「I don’t need a babysitter.」と言われたら、何と返す?任せた相手を信頼していると伝える英語|『BONES』S09E23で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「I don't need a babysitter.」と言われたら、何と返す?任せた相手を信頼していると伝える英語|『BONES』S09E23で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード23では、スイーツが捜査を任され、聞き取りに出かける前の打ち合わせで「お目付け役はいらない」という言葉が飛び出します。今回は、この I don’t need a babysitter. の意味と、言われた側がどう返せば「信用していないわけじゃない」と伝わるのかを読み解きます。

手助けのつもりの申し出が、相手には「一人では無理だと思われている」と受け取られることがあります。そんなすれ違いをほどく英語を、作中のやり取りから見ていきます。

目次

「I don’t need a babysitter.」は「子ども扱いしないで」

打ち合わせの場面では、話を聞きに一緒に行こうという申し出に、スイーツがきっぱり線を引きます。

— Look at you, huh? Okay, I’ll tell you what, I’ll go with you, we’ll go talk to him.
(やるじゃないか。よし、こうしよう、一緒に行くよ。話を聞きに行こう。)

Sweets: No, no. It’s my lead, Agent Booth.
(いえいえ。これは僕の担当ですよ、ブース捜査官。)

BONES Season9 Episode23 (The Drama in the Queen)

lead はここでは「捜査の手がかり」のことで、It’s my lead. は「自分がつかんだ手がかりだから、自分が進める」という線引きです。それでも話は終わらず、代わりにブレナンを連れて行くよう勧める言葉が続くと、こう返す声があります。

— Yeah, that’s heavy. Okay, listen, uh, take Bones with you.
(ああ、それは大変だ。よし、いいか、ブレナンを連れて行け。)

— I don’t need a babysitter.
(お目付け役はいりません。)

BONES Season9 Episode23 (The Drama in the Queen)

babysitter はもともと親の留守中に子どもを見る人のことですが、大人に対して使うと「見張り役」「お守り役」というたとえになります。I don’t need a babysitter. は「子ども扱いしないで」「一人でできる」という意味で、手伝いの申し出を、信用されていない合図として受け取ったときに出やすい言い方と言えます。似た言い方に I can handle it.(自分でやれる)や I’m not a kid.(子どもじゃない)があります。

「I’m not saying ~, I’m just saying ~」で誤解をほどく

こう言われたときの返し方として、作中ではまず相手の受け取り方を打ち消し、そのうえで本心を伝える言葉が続きます。

— I’m not saying that you need a babysitter, I’m just saying— look, you’re doing a great job.
(お目付け役が要るって言ってるんじゃない。ただ…いいか、よくやってるよ。)

— You really are. Just take Bones so she can do her Boney thing.
(本当にな。ブレナンを連れて行けば、得意の骨の分析をしてもらえるだろ。)

— Right. No, I knew that.
(ですよね。いや、分かってましたよ。)

BONES Season9 Episode23 (The Drama in the Queen)

I’m not saying ~, I’m just saying ~ は「〜と言っているんじゃなくて、ただ〜と言っているだけ」と、誤解を打ち消してから言いたいことを言い直す形です。ここでは言い直しの途中で look と仕切り直し、先に you’re doing a great job(よくやってるよ)とほめ、You really are.(本当に)で重ねています。そのうえで、同行を勧める理由を「相手の得意分野を借りるため」に置き換えているのが見どころです。

信頼を伝えつつ手伝いを申し出る言い方は、ほかにも次のようなものがあります。

表現 意味
I trust you on this. これは任せるよ
It’s your call. 決めるのはあなただよ
I’m not checking up on you. 見張っているわけじゃないよ
Just let me know if you need anything. 何か要るときだけ言ってね

「I’ll still be around.」任せたあとも頼れると伝える

これより前、朝のふたりの会話でも、仕事を任せる話のあとにこんなやり取りがあります。

— While I agree with that, you are my partner.
(それはそうだとしても、相棒はあなたです。)

— I’ll still be around.
(これからも近くにいるよ。)

— And I can call you any time?
(いつでも電話していいということ?)

— That means all the time, right?
(つまり、しょっちゅうってことだよね?)

BONES Season9 Episode23 (The Drama in the Queen)

I’ll still be around. は「離れても、すぐ連絡がつくところにいる」と伝える言い方です。任せる側がこのひと言を添えると、手放すのではなく見守っているという気持ちが伝わります。

まとめ|信頼を先に、手伝いはあとに

今回は『BONES』シーズン9エピソード23から、子ども扱いへの反発を表す I don’t need a babysitter.、誤解をほどく I’m not saying ~, I’m just saying ~、任せたあとの I’ll still be around. を読み解きました。先に信頼を言葉にしてから手伝いを申し出ると、同じ提案でも受け取られ方が変わることが見えてきます。

『BONES』の職場の会話には、こうした気づかいの言葉がこれからも顔を出します。

規則や手順を表す英語、speed dating の文化を扱った同じ回のコラムもあわせて読むと、この回の英語がより立体的に見えてきます。

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