「imaginary friend」とは?子どもの空想の友だちとお茶会ごっこの文化と英語|『BONES』S10E11で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「imaginary friend」とは?子どもの空想の友だちとお茶会ごっこの文化と英語|『BONES』S10E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード11は、家庭でのお茶会ごっこの場面から始まります。そのお茶会には、目には見えない「Buddy」という友だちも招かれていて、ブースもごっこ遊びの輪に加わっています。

英語圏の子育ての話題でよく耳にするのが imaginary friend という言葉です。今回は、子どもの空想の友だちとお茶会ごっこの文化を、劇中のやり取りと一緒に紹介します。

目次

「imaginary friend」とは?空想の友だちの文化

冒頭のお茶会ごっこでは、目に見えない友だちのために、ケーキをもうひと切れ用意するやり取りが続きます。

— Buddy wants some more cake, Daddy.
(パパ、バディがケーキをもっと欲しいって)

— I already gave him a big piece.
(大きなひと切れを、もうあげたじゃないか)

— But he ate it, Booth. Buddy loves cake. Just cut him another piece.
(でも、もう食べたのよ、ブース。バディはケーキが大好きなの。もうひと切れ切ってあげて)

— All right, all right.
(分かった、分かった)

— Cutting Buddy a piece of cake.
(はい、バディ用にケーキをひと切れ)

— Here you go, here’s a…
(はい、どうぞ、こちらが…)

— On the plate, Daddy, or I’ll get dirty.
(パパ、お皿にのせて。じゃないと汚れちゃう)

BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)

imaginary friend は、子どもが想像の中で作り出す友だちのことで、imaginary companion とも呼ばれます。アメリカの大学の研究では、7歳までに空想の友だちを持ったことがある子どもは6割を超えたと報告されており、成長の過程でよく見られる遊びのひとつとされています。ぬいぐるみなどの物に名前をつけて話しかけるケースを含めるかどうかで、数字は変わるともされています。

劇中ではあくまでごっこ遊びとして描かれていて、目に見えない相手のためにもケーキを切り分け、お皿にのせてと頼まれる、という場面です。空想の友だちが、遊びの中ではきちんと「お客さん」として扱われていることが分かります。

お茶会ごっこ(tea party)と、付き合う側の英語

英語圏の子どもの遊びとして定番なのが tea party、つまりお茶会ごっこです。小さなティーセットを並べ、ぬいぐるみや人形、ときには空想の友だちを招いて、お茶やお菓子を出すまねをして楽しむ遊びとされています。

このとき大人がよく使うのが、ものを手渡すときの Here you go.(はい、どうぞ)です。作中でも、ケーキを渡す場面でこの言い方が出てきます。

英語 意味
pretend 〜のふりをする、ごっこ遊びをする
make-believe 空想、ごっこ遊び
play along 相手の遊びや話に合わせる
Let’s pretend ~. 〜ってことにしよう

Let’s pretend we’re having tea.(お茶会をしているってことにしよう)のように、ごっこ遊びの始まりには pretend がよく使われます。大人が子どもの遊びに合わせることは play along と言い、空想を否定せずに一緒に楽しむ関わり方として語られることが多いようです。

「The cake isn’t real.」ごっこ遊びの決まり

物語の終盤にも、もう一度お茶会ごっこの場面があります。まず、ケーキが余ることを気にする言葉が出てきます。

— What am I gonna do with all this cake that I got? It’s gonna go to waste now.
(せっかく用意したこのケーキ、どうしようか。このままじゃ無駄になるよ)

BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)

短い呼びかけをはさんで、次のやり取りが続きます。

— The cake isn’t real.
(そのケーキ、本当はないんだよ)

— Yeah. The cake’s not real, Daddy.
(そうそう、本物のケーキじゃないってば、パパ)

— Right. That’s my bad. I’ll, uh… I’ll bring the cake back up to Mom, okay?
(そうか、こっちのミスだ。じゃあ、ケーキはママのところに戻してくるよ、いいね?)

— It’s supposed to be imaginary. Right?
(これは想像のケーキってことだよね?)

BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)

real と imaginary の対比が、ごっこ遊びの決まりを言葉にしているのが面白いところです。It’s supposed to be ~ は「本来〜のはずだ」という言い方で、ここでは「想像のケーキという約束だよね」と確かめる形になっています。ごっこ遊びの中にも、遊ぶ側が共有している決まりがあることが伝わってきます。

まとめ|見えない友だちと、ごっこ遊びの英語

imaginary friend(空想の友だち)、tea party(お茶会ごっこ)、pretend や play along といった言葉を押さえると、英語圏の子育てや家族の会話がぐっと読みやすくなります。real と imaginary の対比も、日常で使える組み合わせです。

家族の何気ない遊びの場面を観ながら、『BONES』の英語をこれからも味わっていきましょう。

謝り方や言い当て方を扱った同じエピソードのコラムも、あわせて読むと会話の幅が広がります。

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