのyourselfは、主語のyouを受ける再帰代名詞で、「その時間は自分だけのもの」という所有感を出します。

haveの後ろに置く名詞は、時間だけに限りません。the houseやthe officeのような場所、the whole weekendのような週末の日数も入ります。たとえば、家族が出かけている間に家を独り占めできるなら、have the house to yourselfと言います。「誰かと分け合う必要がない状態」が共通の芯にあり、時間でも場所でも同じ型で表せます。

【ここがポイント!】

  • 「two whole days to yourself」の核は、丸2日という長い時間を自分だけで使えること
  • wholeが「まるまる」を強め、半端ではないまとまった時間という印象を足す表現
  • have + 期間や場所 + to oneselfの型で、主語に合わせてyourself・myself・herselfと形が変わる

『モダンファミリー』S04E08のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

この場面では、クレアがフィルに「丸2日間、自分だけの時間がある」と告げ、その時間の使い道を先回りして案じています。フィルは家に関する準備をすでに終えたと答えて、クレアの心配を受け止めます。使い道への懸念と、それに返すフィルの言葉の組み合わせに注目です。

Claire: Phil, you have two whole days to yourself. Please tell me you’re not gonna spend them trying to wire the house to your iPad.
(フィル、まるまる2日間、自分だけの時間があるのよ。まさかその時間を、家をiPadにつなぐのに使うなんて言わないでしょうね。)

Phil: Nope, ‘cause I’ve already done it. I think when you get home, you’re gonna be very surprised to see that this house has an actual functioning brain in it.
(いや、それはもうやり終えたから。帰ってきたら、この家にちゃんと動く頭脳が入ってるのを見て、きっとすごく驚くと思うよ。)

Claire: Great. Great. Now go out and see some friends.
(いいわね、いいわね。さあ、外に出て友達にでも会ってきなさい。)

Phil: I’m headed out now. I have a third showing at that colonial.
(今から出かけるよ。あのコロニアル風の家で、3回目の内見があるんだ。)

Modern Family Season4 Episode8 (Mistery Date)

シーン解説と心理考察

冒頭でクレアが口にする「丸2日間、自分だけの時間がある」という言葉は、フィルへの贈り物のように聞こえます。ところが同じ発言の中で、その時間を家をiPadにつなぐ作業に使わないでほしい、と続きます。時間を与える言葉と、使い道への心配が1つの発言に並んでいて、夫婦のやり取りの温度が伝わってきます。

フィルの返事は「それはもうやり終えた」です。クレアの心配をあっさりかわし、続けて、帰ってきたら家に「動く頭脳」が入っていることに驚くはずだ、と胸を張ります。iPadで家をつなぐ話は、フィルにとってすでに終わった自慢の成果になっています。

クレアは「いいわね」を2度繰り返したあと、外へ出て友達に会うよう促します。同じ言葉を重ねる言い方に、話を切り上げて次の提案へ進める調子がにじみます。フィルが「今から出かけるよ」と返し、3回目の内見の予定を口にすることで、二人のやり取りは軽く締まります。

フィルの「帰ってきたら」という言葉から、クレアがフィルとは別の場所にいることは読み取れます。自由に使える時間の長さを告げる言葉と、それを何に使うかという話題が、短い会話の中で自然につながっている場面です。

『モダンファミリー』流・覚え方のコツ

to yourselfは、「自分のところにだけ戻ってくる」というイメージで覚えると定着しやすくなります。丸2日という時間が、誰とも分け合わずに、そのまま自分の手元に残っている様子を思い浮かべてみましょう。

型ごと覚えるなら、have + 時間や場所 + to oneselfの形をひとまとまりで頭に置くのが近道です。クレアの発言では、主語がyouなのでyourselfになっています。自分のことを話すなら、myselfに変わります。

フィルの場面に重ねると、丸2日という長さを手にしたフィルが、自分の計画を披露して外へ出ていく様子が浮かびます。時間そのものを独り占めできることと、その時間を何に使うかが並べて描かれているので、フレーズの意味と使い方を一緒に思い出せます。

例文で覚える「two whole days to yourself」

two whole days to yourselfの型は、時間や場所を独り占めできる場面で幅広く使えます。3つの例文で確認していきましょう。

The kids are at camp, so I have the whole weekend to myself.
(子どもたちはキャンプだから、週末はまるごと自分の時間だ。)
家族が不在の週末を話す日常会話です。主語がIなので、再帰代名詞はmyselfになります。

You have the office to yourself this afternoon, so take your time with the report.
(今日の午後はオフィスを独り占めできるから、報告書はゆっくり仕上げてください。)
同僚に作業環境を伝えるビジネスの場面です。時間ではなく場所を目的語にしても、同じ型で使えます。

A: Are you doing anything on Sunday?
B: No, I have the whole day to myself.
(A:日曜日は何か予定ある?)
(B:ううん、丸1日自分の時間なの。)
週末の予定を聞かれたときの往復会話です。「予定がない」ことを、まるまる自由に使える日として言い表しています。

あわせて覚えたい関連表現

have the place to oneself
(その場所を独り占めできる)
two whole days to yourselfが時間を自分だけで使えることを表すのに対して、have the place to oneselfは、その場所に他の人がいない状態を表します。同じhave + 名詞 + to oneselfの型で、名詞だけが入れ替わります。

some time to myself
(自分だけの時間)
two whole daysが長さをはっきり示すのに対して、some time to myselfは長さを限定せず、一人で過ごせる時間があることを軽く伝えます。

me time
(自分のための時間)
me timeは名詞として使うくだけた言い方で、自分をいたわる時間そのものを指します。to yourselfの型のように、他の人がいない状態を表す言い方ではありません。

Note|have + 名詞 + to oneself の形と再帰代名詞の使い分け

クレアの発言にあるyou have two whole days to yourselfは、場所や時間を「独り占めできる」と言うときの基本の型になっています。この型を、クレアの一文を出発点に整理してみましょう。

型の骨組みは、have + 名詞 + to oneselfです。名詞の位置には、the house、the weekend、a room、two whole daysのように、場所や時間、部屋などが入ります。to oneselfは「自分だけに向けて」というほどの意味で、他の人と分け合わないことを表します。I have the whole day to myself.なら、「丸1日を自分だけで使える」という意味です。

oneselfの部分は、主語に合わせて形が変わります。主語がIならmyself、youならyourself、sheならherself、theyならthemselvesです。クレアの発言はyou have …なので、yourselfが使われています。主語と再帰代名詞は同じ人物を指すので、片方だけを変えると意味が合わなくなります。たとえばshe has the apartment to herself.と言えば、その部屋を独り占めしているのは彼女自身だと分かります。

この型は、期間を添えても、期間を外しても使えます。two whole daysのように長さを強調したいときはwholeを足し、単にその場所を独り占めしていることを言いたいときはthe placeだけにします。

フィルとクレアのやり取りに戻ると、二人の会話では、丸2日という長い時間を独り占めできることが、話の出発点になっています。型を整理してから見返すと、クレアの一言に含まれる要素が、一つずつ見えてきます。

まとめ|丸2日という時間を、自分だけのものにする一言

two whole days to yourselfは、丸2日という長い時間を、誰にも邪魔されずに自分だけで使えることを表す言い方です。have + 期間や場所 + to oneselfの型で、wholeが長さの印象を強めます。

家族が出かけた週末の予定を話すときにも、同僚に静かな作業環境を伝えるときにも、同じ型が使えます。主語に合わせてyourself、myself、herselfと形を変えることだけ押さえておけば、場面を選ばずに応用できます。

クレアがフィルに丸2日の時間を告げ、その使い道を案じるやり取りは、自由に使える時間が手に入ったときに、人が最初に思い浮かべることを、短い会話にまとめていました。

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