『ビッグバン★セオリー』S11E03 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン11 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 11 Episode 3

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン11第3話は、結婚式の日取りを最適化問題として語り続けるシェルドンと、エイミーがこっそり録音した彼の寝言とが、同じ人物とは思えないほど違う言葉づかいを見せる回です。目覚めているときは条件と計算で会話を進めるのに、眠っている間はなりゆきに任せる緩んだ一言をさらりと口にします。ラージも新しい同僚を前に自分を大きく見せてから、つい本音をこぼしてしまう瞬間があります。同じ人物の中に同居する二つの言葉づかいの落差が、この回の英語の見どころです。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』シーズン11第3話。結婚式の日取りを完璧に決めようとするシェルドンが、あらゆる条件を検討しては行き詰まる。一方エイミーは、眠っているときのシェルドンがいつもと違って肩の力が抜けていることに気づき、こっそり寝言を録音する。同じ頃、バーナデットの新しい同僚ルチが飲み会に加わり、ラージとスチュアートが彼女を巡ってさりげなく張り合う姿も描かれる。日取りにこだわるシェルドンと、その背後にある寝言の正体は、話が進むにつれて少しずつ結びついていく。日取り探しと寝言の正体、二つの話がそれぞれ思わぬ形に転がっていく一話である。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. get one’s ducks in a row

準備を整える、段取りをきちんとつけるという意味です。

Bernadette: Too bad you didn’t get your ducks in a row, ‘cause tonight would have been perfect.
(段取りを整えておかなかったなんて残念ね、今夜なら完璧だったのに。)

結婚式の日取りを検討する集まりで、バーナデットがシェルドンの段取りの悪さを冗談交じりに指摘する場面です。

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2. get to know

〜と親しくなる、知り合いになるという意味です。

Bernadette: Why don’t I wait a little and get to know her?
(少し待って、彼女と親しくなってからでもいいんじゃない?)

新しい同僚をラージやスチュアートに紹介するよう急かすハワードに、バーナデットがまずゆっくり親しくなりたいと答える場面です。

3. bat an eye

眉一つ動かさない、まったく動じないという意味です。

Sheldon: And in Texas– no one would have batted an eye.
(それにテキサスでなら、誰も眉一つ動かさなかっただろうに。)

候補日を一つひとつ検討するシェルドンが、テキサスでなら誰も気にしなかっただろうと惜しむ場面です。

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4. what a small world

世間は狭いものだという意味です。

Raj: What a small world.
(世間は狭いものだね。)

ルチの出身地にある名所に二人とも行ったことがないと分かり、ラージが茶化し気味に言う場面です。

5. go with the flow

流れに身を任せる、なりゆきに任せるという意味です。

Sheldon: You know me– I just go with the flow.
(知っての通り、僕はなりゆきに任せるだけさ。)

エイミーが録音したシェルドンの寝言で、いつもと違って肩の力が抜けた調子でどちらでもいいと答えている場面です。

6. bow out

(身を引いて)手を引く、身を退くという意味です。

Raj: I’m just saying, you should bow out.
(言っておくけど、君は身を引くべきだよ。)

後日、仲間の前でルチを巡って張り合うスチュアートに、ラージが身を引くべきだと持ちかける場面です。

7. start over

最初からやり直すという意味です。

Penny: Let’s start over.
(最初からやり直しましょう。)

シェルドンの寝言について話がかみ合わなくなり、ペニーが仕切り直して質問を変えようとする場面です。

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8. talk out of school

(内輪の話や秘密を)うっかり話してしまうという意味です。

Raj: I’m talking out of school.
(口が滑ったな。)

スチュアートを心配する発言をしたあと、ラージが言い過ぎたと自分で気づく場面です。

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9. come upon

(偶然)〜に出くわす、行き当たるという意味です。

Sheldon: So, I-I finally came upon a bus bench where I sat and removed one of my shirts and, uh, fashioned it into a makeshift shoe.
(それで、ようやくバス停のベンチに行き当たって、そこに座って重ね着していたシャツを1枚脱いで、急ごしらえの靴に仕立てたんだ。)

ビーチサンダルを片方失くした顛末を語るシェルドンが、偶然たどり着いたバス停のベンチでシャツを靴代わりにしたと説明する場面です。

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10. call … to order

(会議などを)開会する、始めると宣言するという意味です。

Sheldon: I call this meeting of the Council of Sheldons to order.
(それでは、シェルドン評議会のこの会議の開会を宣言する。)

自分の中の複数の人格を「シェルドン評議会」に見立て、シェルドンが空想上の会議を厳かに開会する場面です。

このエピソードの英語学習ポイント

婚約者との結婚式について話し合う場面で、シェルドンは終始、条件と計算だけで会話を進めます。”That’s the day after Flag Day. Everyone’ll be partied out.”(それはフラッグデーの翌日だ。みんな祝い疲れしてるよ。)と、些細な条件まで一つひとつ検討し、完璧な日取りを求めて譲りません。細かな注文を挙げ、条件を積み上げていくのが、目覚めているときのシェルドンの一貫した話し方です。

ところがエイミーが録音した寝言の中のシェルドンは、まったく違う言葉づかいを見せます。”You know me– I just go with the flow.”(知っての通り、僕はなりゆきに任せるだけさ。)と、目が覚めているときには決して認めないであろう、力の抜けた返事をあっさりと返します。日取りの話し合いでは一つの妥協も見せなかった人物が、眠っている間はどちらでも構わないと言ってのける、その落差こそがこの寝言の場面のおもしろさです。

寝言を聞いたエイミーは、”I couldn’t help but wonder if it meant something.”(それが何か意味しているんじゃないかって、考えずにはいられなかったの。)と、その落差の意味を静かに探ろうとします。日取りを一つに絞ろうとする言葉と、「君と一緒なら」と答える言葉は、選ぶ基準が違います。細かな条件を挙げる場面と、相手との時間を中心に答える場面を、台本の語句で比べてみましょう。

キャラクター別|英語の特徴

シェルドン|同じ人物とは思えない二つの言い方

結婚式のケーキについて、シェルドンは”Yellow cake in the shape of a dinosaur with chocolate frosting, a scoop of vanilla ice cream on the side, not touching. You’ll see. You’ll have it at our wedding.”(恐竜の形をしたイエローケーキにチョコレートのフロスティング、添えるバニラアイスは触れさせない。見ててごらん、それが僕たちの結婚式に出るんだから。)と、細部まで条件を指定してみせます。ところがエイミーが録音した寝言の中では、”I’m up for anything, as long as I’m with you.”(君と一緒なら、どんなことでも構わないよ。)と、細かな注文を付けず、君と一緒ならと答えます。片や結婚式のケーキ、片や休日の行き先と、話す中身は違っても、目覚めているときと眠っているときとで、言葉の選び方がまるで別人のように入れ替わっています。ケーキの形からアイスの置き方まで指定する几帳面さと、相手に判断をすべて委ねてしまう鷹揚さが、同じ一人の口から交互に出てくるところに、この回ならではのおかしみがあります。眠っているあいだは、「君と一緒なら」という気持ちを中心に答えることが、目覚めているときのシェルドンの几帳面さを裏側から照らし出してもいます。細部を指定せずにいられない言い回しと、細部を手放してしまう言い回しが同居しているのが、この回のシェルドンです。

エイミー|出来事を科学の言葉で受け止める話し方

寝言に意味などないと突っぱねるシェルドンに、エイミーは”Are you sure? I mean, the prefrontal cortex regulates impulse control. So it’s plausible that when we’re asleep, aspects of our personality that we repress might come out.”(本当に? つまり、前頭前皮質が衝動の制御を司っているから、眠っているときは抑え込んでいる人格の一面が出てくることもあり得るのよ。)と、脳科学の理屈で説明しようとします。夢の話題が広がる場面でも、”Well, as much as we’ve studied the brain, there’s still a lot we don’t know about dreams and their function.”(脳についてこれだけ研究が進んでいても、夢とその働きについてはまだ分かっていないことが多いのよ。)と、専門知識に基づいた慎重な言い方を崩しません。結論を急がず、分かっていないことは分かっていないと留保をつけたまま話を進める姿勢も、この慎重さの一部です。寝言というごく私的な出来事を前にしても、驚きや戸惑いを先に出すのではなく、まず仕組みを説明できる言葉を探そうとする姿勢が一貫しています。感情の揺れをそのまま口にするのではなく、まず科学の言葉に置き換えて理解しようとする落ち着いた探究心が、この回のエイミーの話し方に表れています。

ラージ|自分を大きく見せてからうっかり本音を漏らす話し方

初対面の相手には、まず肩書きで自分を語ろうとします。新しい同僚ルチに自己紹介する場面で、ラージは”Well, I am an astrophysicist, so if you ever go out at night and look up at the stars, that’s kind of my office.”(僕は天体物理学者だから、夜空を見上げたら、そこが僕のオフィスみたいなものさ。)と、自分の仕事を大きく語ってみせます。ところがスチュアートについて含みのある話をしたすぐあとには、”I’m talking out of school.”(口が滑ったな。)と、言い過ぎたことに自分で気づいてしまいます。学校という語を出したあと、スチュアートが今は学校の近くに住めると付け足します。このやり取りでは、スチュアートについて含みのある発言をし、内輪の話を口にしたと続けるラージの言葉に注目できます。相手の前では自分を大きく見せようとする言葉と、つい漏れてしまう本音の言葉との落差が、ラージのこの回の話し方です。

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