「Interesting.」と意味ありげに言われたら、何と返す?|『BONES』S05E19で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Interesting.」と意味ありげに言われたら、何と返す?|『BONES』S05E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン5エピソード19では、ブースが締めてきた新しいネクタイが、ちょっとした話題になります。今回は、ブレナンが口にしたひと言「Interesting.」を起点に、含みのある言葉を受けたときの英語の返し方を紹介します。

ほめているのか、からかっているのか分からないひと言は、英語でも日本語でも気になるものです。言われた側がどう切り返すかに、会話の面白さが詰まっています。

目次

ひと言の「Interesting.」に込められた含み

冒頭、ホテルの現場に着いてカムのもとへ向かう途中で、ブレナンはブースのネクタイが新しいことに気づきます。イルカ柄のそのネクタイは、ブースが付き合い始めた海洋生物学者のキャサリンからの贈り物でした。

Booth: Well, ‘cause Catherine got it for me. Look, they’re dolphins!
(キャサリンがくれたからさ。ほら、イルカだぞ!)

Brennan: The marine biologist?
(あの海洋生物学者の?)

Booth: Yeah. Yeah, it was a present.
(ああ、そうだよ。プレゼントなんだ。)

Brennan: Interesting.
(興味深いわね。)

Booth: Wh-what do you mean, “Interesting”?
(な、なんだよ、「興味深い」って?)

BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)

Interesting.は本来「興味深い」という意味ですが、ひと言だけぽつりと言われると、「何か思うところがある」という含みが生まれます。ブースがすぐにWhat do you mean, “~”?(「〜」ってどういう意味?)と相手の言葉をそのまま繰り返して聞き返しているのは、その含みが気になって仕方ないからだと読み取れます。

ブースは現場の検分の合間にも、この話を蒸し返します。

Booth: Hey, what’s so interesting about my tie.
(なあ、俺のネクタイの何がそんなに興味深いんだよ。)

Brennan: Well, a gift is a social contract – a basic anthropological construct. By giving you a tie, Catherine has entered into a social contract with you.
(贈り物は社会的な契約なのよ。人類学の基本的な概念ね。ネクタイを贈ったことで、キャサリンはあなたと社会的な契約を結んだの。)

Booth: Really?
(そうなのか?)

BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)

What’s so ~ about …?は「…の何がそんなに〜なの?」と理由を問いただす言い方です。ブレナンの答えを聞くと、あのひと言は人類学者としての関心から出たものだったことが分かります。

含みのあるひと言への返し方

その後、ダイナーでブレナンがこの話題をスイーツの前で持ち出します。事件の話から急に自分の交際の話へ飛んだことにあきれたブースは、「ここは君が鼻につく言い方で『興味深い』と言うところだ」とスイーツを茶化します。

Brennan: It was a logical transition.
(話の流れとして論理的だったわ。)

Sweets: But it is very interesting.
(でも、実に興味深いですね。)

Brennan: Booth and I are friends. Catherine is an intelligent, attractive woman and I’m intrigued by their developing relationship.
(ブースと私は友人よ。キャサリンは聡明で魅力的な女性だし、二人の関係がどう進むのか興味があるの。)

Booth: That’s nice…I think.
(そりゃいい話……なんだよな、たぶん。)

BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)

ブースのThat’s nice…I think.は、言葉の上では好意的に受け止めつつ、本当にほめられたのか確信が持てないときの返しです。最後にI thinkをそえるだけで、半信半疑の気持ちがやわらかく伝わります。

含みのあるひと言を言われたときの返し方を整理しておきます。

返し方 英語 ニュアンス
意味を聞き返す What do you mean, “interesting”? その言い方はどういう意味?
理由を問う What’s so interesting about it? 何がそんなに気になるの?
良い意味か確かめる Is that a good “interesting”? それはいい意味で?
半信半疑で受け取る That’s nice…I think. どうも……たぶん

終盤、バーで飲んでいる場面では、ブレナンがハッカー副長官(アンドリュー)からもらった贈り物の話をすると、今度はブースが同じ言葉で切り返します。

Brennan: Last night, Andrew gave me a CD with music he likes.
(昨日の夜、アンドリューが好きな音楽を入れたCDをくれたの。)

Booth: Mix-tape, huh? Talk about a social contract.
(ミックステープか。それこそ社会的な契約ってやつだろ。)

Brennan: That’s what I surmised.
(私もそう推測したわ。)

BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)

Talk about ~.は「まさに〜だね」と相手の話をそのまま言い当てる言い方です。ブレナンの理屈を借りて返しているのが見どころです。

まとめ|含みのある言葉に、言葉で返す

ひと言だけのInteresting.には、言い方次第で含みが生まれます。What do you mean, “~”?で聞き返す、What’s so ~ about …?で理由を問う、That’s nice…I think.で半信半疑のまま受け取る。こうした返し方を知っておくと、意味ありげなひと言を言われても会話の主導権を取り戻しやすくなります。

ブースとブレナンのやりとりを観ながら、言葉の含みを楽しんでいきましょう。

この回の英語は、ほかのコラムでも別の切り口から扱っています。

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