友達に新しい商売のアイデアを説明して、呼び名を決めるまでの英語|『フレンズ』S04E17で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 友達に新しい商売のアイデアを説明して、呼び名を決めるまでの英語|『フレンズ』S04E17で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン4第17話では、フィービーがお金を作る方法を思いつき、友達の前で新しい商売の計画を披露します。説明の途中で横から話を取られたり、名前を先に言われたりと、にぎやかなやりとりが続く場面です。

自分のアイデアを人に説明するときは、話の入り方や聞き手の引き込み方で伝わりやすさが変わります。計画の発表から呼び名が決まるまでを追いながら、説明に使える英語を見ていきます。

目次

「How are you going to afford it?」計画の発表と資金の質問

モニカとレイチェルの部屋で、モニカ、ジョーイ、チャンドラーが話しているところへ、フィービーとレイチェルが入ってきます。フィービーはお金を作る方法を思いついたと言い、計画を話し始めます。

Phoebe: I’m going to open up my own massage place and Frank’s going to help me and we can work it around his schedule so he doesn’t have to quit school.
(自分のマッサージの店を開くの。フランクが手伝ってくれて、あの子の予定に合わせて回せば、学校をやめなくて済むの。)
Monica: That sounds great, but how are you going to afford it?
(すごくいいと思うけど、そのお金はどうするの?)
Friends Season4 Episode17(The One with the Free Porn)

open up my own ~ は「自分の〜を開く」で、店や事務所を始めるときに使える表現です。work it around his schedule は「彼の予定に合わせて組む」という意味で、work ~ around … は相手の都合に合わせて段取りを調整するときに使われます。フィービーの異母弟フランク・ジュニアが学校をやめずに済むように、というのがこの計画の目的です。

モニカの返しは That sounds great, but ~ で始まります。まず「いいと思う」と受け止めてから、but のあとで気になる点を聞く形です。afford は「(費用を)まかなう、払う余裕がある」で、How are you going to afford it? は「その費用はどうやって出すの?」と現実的な点をたずねる質問になります。相手の計画を否定しないまま、話を資金の問題へ進める組み立てになっています。

「You know how people need ~」話の入り方と説明の組み立て

モニカの質問には、レイチェルが先に答え始めます。

Rachel: We were walking down the street and saw that van you used for catering and we realized that…
(通りを歩いてたら、ケータリングで使ってたあのバンを見かけて、それで気づいたの……)
Phoebe: I’m telling it!
(私が話すの!)
Phoebe: Okay, you know how people need transportation but they also need massages to relax. So I just figured we can combine the two. Okay? I give the massages and Frank drives. I can fix up the van bolt a table in back and you know what I’ve got?
(いい? 人って移動の手段が必要でしょ、でもリラックスするためのマッサージも必要。だから、その二つを組み合わせればいいと思ったの。いい? 私がマッサージをして、フランクが運転する。バンを直して後ろに台をボルトで留めたら、何ができると思う?)
Friends Season4 Episode17(The One with the Free Porn)

I’m telling it! は「私が話すの!」と、自分の話を横から取られそうなときに話す役を取り戻す一言です。ここでは、レイチェルが話し始めたところでフィービーが割って入っています。

フィービーの説明は You know how ~ で始まります。「〜でしょ」と聞き手がすでに知っていることから入り、そこから話を広げる前置きです。続けて二つの要素を並べ、combine the two(その二つを組み合わせる)でアイデアの中心を示しています。I just figured は「〜だと思った」と、自分の考えを控えめに切り出す言い方です。

さらに I give the massages and Frank drives. と役割分担を言い、fix up(手を入れて直す)を使って準備の中身を挙げています。最後の you know what I’ve got?(何ができると思う?)は、答えを言う前に聞き手の注意を集める働きをしています。知っていること、組み合わせ、具体例、問いかけの順に、話が一歩ずつ進んでいます。

「Think about it」名前を先に言われたときと、呼び名の言い直し

少しやりとりをはさんで、フィービーは説明を続けます。

Phoebe: Think about it. It’s a taxi that people take when they need to relax.
(考えてみて。リラックスしたいときに乗るタクシーなの。)
Rachel: It’s a Relaxi Taxi.
(リラクシー・タクシーね。)
Phoebe: The name was my favorite part!
(名前のところがいちばんのお気に入りだったのに!)
Friends Season4 Episode17(The One with the Free Porn)

Think about it. は「考えてみて」と、聞き手に想像してもらうときの一言です。ここでは、肝心の名前をレイチェルに先に言われてしまい、フィービーは The name was my favorite part! と返します。my favorite part は「いちばん気に入っているところ」で、名前を先に言われたことへの返しになっています。

このあとフィービーは、レイチェルが言い出したのは Relaxi Cab という名前のほうで、それはよくないと言います。モニカがロスからの電話に出ている間に、この話が蒸し返されます。

Phoebe: Hey, tell him about Relaxi Taxi and ask him if he thinks that’s better than Relaxi Cab.
(ねえ、彼にリラクシー・タクシーのことを話して、リラクシー・キャブよりいいと思うか聞いてみて。)
Rachel: Okay, it’s not Relaxi Cab. It’s Relaxicab– like taxicab.
(ちょっと、リラクシー・キャブじゃなくて、リラクシキャブ。タクシーキャブみたいに。)
Phoebe: Oh, that is better.
(あら、そっちのほうがいいわね。)
Friends Season4 Episode17(The One with the Free Porn)

レイチェルは It’s not A. It’s B の形で、自分の案の言い方を訂正しています。like taxicab は「taxicab みたいに」と、何に似せた名前かを添える言い方です。taxicab はタクシーを指す語で、cab だけでも同じ意味で使われます。フィービーの That is better. は、相手の案のほうがよいと認める短い返事です。

まとめ|アイデアを説明して名前を決める英語

That sounds great, but how are you going to afford it? のような受け止めてから聞く返し、You know how ~ と combine the two を使った説明の組み立て、It’s not A. It’s B の言い直しを見てきました。順番を意識すると、アイデアの説明がまとまりやすくなります。

友達同士で計画を語り合う場面を観ていると、説明と相づちの英語がいきいきと伝わってきます。

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