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『BONES』シーズン5エピソード19では、インターンのアラストが、ラボでの仕事ぶりを何かと野球にたとえて話します。今回は、その言葉選びを起点に、仕事の成果や期待を野球の用語で表す英語を紹介します。
英語の日常会話には、野球から生まれた言い回しが数多くあるとされています。分析の結果を待つ緊張感のある場面で、どんな言葉が飛び出すのかが見どころです。
協力してうまくいったら「ダブルプレー」
アラストは週末に草野球のリーグでプレーしていて、ホッジンスにも声をかけます。
Arastoo: You should join us sometime.
(今度、一緒にやりませんか。)BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)
You should join us sometime.は「今度一緒にどう?」と気軽に誘う定番の言い方です。少し後、アラストは仕事の手がかりと引き換えに条件を出します。
Arastoo: As long as you find something in your washer goop that helps me determine cause of death, you can play short stop.
(洗濯機のヘドロから死因の手がかりを見つけてくれたら、ショートを守らせてあげますよ。)BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)
As long as ~は「〜さえしてくれれば」という条件の言い方で、ご褒美として守備位置を差し出しているのがアラストらしいところです。ホッジンスはYou’re on.(乗った)と応じます。
その後、アンジェラと分析を進めたアラストは、ブレナンにほめられてこう返します。
Arastoo: Thank you. And Angela, of course. Double play, right?
(ありがとうございます。それにアンジェラも、もちろん。ダブルプレーですね?)Angela: Yeah.
(ええ。)Brennan: I assume you were talking about baseball again, although I have no idea why.
(また野球の話をしているのね。どうしてかは分からないけれど。)BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)
double playは野球で一つのプレーで二つのアウトを取ることです。ここでは、二人の連携で成果を上げたことを喜ぶたとえとして使われています。二人がハイタッチする横で、話についていけないブレナンとの対比が印象的です。
結果をせかすときの野球の言葉
終盤、ホッジンスが証拠品を細かく調べているそばで、アラストは結果を待ちきれずに声をかけます。
Arastoo: What do you have, Dr. Hodgins? Anything? A walk? A single? Don’t strike out, please.
(何か出ましたか、ホッジンス博士?何でもいいんです。フォアボール?シングルヒット?三振だけはやめてくださいよ。)Brennan: Mr. Vaziri, your obsession with sport will no doubt diminish your mental acuity.
(ミスター・ヴァジリ、スポーツへの執着は間違いなく頭の鋭さを鈍らせるわよ。)Arastoo: Oh, on the contrary, Dr. Brennan, baseball’s a game built on mathematical certainty, the physics of force and velocity, as well as its anthropological significance as being one of the unifying cultural traditions for Americans.
(とんでもない、ブレナン博士。野球は数学的な確実性と、力と速度の物理学の上に成り立つゲームです。アメリカ人をひとつにまとめる文化的伝統という、人類学的な意義もあるんですよ。)BONES Season5 Episode19 (The Rocker in the Rinse Cycle)
walkは四球(日本で言うフォアボール)、singleはシングルヒットです。大きな成果でなくても、とにかく塁に出られる程度の手がかりがほしいという気持ちが伝わってきます。strike outは三振ですが、日常会話では「失敗する」「うまくいかない」という意味でも使われるとされています。
ブレナンにたしなめられても、人類学の言葉を借りて言い返すアラストのしたたかさも見どころです。
アラストの使い方も含めて、野球のたとえを整理しておきます。
| 英語 | 野球での意味 | たとえとしての意味 |
|---|---|---|
| double play | 一度に二つのアウト | (劇中では)連携で上げた成果 |
| a walk / a single | 四球・単打 | 小さくても前進 |
| strike out | 三振 | 失敗する |
| home run | 本塁打 | 大成功 |
いずれも一般的な用法とされるもので、文脈によってはくだけた印象になるため、場面に合わせて使い分けるのが無難です。
まとめ|野球の言葉で手ごたえを伝える
double playで連携の成功を喜び、a walkやa singleで小さな前進を願い、strike outで失敗を表す。野球のたとえを知っておくと、仕事の手ごたえを短い言葉で生き生きと伝える英語が読み取りやすくなります。
アラストの野球のたとえを思い出しながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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