「Is it cheating if a guy has a girlfriend…」に見る、切り出しにくい相談の持ち掛け方|『ビッグバン★セオリー』S05E07で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「Is it cheating if a guy has a girlfriend…」に見る、切り出しにくい相談の持ち掛け方|『ビッグバン★セオリー』S05E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン5 第7話に登場する、レナードが元交際相手のペニーに恋愛相談を持ちかける場面です。切り出しにくい話題をどう前置きし、遠回しな聞き方から本音へとつなげていくのか、そのやり取りを追っていきます。

前置きの言葉選びから、相手に判断を委ねる聞き方まで見ていきましょう。

目次

切り出しにくい話題を前置きする言い方

レナードはペニーの部屋を訪ね、相談があると切り出します。

Leonard: I’m dealing with a situation and it’s kind of about my love life, so I know that might be weird for us to talk about, but in this area, as you know, all my other friends are just so stupid.
(実はちょっとした事情があって、それが恋愛絡みなんだ。僕たちの間でこういう話をするのは変な感じがするかもしれないってわかってるけど、この手のことに関しては、他の友達はみんな本当に頼りないから。)

TBBT Season5 Episode7 (The Good Guy Fluctuation)

I’m dealing with a situation は、深刻すぎず軽すぎない温度感で「ちょっとした事情がある」と切り出す言い方です。that might be weird for us to talk about で先に気まずさを認めておくことで、相手の身構えをやわらげる働きがあります。ペニーが話を促すと、レナードは何度も相手の様子を確かめてから、ようやく本題に入ります。

「Is it cheating if…」仮定の形で本音を持ち出す聞き方

前置きを重ねたあと、レナードは核心の疑問を切り出します。

Leonard: Okay, uh, here it is. Is it cheating if a guy has a girlfriend…
(よし、じゃあ言うよ。彼女がいる男が…これって浮気になるのかな。)

Penny: Yeah, probably.
(ええ、たぶんね。)

TBBT Season5 Episode7 (The Good Guy Fluctuation)

Is it cheating if … は、自分の状況をそのまま質問の形に変換し、断定を避けながら疑問だけを差し出す聞き方です。主語を自分の行動そのものに置かず「もし〜だとしたら」という仮定の構文にすることで、直接的な告白よりも柔らかく本音に触れられます。ペニーの Yeah, probably. も、断定を避けつつやんわり答える相槌です。このあとレナードは、出会った相手について打ち明け、ペニーとのやり取りが続きます。

弁明とその翻し、相手に決断を委ねる聞き方

レナードは、自分がどういうタイプの人間かを説明し始めます。

Leonard: Here’s the thing, I, I’m not one of those guys who sneaks around and sleeps with more than one woman.
(実を言うと、僕はこそこそ隠れて複数の女性と付き合うようなタイプじゃないんだ。)

TBBT Season5 Episode7 (The Good Guy Fluctuation)

Here’s the thing は、これから本題を話すと予告する前置きの定番です。not one of those guys who … は「〜するようなタイプの人間ではない」と自分の性分を弁明する構文ですが、レナードはすぐにこの弁明を自ら覆します。

Leonard: The problem is, I want to be one of those guys.
(問題は、そういうタイプになりたいと思ってることなんだ。)

TBBT Season5 Episode7 (The Good Guy Fluctuation)

The problem is, … は、直前の発言と矛盾する本音を続けて打ち明けるときの切り替え表現です。弁明した直後に want to be one of those guys と言い換えることで、建前と本音のギャップをそのまま言葉にしています。ペニーが率直な提案をいくつか返しても、レナードは煮え切らない反応を続けます。最終的にペニーが核心を言い当てると、レナードはこう応じます。

Leonard: Now we’re getting somewhere.
(お、話が見えてきたぞ。)

Penny: What does your gut tell you?
(あなたの直感は何て言ってるの?)

TBBT Season5 Episode7 (The Good Guy Fluctuation)

Now we’re getting somewhere. は、話がようやく核心に近づいてきたときに使う相槌です。What does your gut tell you? は、答えを与えるのではなく相手自身の直感に判断を委ねる聞き方で、相談に乗る側が使える便利な型と言えます。

まとめ|切り出しにくい相談も、型を知っていれば進めやすい

I’m dealing with a situation、Is it cheating if…、Here’s the thing、The problem is、What does your gut tell you?。前置きで気まずさをやわらげ、仮定の形で本音に触れ、弁明とその翻しを経て、最後は相手の直感に委ねる。切り出しにくい相談を進めるための一連の型が見えてきます。

次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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