「rephrase」と「repeat」はどう違う?言い直す・繰り返すを言い分ける英語|『BONES』S09E04で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「rephrase」と「repeat」はどう違う?言い直す・繰り返すを言い分ける英語|『BONES』S09E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード4には、研究所で聞きたい答えがなかなか返ってこず、質問を言い直す短いやり取りがあります。今回はそこで出てくる Let me rephrase. を手がかりに、「言い直す」の rephrase と「繰り返す」の repeat の違いを読み解きます。

英語で話していて、相手に意図が伝わらなかったとき、同じ言葉をもう一度言えばいいのか、言い方を変えればいいのか迷うことがあります。2つの動詞を言い分けられると、聞き返すときも言い直すときも迷いが減ります。

目次

「Let me rephrase.」で質問を絞り込む

場面は研究所です。調べてもらった結果を尋ねる側から、まずこんな頼みが出てきます。

— Please tell me you found something.
(何か見つかったと言って。)

BONES Season9 Episode4 (The Sense in the Sacrifice)

Please tell me ~. は直訳すると「〜だと言ってください」で、「そうであってほしい」という期待を込めて答えを促す言い方です。ところが返ってくるのは、細かい説明がずらりと並ぶ答えでした。そこで尋ねた側が言い方を変えます。

— Let me rephrase. Please tell me you found one thing I can use.
(言い直す。使えるものを1つ見つけたと言って。)

BONES Season9 Episode4 (The Sense in the Sacrifice)

最初の質問の something(何か)が、言い直したあとは one thing I can use(使えるものを1つ)に変わっています。同じ言葉をくり返すのではなく、ほしい答えの範囲を狭めて言い方を変えているのが分かります。Let me rephrase. は「言い直させて」という前置きで、自分の言い方がうまく伝わらなかったと認めつつ、質問を仕切り直す合図になっています。相手を責めずに話を戻せる便利な一言と言えます。

rephrase と repeat の違い

rephrase は「re(もう一度)+phrase(言葉で表す)」で、内容は同じまま、言葉や言い回しを変えて言い直すことです。一方 repeat は、同じ言葉をそのままもう一度言うことを指します。

表現 意味 使いどころ
Let me rephrase. 言い直させて 自分の言い方が伝わらなかったとき
Let me put it another way. 別の言い方をするね 例えを変えて説明し直すとき
Let me repeat. もう一度言うね 聞き取ってもらえなかったとき
Could you rephrase that? 別の言い方で言ってもらえますか 言葉の意味が分からなかったとき
Could you repeat that? もう一度言ってもらえますか 聞き取れなかったとき

ポイントは、問題が「聞き取れなかった」ことにあるのか、「意味が分からなかった」ことにあるのかです。音が聞き取れなかっただけなら repeat、聞こえたけれど意味がつかめなかったなら rephrase を選ぶと、相手は何を変えればいいかがすぐに分かるとされています。in other words(つまり、言い換えると)も言い直しに使える表現ですが、こちらは自分の話を要約して言い換えるときのつなぎ言葉です。

聞き返すとき、言い直すときのひと言

会議や電話で聞き取れなかったときは、Sorry, could you repeat that?(すみません、もう一度言ってもらえますか)が基本の形です。Sorry, I didn’t catch that.(すみません、聞き取れませんでした)と言えば、聞こえなかったことが原因だと自然に伝わります。

専門用語や回りくどい説明で意味がつかめなかったときは、Could you rephrase that? や Could you say that in a different way?(別の言い方で言ってもらえますか)が使えます。What do you mean by that?(それはどういう意味ですか)と、意味を尋ねる形にするのも1つの方法です。

反対に、自分が言い直す側になったときは、Let me rephrase. や What I mean is ~.(私が言いたいのは〜ということです)で仕切り直します。作中のように、言い直すときに質問を具体的にするのがコツで、something を one thing に、anything を the one thing I need に変えるだけでも、ほしい答えがぐっと伝わりやすくなります。

まとめ|「もう一度」と「言い方を変えて」を言い分ける

今回は『BONES』シーズン9エピソード4から、質問を仕切り直す Let me rephrase. と、同じ言葉をくり返す repeat の違い、聞き返すときの Could you repeat that? と Could you rephrase that? の使い分けを読み解きました。

何がうまく伝わらなかったのかに合わせて一言を選ぶと、やり取りがすっと前に進みます。次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じエピソードからは、頼む前に返事を確かめる英語や、職場の PDA の文化を扱ったコラムも読めます。

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