『ホワイトカラー』S01E03 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン1 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 1 Episode 3

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン1第3話では、盗まれた聖書に「病を治す」という言い伝えが絡み、ピーターはその話を額面通りには受け取らない一方、ニールは根拠を並べるより自分の言葉を押し通す話し方を見せます。たしかな証拠がなければ首を縦に振らない言葉と、根拠が薄くても言い切ってしまう言葉が、この回の捜査には同居しています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン1第3話では、ナポリの教会から数百年の歴史を持つ聖書が盗まれ、FBIはピーターとニールに捜査を命じる。その聖書には「治癒の聖書」という言い伝えがあり、盗みを実行したホームレスの男には、ある切実な事情が隠されていた。ニールは古文書研究の専門家マリアの協力を得ながら、聖書の行方と事件の真相を追っていく。『ホワイトカラー』S01E03のあらすじを追うときは、誰が何を疑い、誰が何を信じて動いているかにも注目したい。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. tough to swallow

にわかには信じがたい、素直には受け入れがたい、という意味です。

Peter: Tough to swallow.
(にわかには信じがたいな。)

聖書が病を治すという言い伝えについて、その場にいた教会の人々が無事だった理由をあれこれ推測したあと、ピーターがその話を額面通りには受け取れないと結論づける場面です。長々と反証を並べたあとに短く言い切ることで、疑いの姿勢をはっきりさせています。

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2. ring a bell

聞き覚えがある、心当たりがある、という意味です。

Peter: Doesn’t ring a bell.
(心当たりがないな。)

事件の鍵を握る研究者マリア・フィアメッタの名前を告げられたピーターが、聞き覚えがないと素直に認める場面です。捜査官として細部を把握しているはずのピーターにも、美術史の世界までは行き届いていない空白があることが分かります。

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3. get dirt under your nails

手を汚す、危ない橋を渡る、という意味です。

Neal: I mean, you can’t run with those crowds unless you’re willing to get dirt under your nails.
(つまり、手を汚す覚悟がなきゃ、あの手の連中とは付き合えないってことさ。)

盗難美術品の闇市場に通じた研究者マリアの人脈について、その世界に関わる危うさをニールが指摘する場面です。抽象的な比喩を使いながらも、確信を持った断定の形で語っています。

4. keep on a tight leash

(人を)厳しく管理する、自由にさせない、という意味です。

Mozzie: Oh, your FBI friend keeps you on a tight leash.
(おや、君のFBIの友達に、しっかり手綱を握られてるじゃないか。)

ケイトの手がかりを探る鑑定結果を茶化しながら、モジーがニールのFBI任務での不自由さをからかう場面です。もっともらしい報告の締めくくりに軽口を差し込む言い方になっています。

5. shell game

(カップなどを使った)いんちきな仕組み、巧妙なごまかし、という意味です。

Neal: I think we’re dealing with a shell game.
(これは、いんちきな仕組みが絡んでると思う。)

カップを使った視覚的な例えで、事件の構図がすり替えの仕掛けになっているとニールがピーターとエリザベスに説明する場面です。抽象的な推理を、身近な比喩に置き換えて伝える言い方になっています。

6. back in business

(裏社会・仕事などに)復帰する、再始動する、という意味です。

Peter: We find some street contacts, float it out that old Neal Caffrey is back in business.
(裏の伝手を使って、ニール・キャフリーが裏稼業に戻ったって噂を流すんだ。)

盗まれた聖書を持つ容疑者マリアをおびき出すため、ニール・キャフリーが裏社会に復帰したという噂を流す作戦を、ピーターが持ちかける場面です。確証のない噂を意図的に流すという、裏の駆け引きの言い方が表れています。

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7. get in the way

邪魔になる、障害になる、という意味です。

Neal: Prison got in the way.
(刑務所暮らしが邪魔をしてね。)

手相占いのふりで相手の指輪の有無を言い当てたニールが、逆に自分にも指輪がないことを指摘され、服役していた過去を明かす場面です。重い事情を、あっさりとした言い回しで受け流しています。

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8. living proof

生きた証拠、実例、という意味です。

Neal: Look, Maria, I’m living proof.
(いいか、マリア、僕がその生きた証拠だ。)

FBIに目をつけられれば生活を丸ごとひっくり返されると、ニールがマリアに警告する場面です。具体的な事例を並べる代わりに、自分自身を生きた証拠として差し出しています。理屈を積み重ねるより自分の存在で押し切るこの言い方に、婉曲な駆け引きだけでなく、こうした言い切り方も併せ持つニールの一面が表れています。

9. take a leap of faith

思い切って賭けてみる、一か八かやってみる、という意味です。

Elizabeth: But sometimes you just have to take a leap of faith.
(でも時には、思い切って賭けてみるしかないこともあるのよ。)

ニールを疑うピーターに対し、時には信じて任せるしかないこともあると、エリザベスが助言する場面です。証拠を積み重ねる捜査官の思考とは違う、信頼を選び取る言い方になっています。

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10. with all due respect

失礼を承知で言うが、お言葉ですが、という意味です。

Neal: With all due respect, Maria, shut up and drive.
(失礼を承知で言うけど、マリア、黙って運転してくれ。)

潜入捜査の車中で言い寄ってくるマリアに対し、ニールが同じ言い回しで軽くいなしながら運転に集中するよう返す場面です。相手が使った丁寧な前置きをそのまま流用し、遠回しな拒絶に変えています。

このエピソードの英語学習ポイント

マリアに危険を説く場面で、ニールは”Look, Maria, I’m living proof.”(いいか、マリア、僕がその生きた証拠だ。)と、細かい理屈を並べる代わりに、自分自身を根拠として持ち出します。具体的な反論を重ねずに、存在そのもので押し通す話し方です。

一方でピーターは、聖書が病を治したという言い伝えを聞いても態度を変えません。教会にいた人々が誰も体調を崩さなかった理由をあれこれ推測したあと、”Tough to swallow.”(にわかには信じがたいな。)と短く切り捨てます。長々と可能性を検討したうえでの一言だけに、安易に納得しない姿勢がかえって際立ちます。

ところが、この疑い深いピーターも、私生活では違う顔を見せます。ニールを信頼しきれずにいる夫へ、妻エリザベスは”But sometimes you just have to take a leap of faith.”(でも時には、思い切って賭けてみるしかないこともあるのよ。)と語りかけます。証拠を積み重ねてから判断する捜査官としての流儀に対し、この一言は証拠がそろう前に踏み出すことを勧めており、家庭という場面だからこそ生まれる言葉の違いが見えてきます。

証拠を求めて疑ってかかるピーターにも、知識の届かない場面があります。事件の鍵を握る人物の名前を聞かされたピーターは、”Doesn’t ring a bell.”(心当たりがないな。)と、素直に手がかりのなさを認めます。捜査官としての経験だけでは埋まらない空白を、”Art historian, Brooklyn State.”(ブルックリン州立大学の美術史家だよ。)と即座に補うのがニールです。ドラマを見返すときは、誰がどの場面で証拠や知識を頼りにし、誰がそれを補っているかを見比べてみると、この回の会話の温度差がよく分かります。

キャラクター別|英語の特徴

ニール|多くを語らず自分を根拠に押し切る

マリアに危険を説く場面で、ニールの言葉には迷いがありません。”Look, Maria, I’m living proof.”(いいか、マリア、僕がその生きた証拠だ。)と、具体的な反論を並べるでもなく、自分の存在そのものを根拠として持ち出します。理屈を積み重ねるより、自分を例に挙げて押し切るこの言い方には、婉曲な駆け引きだけでなく、こうした言い切り方も持ち合わせているニールの一面が表れています。もっとも、その自信も常に通用するわけではなく、マリアに正体を確かめられた場面では”It’s… sort of a work release.”(まあ……一種の外部就労みたいなものかな。)と、都合の悪い事実をあっさり認めながらも、動じたそぶりを見せません。押し切ることと、あっさり認めることの両方を持ち合わせているところに、ニールの言葉の幅があります。

ピーター|疑ってかかりながらも核心を突く

聴取対象の言い分に対し、ピーターは”Yeah, it means you’re not free to bust heads until you do.”(ああ、それはつまり、犯人を見つけるまで手荒な真似はできないってことだ。)と、皮肉を交えながらも要点を短く言い切ります。回りくどい言い訳を許さない直截な物言いは、相手の話を鵜呑みにしない姿勢の表れです。聖書の言い伝えについても”Tough to swallow.”と切り捨てるなど、証拠のない話には一貫して距離を置きます。それでいて、家庭では妻エリザベスから思い切って賭けてみるよう説かれる側に回っており、疑い深さがピーターのすべてではないこともうかがえます。

モジー|擬似科学めいた報告に皮肉を忍ばせる

ケイトの手がかりであるボトルの鑑定結果を報告する場面で、モジーは”I even tested the remnants of the wine left in the bottle, which, by the way, was a very lovely boxed Franzia from early October.”(ボトルに残ったワインの残留物まで調べたよ、ちなみに10月上旬物の、なかなか結構な箱ワインだったけどね。)と、もっともらしい調査報告に皮肉なオチを忍ばせます。科学的な手続きを装いながら、最後に安物のワインを見抜いたという皮肉を添えるところに、回りくどく知的に見せかけながら茶化す、モジーらしいユーモアの英語表現が表れています。

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