『ホワイトカラー』S05E08 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン5 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 5 Episode 8

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン5第8話は、後ろ暗い事情を「正当だった」という言葉でくるむ人物と、隠してきた事実をそのまま明かす人物が、化石密輸の捜査と恋の行方という二つの筋で並んで描かれる回です。誰が言葉で自分を守り、誰が言葉で自分をさらけ出しているのか、そんな視点でこの回の会話を追ってみます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン5第8話では、盗まれた恐竜の化石標本を追う新しい事件で、ピーターは企業買収で財を成したフォーサイスに疑いの目を向け、化石密輸の裏に潜む黒幕を探っていく。一方ニールは、正体を隠したままコーデックス研究者のレベッカとの関係を深めていくが、周囲からは早く本当のことを話すよう促され、いつまでも隠し通せない現実と向き合うことになる。モジーは偽の化石作りで捜査に一役買いながらも、ニールの恋の行方を案じ続ける。『ホワイトカラー』S05E08のあらすじを追うときは、誰が言葉で自分を正当化し、誰が言葉で隠し事を手放しているかに注目すると、この回ならではの対比が見えてくる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. be well worth something

~するだけの十分な価値があるという意味です。

Peter: Oh, this is well worth a stretch of my legs.
(ああ、これは足を伸ばして出かけるだけの価値があるな。)

珍しい密輸品でなければ動かないはずだとニールにからかわれたピーターが、まんざらでもない様子で現場に向かう場面です。皮肉交じりの前置きを受け流し、素直に価値を認めてしまうところに、事件の中身次第では腰を上げるピーターの現金さが表れています。

詳しく読む

2. as long as it takes

必要なだけいつまでもという意味です。

Peter: I can wait here as long as it takes.
(必要なだけいつまでもここで待つ。)

面会を断られてもすぐには引き下がらず、FBIの肩書きを名乗って待つ構えを見せるピーターの場面です。時間の長さを限定しないas long as it takesという言い方に、相手の都合に付き合ってでも話を聞き出そうとするピーターの粘り強さが表れています。

詳しく読む

3. aboveboard

公明正大な、後ろ暗いところのないという意味です。

Forsythe: It was all aboveboard.
(すべて公明正大にやったことだ。)

企業買収の手口を追及されたフォーサイスが、すべて合法的だったと弁明する場面です。従業員を解雇した事実そのものは否定せず、その上でaboveboardという一語だけで正当性を主張するところに、後ろ暗さを法的な正しさで塗り替えようとするフォーサイスの言葉選びが表れています。

4. get back out there

また外に出てみる、活動を再開するという意味です。

Peter: I thought you might wanna get back out there.
(そろそろまた外に出てみたらどうかと思ってな。)

元恋人サラと別れて久しいニールの背中を、ピーターがそれとなく押そうとする場面です。具体的な相手の話に踏み込む前にget back out thereとまず外向きの一歩を促すところに、踏み込みすぎない気遣いが表れています。

詳しく読む

5. not add up

つじつまが合わないという意味です。

Peter: A lot of things Neal has been doing don’t add up.
(ニールの最近の行動には、つじつまの合わないことが多い。)

こっそり会っている女性の存在を知ったピーターが、エリザベスにたしなめられながらも疑念を口にする場面です。感情的な非難ではなくnot add upという事実確認の言い方を選ぶところに、私情より捜査官としての観察が先に立つピーターの癖が表れています。

詳しく読む

6. a funny way of showing it

(それにしては)おかしなやり方だ、妙な示し方をするという意味です。

Peter: Lying is a funny way of showing it.
(嘘をつくとは、それにしてはおかしなやり方だな。)

レベッカへの好意を認めないニールに対し、嘘をついているくせにと皮肉るピーターの場面です。相手の気持ちそのものは否定せず、それを示す手段の矛盾だけを突くこの言い方に、軽口の奥で本質を突くピーターらしい話し方が表れています。

7. get a move on

さっさと始める、急ぐという意味です。

Neal: Let’s get a move on.
(さっさと始めようぜ。)

偽の化石を売り渡す取引の場で、鑑定に時間をかけようとするフォーサイスをニールが急かす場面です。短い命令形をそのまま口にするget a move onという言い方に、素性を偽っている緊張感を表に出さず場を仕切るニールの度胸が表れています。

詳しく読む

8. rip someone off

(人を)だます、ぼったくるという意味です。

Forsythe: Can’t tell you how many times two-bit hustlers have tried to rip me off with fake artifacts.
(安物の偽物で私を騙そうとした輩が何人いたことか。)

偽の化石を鑑定する前に、これまで何度も安物の偽物で騙されかけたと語るフォーサイスの場面です。自らの買収劇では法的な正しさを盾にしながら、こと自分が被害者になりうる場面ではrip me offと騙される側の立場を強調するところに、都合よく言葉を使い分けるフォーサイスの姿が見えてきます。

9. when no one’s watching

誰も見ていないと思っている時に(人がすること)という意味です。

Peter: The things people do when they think no one’s watching.
(誰も見ていないと思っているときに、人はいろいろなことをするものだ。)

偽の化石取引の様子を監視映像越しに見届けたピーターがつぶやく場面です。フォーサイスを名指しせず一般論の形で言い切るこの一言に、正当だったと言い張る言葉の裏にある本性を見抜いているピーターの観察眼が表れています。

10. in someone’s debt

(人に)恩がある、借りがあるという意味です。

Dr. Khatri: The museum is in your debt.
(博物館はあなたたちに大きな借りができました。)

親子の化石が再会できたことに、博物館のカトリ博士がピーターとニールに感謝を伝える場面です。回りくどい言い回しを使わずin your debtと率直に恩義を認めるこの一言は、この回に登場する正当化やごまかしの言葉とは対照的な、混じりけのない感謝の表し方になっています。

このエピソードの英語学習ポイント

企業買収の手口を追及されたフォーサイスは、It was all aboveboard.と言い切ります。従業員を解雇した事実そのものは認めながら、aboveboardという一語だけで自分の行為を正当化するこの言い方には、後ろ暗さを法律用語めいた言葉でくるんでしまう機能があります。

同じフォーサイスが、偽の化石を鑑定する場面ではCan’t tell you how many times two-bit hustlers have tried to rip me off with fake artifacts.と語ります。自分の買収劇は合法だったと言い張る一方で、こと自分が損をする場面では騙される側の立場を強調する。正当化の言葉と被害者めいた言葉を同じ人物が使い分けているところに、この回特有のねじれが表れています。

一方ニールは、正体を隠したままレベッカとの関係を深めています。嘘を重ねるニールに対し、ピーターはLying is a funny way of showing it.と切り返します。相手の気持ちそのものは否定せず、それを示す手段の矛盾だけを突くこの一言が、ニールに自分の言葉を見つめ直させるきっかけになります。

やがてニールは、飾らない言葉でレベッカに打ち明けます。「I’m not an FBI agent. I’m a Criminal Informant.」という短い告白は、それまでの回りくどい嘘とも、フォーサイスの正当化の言葉とも対照的です。この回をもう一度見るときは、aboveboardのような取り繕う言葉の響きと、この告白のような飾らない言葉の響きを聞き比べてみると、隠すことと明かすことの違いがより具体的に見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

フォーサイス|後ろ暗さを「正当だった」の一言でくるむ話し方

企業買収の手口を追及されても、フォーサイスは悪びれません。台本ではこの発話が確認できます。従業員を解雇した事実そのものは否定せず、It was all aboveboard.という一語で自分の行為を正当化するこの言い方には、後ろ暗さを法律用語めいた言葉でくるんでしまう独特の話し方が表れています。

その同じフォーサイスが、偽の化石を鑑定する場面ではCan’t tell you how many times two-bit hustlers have tried to rip me off with fake artifacts.と語り、一転して騙される側の立場を強調します。自分に都合の悪いことは正当化し、自分が被害者になりうる場面では警戒心をあらわにする。この二つの言い方を並べると、フォーサイスの率直さが実は自己防衛のための使い分けにすぎないことが見えてきます。

ピーター|軽口と皮肉の両方で建前の隙間を突く話し方

化石密輸の捜査報告の最中でも、ピーターは軽口を挟むことを忘れません。台本ではAnd a lot of pancakes.という発話が確認できます。1,800万ドル規模のメープルシロップ強奪事件をめぐる冗談に、パンケーキという日常的な単語で乗っかるこの短い一言には、深刻な捜査報告の合間でも場を和ませる軽さが表れています。

その同じ軽さが、ニールの嘘を見抜く場面では皮肉に転じます。Lying is a funny way of showing it.と切り返すこの一言は、相手の気持ちそのものを否定せず、それを示す手段の矛盾だけを突く言い方です。冗談を言うときも皮肉で切り込むときも、少ない言葉で核心に触れるところに、ピーターの一貫した話し方の芯が見えてきます。

ニール|甘い言葉で本音を隠しながらも、最後は率直に打ち明ける話し方

レベッカとの関係を続けるため、ニールは正体を隠す嘘を重ねます。ピーターに連邦捜査官へのなりすましを突きつけられても、I suppose technically…とすぐには認めない言い方をするところに、追及をかわそうとするニールの往生際の悪さが表れています。

それでも最後は、飾らない言葉でレベッカに向き合います。「I’m not an FBI agent. I’m a Criminal Informant.」という短い告白には、それまでの回りくどい言い訳とは違う、誠実さと後ろめたさが入り混じった率直さが表れています。甘い言葉で本音を隠す時間が長かった分だけ、この一言の直截さが際立つ回になっています。

関連コラム記事

このエピソードの関連コラムは準備中です。

このエピソードが見られる配信サービス

配信状況は時期や地域によって変わるため、視聴前に表示されている最新の情報を確認しておくと安心です。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)

前後のエピソード

この回の前後も、あわせて言葉の使い分けの変化を確認できます。

シーズンまとめはこちら

『ホワイトカラー』シーズン5を通した英語表現の広がりは、シーズンまとめでまとめて振り返れます。

シーズン5まとめはこちら
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次