海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン10エピソード11には、職場で遅れて着いたことを問われる場面があります。そこで交わされるのは、遅れを認める短いひと言から、改まったおわび、そして「二度とない」という約束まで、謝るときの言葉がひととおりそろったやり取りです。
ミスをしたとき、謝るだけでなく「次はしない」と伝えられると、相手の受け取り方は変わります。今回は、謝罪に約束を添える英語を、くだけた形と丁寧な形に分けて読み解きます。
「I know, I’m late.」先に認めてから謝る
作中では、どこにいたのかと問う声に続いて、次の言葉が出てきます。
— I know, I’m late. Sorry.
(遅刻なのは分かっています。すみません)— I, um… I just had some personal business to take care of.
(その…個人的な用事を済ませる必要があって)— But it’s not gonna happen again.
(でも、もうこんなことはありません)BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)
最初の I know, I’m late. は、相手に言われる前に「遅れたのは分かっている」と自分から認める言い方です。言い訳から入るより、まず事実を認めてから Sorry. を続けるほうが、誠実に聞こえやすいと言えます。
次の personal business は「私用」のことで、take care of と組み合わせると「片づけなければならない用事」になります。中身を詳しく言わずに済ませたいときに使える、ぼかし方の定番です。I had some personal matters to attend to. も同じように使え、こちらは少し改まった響きになります。
そして最後に、it’s not gonna happen again で「同じことは起きない」と約束します。理由の説明は短く、約束ははっきり、という順番が見どころです。
「It will not happen again.」くだけた形と改まった形
少しやり取りがあったあと、今度はもっと丁寧なおわびの言葉が出てきます。
— Allow me to apologize. It will not happen again. I promise.
(おわびさせてください。二度とこういうことはしません。約束します)— No, we’ve wasted enough time.
(いえ、もう十分に時間をむだにしています)BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)
同じ約束でも、先ほどの it’s not gonna happen again はくだけた形、It will not happen again. は短縮しない分だけ改まった形です。Allow me to apologize. も「謝罪させてください」という、かしこまった前置きとされています。
| 言い方 | 響き |
|---|---|
| It won’t happen again. | 標準的で、どの場面でも使いやすい |
| It’s not gonna happen again. | くだけた話し言葉 |
| It will not happen again. | 短縮しないぶん、きっぱりと改まった印象 |
| I promise. | 約束をもう一度念押しする |
続く we’ve wasted enough time は「もう十分時間をむだにした」という意味で、謝罪のやり取りを切り上げて本題へ移る合図になっています。謝られた側の返しとしては、It’s okay. Let’s get to work.(いいよ、仕事にかかろう)のような言い方もあります。
「a million apologies」重ねてわびる言い方
その後の場面では、次のやり取りがあります。
— Even though you’ve been distracted and late.
(気が散っていたうえに、遅れてもきたけれど)— As I said earlier, a million apologies.
(先ほども申し上げたとおり、重ね重ねおわびします)BONES Season10 Episode11 (The Psychic in the Soup)
a million apologies は、数の大きさで気持ちの強さを表す、大げさなおわびの言い方です。辞書では my apologies が「すみません」を意味する慣用句とされており、a million はそれを強める誇張と読み取れます。As I said earlier は「さっきも言ったように」で、すでに謝ったことをふまえて重ねてわびる形になっているのが面白いところです。
日常では、Sorry again for being late.(遅れて、改めてごめんなさい)や I apologize once more.(重ねておわびします)のように、again や once more を添えても同じ気持ちが伝わります。
まとめ|謝罪に「次はしない」を添える
I know, I’m late. で先に認め、personal business で理由を短く済ませ、It won’t happen again. で約束する、という流れが見えてきます。くだけた gonna の形と改まった will not の形、重ねてわびる a million apologies まで押さえると、場面に合わせた謝り方を選びやすくなります。
職場のやり取りに注目しながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。
同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、この回の英語がさらに立体的に見えてきます。


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