家に招いた相手に料理をすすめて、場所を変えようと持ちかけるときの英語|『フレンズ』S04E18で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 家に招いた相手に料理をすすめて、場所を変えようと持ちかけるときの英語|『フレンズ』S04E18で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン4第18話では、レイチェルがデート相手のジョシュアを自分の部屋に招き、夕食を出します。ところが食事を始めてすぐ、ジョシュアの苦手なものが部屋にいることがわかり、二人は場所を変える相談を始めます。

料理をすすめるひと言、相手の打ち明け話の受け止め方、場所を変える提案とその返事まで、人を家に招いたときに使える英語を順に見ていきます。

目次

「Thank you for doing this」夕食を出す側と招かれた側のひと言

デートの前、レイチェルとモニカの部屋ではモニカが料理をしています。レイチェルはモニカに「ところで、私は彼に何を作ってるんだっけ?」と尋ね、モニカが献立を並べてみせます。作中で夕食を作っているのはモニカで、レイチェルはその献立を教わっておく側です。

夕食の場面では、ジョシュアがまずお礼を言います。

Joshua: This is so nice. Thank you for doing this.
(すごくいいね。こうしてくれてありがとう。)
Rachel: Oh, please. Cooking soothes me. So, dig in.
(やだ、いいのよ。料理すると落ち着くの。じゃあ、食べて。)
Joshua: Right. Oh, it all looks so good.
(よし。わあ、どれもすごくおいしそうだ。)
Friends Season4 Episode18(The One With Rachel’s New Dress)

Thank you for doing this. の this は、目の前の夕食の場を指します。何をしてもらったかを細かく言わなくても、this の一語でもてなし全体へのお礼として通じます。

レイチェルの Oh, please. は、お礼を軽く受け流すときの「やだ、いいのよ」に近い言い方です。続けて料理をすると気持ちが落ち着くと言っていますが、モニカに作ってもらったことには触れていません。お礼への返しとして、作中ではそう答えています。

dig in は「さあ、食べて」と食事をすすめるくだけたひと言です。親しい相手との食事で使われることが多く、改まった席では Please help yourself. のような言い方を選ぶ人もいます。ジョシュアの It all looks so good. は、まだ口にする前に料理の見た目をほめています。

「It’s my only weird thing, I swear」苦手なものを打ち明けられたら

食べ始めてすぐ、ジョシュアの「Behind you.」(後ろ)というひと言で、部屋にひよことアヒルが来ていることがわかります。2羽はもともとこの部屋にいた鳥です。ジョシュアがこの鳥たちを苦手にしていることは、このあとのやりとりからわかります。レイチェルは2羽を廊下へ連れ出し、向かいの部屋のジョーイに渡してから席に戻ります。

Rachel: All gone. So, farm birds, huh?
(みんな行ったわ。で、農場の鳥ね?)
Joshua: Yeah. It’s, uh, it’s my only weird thing, I swear. And I-I-I would’ve told you about it but I didn’t know that they would… be here.
(うん。その、僕の変なところはこれだけだよ、本当に。ちゃんと話してたはずなんだけど、あの鳥たちが……ここにいるなんて知らなかったんだ。)
Friends Season4 Episode18(The One With Rachel’s New Dress)

So, farm birds, huh? は、「So + 話題 + huh?」で相手が打ち明けたことを軽く拾い直す聞き方です。問い詰めるのではなく、「なるほど、そういうことね」と話のきっかけを渡しています。

ジョシュアの weird thing は「変わったところ」「ちょっと変な点」です。I swear を後ろに付けると「本当だよ」という念押しが加わります。I would’ve told you about it, but ~ は「(知っていれば)話していたはずだけど」と、言っていなかった事情を説明する形です。ここでは、鳥がいるとは知らなかったことが理由として続きます。

それでもジョシュアは、鳥がまだ外にいるとわかっているのが気になると言います。レイチェルが「向かいの部屋よ。ドア2つ先」と返し、鳥が戻ってくるには時間がかかると冗談めかして続けると、ジョシュアは「それは笑えないよ」と口にします。

「Would you feel better if we went someplace else?」場所を変える提案と返事

そこでレイチェルは、場所を変えることを持ちかけます。

Rachel: Okay, you know… Would you feel better if we went someplace else? I mean, we could pack all this stuff up and, you know, go to your apartment.
(わかった、ねえ……どこか別の場所に行ったほうが気が楽? つまり、これを全部詰めて、ほら、あなたの部屋に行ってもいいし。)
Joshua: Oh, they’re working on it this week. It’s a total mess. But I’m staying at my parents’ house. We could go there.
(ああ、今週は手を入れてる最中なんだ。ひどく散らかってる。でも、両親の家に泊まってるんだ。そこなら行けるよ。)
Friends Season4 Episode18(The One With Rachel’s New Dress)

Would you feel better if we went someplace else? は、「もし〜したら気が楽?」と仮定の形で相手の気持ちを先に聞く提案です。went と過去形を使うことで、押しつけずに一つの案として差し出す響きになります。someplace else は「どこか別の場所」で、somewhere else と同じ意味で使われます。

We could ~. も「〜してもいいし」と選択肢を並べる形です。ジョシュアは自分の部屋が a total mess(ひどく散らかっている)だと事情を伝えたうえで、同じ We could ~. の形で両親の家という代わりの案を出しています。断るだけで終わらせず、別の案を返す流れです。

Joshua: What do you say?
(どうかな?)
Rachel: Yeah, that works.
(うん、それでいいわ。)
Friends Season4 Episode18(The One With Rachel’s New Dress)

What do you say? は、提案のあとに「どう?」と返事を求める決まった言い回しです。That works. は「それで大丈夫」「都合がいい」と、提案に乗るときの短い返事です。work には「うまくいく」「都合に合う」という意味があり、予定や場所を決める会話で使われることの多い返事です。

まとめ|家に招いた相手と過ごす食卓の英語

Thank you for doing this と dig in の食卓、So, ~, huh? の受け止め、Would you feel better if ~? の提案、That works の返事を見てきました。気づかいを言葉にする形を知っておくと、予定どおりにいかない場面でも会話を続けやすくなります。

次回も『フレンズ』の場面を手がかりに、使える英語を探していきましょう。

この回の英語は、同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事でも取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次