「パートナーを外せ」と迫られたら、英語でどう突っぱねる?|『ビッグバン★セオリー』S12E13で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「パートナーを外せ」と迫られたら、英語でどう突っぱねる?|『ビッグバン★セオリー』S12E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン12 第13話から、仲間を外すよう持ちかけられたときの断り方を取り上げます。シェルドンとエイミーの理論を実験で裏づけた2人の物理学者が、受賞の枠をめぐってエイミーを外す話を持ち出す回です。

迷いをにじませる返事から、条件を突きつける宣言まで、断り方の強さには段階があります。シェルドンの言葉がどう変わっていくかを順に見ていきます。

目次

「外す」を表す be out と cut someone out

男性4人が集まる場面で、シェルドンは、ペンバートンとキャンベルがプレスツアーで take credit(手柄を自分のものにする)しようとしていると話します。偶然の発見に give them credit(功績を認める)人はいない、というのがラージの返事です。

その後、シェルドンは2人をつかまえ、この発見はエイミーと自分のものだと belongs to を使って主張します。ここでペンバートンが、ノーベル賞を分け合えるのは3人までだと指摘します。

Sheldon: Oh, that’s right. So he’s out?
(ああ、そうだったな。では彼が外れるのか?)

Campbell: No, I’m not out.
(いや、僕は外れないよ。)

Sheldon: So he’s out?
(では彼が外れるのか?)

Pemberton: Neither of us is out. We think that the three physicists should be the ones to win the Nobel Prize for physics.
(どちらも外れない。物理学賞は物理学者3人が受けるべきだと考えているんだ。)

Sheldon: Wait, so you want to cut Amy out?
(待て、つまりエイミーを外したいということか?)

TBBT Season12 Episode13

be out は「枠から外れている・メンバーではない」、cut someone out は「〜を外す・締め出す」という意味です。シェルドンは相手のどちらかが外れるのかと聞き返しますが、2人は自分たちではなくエイミーを外すつもりだと分かります。外される側から見た be out と、外す側の行為を表す cut out が並んでいるのが分かりやすいところです。

迷いの返事から、はっきりした拒否へ

キャンベルが、自分たちの研究所は3人を推薦すると告げると、シェルドンはこう問い返します。

Sheldon: I see. So you really think that I’m the kind of man who would sell out his partner for the chance of winning a Nobel Prize?
(なるほど。君たちは本当に、僕がノーベル賞を取るチャンスのためにパートナーを売るような男だと思っているのか?)

Pemberton: Are you?
(違うのかい?)

Sheldon: Boy, I hope not.
(いやはや、そうでないことを願うよ。)

TBBT Season12 Episode13

sell out は「自分の利益のために仲間や信念を売り渡す」という意味の口語です。強い問い返しのあとに I hope not と続くことで、シェルドン自身にも迷いがあることが伝わってきます。

夕食の場面では、シェルドンはエイミーに2人の提案を伝えたうえで、I won’t do that to you.(君にそんなことはしない)と言います。相手本人に向けた約束の形です。エイミーはこのとき逆の意見を口にしますが、シェルドンは別の場面で学長に次のように告げます。

Sheldon: Amy and I did this together, and I will not be part of an award that does not recognize the value of her contributions. So you either include both of us in the recommendation letter, or don’t bother writing one.
(エイミーと僕は一緒にこれを成し遂げた。彼女の貢献の価値を認めない賞には加わらない。推薦状に2人とも入れるか、書かないかのどちらかにしてくれ。)

TBBT Season12 Episode13

I will not be part of ~ は「〜には加わらない」と自分の立場を宣言する言い方で、either A, or don’t bother ~ は「Aにするか、さもなければ〜しなくていい」と条件を突きつける形です。研究所のチームと争いになると言われても、シェルドンは I say bring it.(受けて立つ)と返します。

まとめ|外す・売る・拒むの英語

今回は、枠から外れる be out、締め出す cut someone out、仲間を売る sell out、拒否を示す I won’t do that to you と I will not be part of を見てきました。迷いから宣言へと強さを変えながら、仲間を守る意思を伝えられるようになります。

功績をめぐる駆け引きの中でシェルドンが選んだ言葉が、この回の見どころです。

ほかのコラムやフレーズ記事でも、同じ回の英語表現を紹介しています。

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