相手に話しかけ、物を分け、家に招き入れるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S08E07で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 相手に話しかけ、物を分け、家に招き入れるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S08E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回取り上げるのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン8 第7話の台詞をもとにした、相手に話しかけ、物を分け、家に招き入れるときの英語です。友人同士の会話、出前が届いた場面、来客への声かけなど、日常のあちこちで短い一言が交わされます。

どれも長い文ではなく、ホームパーティーでも旅行先でも、そのまま使える短い表現ばかりです。近況を尋ねる、ないものの代わりに自分のものを差し出す、相手を中へ招く。3つの場面を、作中の一言を手がかりに順番に見ていきましょう。

目次

「What are you working on these days?」近況を尋ねる

作中では、バーナデットが近況を尋ねる場面で、この一言が出てきます。

Bernadette: So, what are you working on these days?
(それで、最近は何に取り組んでるの?)

TBBT Season8 Episode7 (The Misinterpretation Agitation)

What are you working on? は、相手が今取り組んでいる仕事や研究、プロジェクトを尋ねる言い方です。work on ~ は「〜に取り組む」という意味で、職業を聞く What do you do? と違い、今まさに手がけていることを聞きます。

these days を添えると「最近は」「このところは」と、ここしばらくの状況を気軽に尋ねる響きになります。文頭の So は、話題を切り出すときの軽いつなぎです。同じ内容は What are you up to these days? とも言え、こちらのほうがさらにくだけた聞き方になります。

答えるときも同じ形をそのまま使えます。次は作中にない例文です。

例文:I’m working on a report for my class these days.(最近は授業のレポートに取り組んでいます。)

例文:Mostly planning a trip. How about you?(主に旅行の計画かな。そっちは?)

「No, but you can have mine.」ないものの代わりに自分のを差し出す

次は、出前が届いた場面です。シェルドンが追加のピーナッツソースがあるかと尋ねると、レナードはこう答えます。

Leonard: No, but you can have mine.
(いや、でも僕の分ならあげるよ。)

TBBT Season8 Episode7 (The Misinterpretation Agitation)

No, but ~ は、まず「ない」と断ってから、代わりの案を続ける形です。断りだけで終わらず、すぐ次の手を差し出せるので、会話がぎくしゃくしません。

mine は「私のもの」を一語で表します。ここでは my peanut sauce を繰り返さず、mine だけで済ませています。you can have ~ の have は「持つ」ではなく、「食べる・飲む・もらう」に近い使い方です。

日常でも、食べ物や飲み物、ちょっとした道具を貸す場面で使えます。次は作中にない例文です。

例文:Sorry, we’re out of milk, but you can have some juice.(ごめん、牛乳は切らしてるけど、ジュースならどうぞ。)

例文:I don’t have a spare charger, but you can use mine.(予備の充電器はないけど、僕のでよければ使って。)

「invite ~ in for a hot beverage」家に招き入れて飲み物を出す

最後は、来客への声かけです。作中では、シェルドンが訪ねてきた人を家に招き入れようと促す場面で、この一言が出てきます。

Sheldon: We should invite him in for a hot beverage.
(彼を招き入れて、温かい飲み物を出すべきだ。)

TBBT Season8 Episode7 (The Misinterpretation Agitation)

invite ~ in は「〜を中へ招き入れる」。for ~ を続けると、中に入ってもらう目的を添えられます。for a cup of tea なら「お茶でもどうぞ」というニュアンスです。

We should ~ は、自分も含めた「〜しよう」という提案です。相手に命じるのではなく、一緒に動くことを促す響きがあります。

hot beverage は「温かい飲み物」を表す改まった言い方で、普段の会話ではあまり使いません。日常では coffee や tea のように具体的に言うのが自然です。次は作中にない例文です。

例文:Would you like to come in for a cup of coffee?(中でコーヒーでもいかがですか?)

例文:Come on in. Can I get you something to drink?(どうぞ入って。何か飲み物はいる?)

まとめ|短い一言が、もてなしの形をつくる

今回は、近況を尋ねる What are you working on these days?、代わりを差し出す No, but you can have mine.、中へ招く invite ~ in for ~ の3つを見てきました。

話しかけ、持っているものを分け、居場所をつくるという、もてなしの基本の動きに対応した短い一言です。

このエピソードの英語表現は、他のコラムやフレーズ記事でも扱っています。

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