「uncle」は親戚だけじゃない?家族ぐるみの友人を「おじさん」と呼ぶ文化と英語|『BONES』S10E08で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「uncle」は親戚だけじゃない?家族ぐるみの友人を「おじさん」と呼ぶ文化と英語|『BONES』S10E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード8の冒頭には、生まれてくる赤ちゃんのために、ブースとブレナンが品物をまとめている場面があります。そこでブースにかけられるのが uncle という言葉です。ただし、ここでの uncle は「親のきょうだい」という意味ではありません。

英語の uncle は「おじ」と訳されますが、実際には血のつながらない大人を指すこともあります。今回は、親しい友人の子どもにとっての「おじさん」という呼び方の文化を、作中のひと言を起点に紹介します。

目次

作中の「good uncle」と「Uncle」という呼びかけ

荷造りの場面で、ブレナンはブースにこう声をかけます。

Brennan: You’re going to be a good uncle, Booth.
(あなたなら、よいおじになるでしょうね、ブース)
Booth: Thanks…
(ありがとな……)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

ここでブレナンが使っている uncle は、血縁のおじに限らない使い方として読めます。家族のように近い大人として、子どもの成長に関わっていく役目を指していると読み取れます。be going to ~ は「きっと〜になる」という見通しを表す形で、これから始まる関わりへの励ましの響きもあります。

終盤には、急いで出かける場面での送り出しのひと言に、Uncle という呼びかけが入ります。

— I got it covered. Go get ‘em, Uncle.
(こっちは任せて。行ってらっしゃい、おじさん)

BONES Season10 Episode8 (The Puzzler in the Pit)

ここでの Uncle は名前の代わりの呼びかけで、からかい半分の親しみがにじむ使い方と言えます。Go get ‘em. は「行ってこい」「がんばって」と送り出す決まり文句で、呼びかけと組み合わせると、親しみのこもった送り出しのひと言になります。

血のつながらない「Uncle」「Aunt」の文化

アメリカでは、両親の親しい友人を、子どもが Uncle Mike や Aunt Sarah のように下の名前つきで呼ぶ家庭が少なくないとされています。親戚ではないけれど家族同然の大人を、親しみと敬意を込めて呼ぶ言い方です。英語では honorary uncle(名誉のおじ)、honorary aunt と表現されることもあります。子どもが大人を下の名前だけで呼ぶことへの遠慮と、親しさの両方を表せる中間の呼び方とも言えます。

ただし、この呼び方は家庭や地域によって大きく違うようです。両親の友人を Mr. Smith のように名字で呼ばせる家庭もあれば、最初から下の名前だけで呼ぶ家庭もあります。ハワイでは、家族の友人に限らず年上の人を広く uncle や auntie と呼ぶ習慣があると紹介されています。

言い方 使われ方
Uncle Mike / Aunt Sarah 子どもが家族ぐるみの友人を呼ぶ
honorary uncle / aunt 血縁のないおじ・おば役を説明する
He’s like an uncle to me. おじのような存在だと紹介する
Mr. Smith / Ms. Smith 名字に敬称をつけて呼ぶ

友人に子どもが生まれたとき、You’re going to be an aunt!(おばさんになるね)のように声をかけて、その子と特別な関わりを持つ大人として迎え入れる場面もあるとされています。作中のブレナンのひと言も、この感覚に近いと読み取れます。

日本語の「おじさん」との違い

日本語の「おじさん」は、親戚に限らず、見知らぬ年上の男性を指すときにも使われます。一方、英語の uncle は、先ほどのような一部の地域や家庭を除けば、知らない人に呼びかける語としてはあまり使われないとされています。道で会った年上の男性に Uncle と声をかけると、違和感を持たれることもあるので注意が必要です。

また、本当のおじではないことをはっきりさせたいときは、He’s not really my uncle, but he’s like family.(本当のおじではないけれど、家族みたいな人なんだ)のように説明を添えることもあります。小さな子どもとの会話では、くだけた auntie という形も使われるとされています。

英語の uncle は、あくまで「家族の輪の中にいる大人」を表す言葉だと考えると、使いどころが見えてきます。

まとめ|「uncle」は家族の輪を表す言葉

今回は『BONES』シーズン10エピソード8から、good uncle と呼びかけの Uncle を起点に、血のつながらない大人を Uncle・Aunt と呼ぶ文化と、honorary uncle、like an uncle to me といった言い方を紹介しました。

ブースが uncle と呼ばれる場面を観ると、英語圏で家族の輪がどのように広がっていくのかが見えてきます。

同じエピソードからは、a hack と hack into の違いや、付き添いを続けると伝える英語のコラムもあわせて読むと、場面ごとの英語がより立体的になります。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次