旅先で「先に帰る」「やっぱり残る」と伝えるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S12E24で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 旅先で「先に帰る」「やっぱり残る」と伝えるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S12E24で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン12 第24話から、旅先で「先に帰る」「やっぱり残る」と伝えるときの英語を取り上げます。授賞式のためにストックホルムへ来た仲間たちのあいだで、帰国の話が持ち上がる場面が起点です。

旅行中の予定変更は、切り出し方ひとつで受け取られ方が変わります。切り出す、決める、乗る、異を唱える、合流の段取りを決める、という順に言い方を見ていきます。

目次

「先に帰る」を切り出して、決める

滞在先の部屋に、ハワードがやって来る場面です。

Howard: Oh, good, you’re here. Listen, we’re thinking maybe we should go back to L. A.
(お、よかった、いたな。なあ、俺たち、LAに戻ったほうがいいんじゃないかって考えてるんだ。)

Amy: Why?
(どうして?)

Howard: We just can’t be this far away from the kids. Bernie’s having a meltdown, and, frankly, so am I.
(子どもたちとこんなに離れてるのは、やっぱり無理なんだ。バーニーが参っちゃってて、正直、俺もだ。)

TBBT Season12 Episode24

we’re thinking maybe we should ~ は、まだ決めていない段階で「〜しようかと考えている」と切り出すときの形です。thinking、maybe、should と控えめな語が重なり、相手が意見を言える余地を残しています。理由は We just can’t be this far away from ~. のように、自分たちの事情として短く添えるのが自然です。

このあとシェルドンに「しっかりしろ」と言われ、ハワードは態度をはっきりさせます。

Sheldon: Yeah, well, pull it together. This is a big day for me.
(ああ、まあ、しっかりしてくれ。今日は僕にとって大事な日なんだ。)

Howard: Yeah, I wasn’t sure what to do. Now I am. We’re going home.
(ああ、どうしたらいいか迷ってたんだ。今決まった。帰るよ。)

Leonard: We’ll join you.
(僕らも一緒に帰るよ。)

Penny: Oh, wait. Do I get a vote in this?
(ちょっと待って。私に発言権はないの?)

TBBT Season12 Episode24

Now I am. は Now I am sure. の sure を省いた形で、前の文の I wasn’t sure を受けています。迷いから決定へ、3つの短い文で移っていく流れが分かります。We’ll join you. は相手の予定に自分たちも乗るときの一言です。Do I get a vote in this? は「私にも一票あるの?」が直訳で、自分抜きで話が決まりかけたときに異を唱える一言です。

「やっぱり残る」を伝え、合流の段取りを決める

別の場面で、レナードとペニーは帰らずに残ることを決めます。そこへハワードから電話が入ります。

Penny: Wait, what?
(待って、何?)

Leonard: They’re gonna stay. The kids are fine. Bernie’s parents took over.
(残るって。子どもたちは大丈夫。バーニーの両親が代わってくれたんだって。)

TBBT Season12 Episode24

They’re gonna stay. は、予定が変わったことを第三者に伝える一番短い形です。take over は「(役目を)引き継ぐ」で、ここでは子どもの世話を誰が引き受けたかを伝えています。予定変更を伝えるときは、結論、状況、理由の順に並べると聞き手が追いやすくなります。

電話の最後に、レナードは相手にロビーで落ち合おうと答え、続けてペニーに支度の時間を尋ねます。

Leonard: Okay, we’ll meet you in the lobby. How long is it gonna take you to get ready?
(わかった、ロビーで落ち合おう。支度にどれくらいかかる?)

Penny: Oh, I just need, like, five or ten minutes.
(ああ、ほんの5分か10分くらい。)

TBBT Season12 Episode24

We’ll meet you in the lobby. は待ち合わせ場所を決めるシンプルな形で、旅先でもそのまま使えます。How long is it gonna take you to ~? は所要時間を聞く言い方です。ペニーの答えはこのあとすぐ本人が打ち消していて、軽い冗談として受け取れるやり取りになっています。

段階 言い方
切り出す We’re thinking maybe we should go back.
決める I wasn’t sure what to do. Now I am.
乗る・異を唱える We’ll join you. / Do I get a vote in this?
変更を伝える They’re gonna stay.
合流を決める We’ll meet you in the lobby.

まとめ|予定変更は段階ごとの言い方で

we’re thinking maybe we should で控えめに切り出し、Now I am で決め、We’ll join you や Do I get a vote in this? で応じる。残るときは They’re gonna stay、合流は We’ll meet you in the lobby。段階ごとの言い方を押さえると、旅先の相談を進めやすくなります。

予定をめぐって揺れる仲間たちのやり取りも、この回の見どころです。

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