「Wait, what, that’s it?」と言われたら、何と返す?話を聞き終えるときの英語|『BONES』S11E12で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Wait, what, that's it?」と言われたら、何と返す?話を聞き終えるときの英語|『BONES』S11E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード12には、捜査の聞き取りが終わりかけたところで、「え、それだけ?」と聞き返される短いやり取りがあります。今回はこの場面を手がかりに、話をていねいに締めくくる英語と、物足りなさそうに聞き返されたときの返し方を読み解きます。

用件が済んだあとの切り上げ方は、仕事でも日常でも意外と迷うものです。感じよく話を終えるひと言を、作中の英語といっしょに見ていきます。

目次

「Thank you for your time.」で話を締めくくる

話が終わりかけたところで、こんな言葉が出てきます。

— Okay, well, thank you, uh, for your time
(じゃあ、ええと、お時間をありがとう)

BONES Season11 Episode12 (The Murder of the Meninist)

Thank you for your time. は「お時間をいただきありがとうございました」という意味で、面談や問い合わせ、打ち合わせの終わりによく使われる締めの言葉です。お礼の形をとりながら、「用件はここまで」と伝える合図にもなっています。冒頭の Okay, well, は「さて」「じゃあ」と話を区切る前置きで、これが入ると締めに向かう流れが自然に伝わります。

話を終えるときの言い方には、ほかにも次のようなものがあります。

表現 ニュアンス
Thanks for taking the time. 時間を割いてくれてありがとう
That’s all I needed. 聞きたいことは以上です
I appreciate your help. 協力に感謝します
I won’t keep you any longer. これ以上お引き止めしません

「Wait, what, that’s it?」には「unless ~」で扉を残す

締めの言葉のすぐあとに、次のような聞き返しが続きます。

— Wait, what, that’s it?
(え、何、それで終わり?)

— Well, unless you have any more information.
(まあ、ほかに何か情報があるなら別だけど。)

BONES Season11 Episode12 (The Murder of the Meninist)

That’s it? は「それだけ?」「もう終わり?」と、思ったより早く終わったことへの驚きや物足りなさを表す言い方です。前に Wait, what, が重なることで、「ちょっと待って」という戸惑いがいっそう強く伝わってきます。

それに続く unless you have any more information は、「ほかに情報があるなら別だけど」という返し方です。unless は「〜でない限り」という意味で、「これで終わり」と言い切らずに、相手が話を続けられる余地を残しています。

似た場面では、次のような返し方もできます。

表現 ニュアンス
Unless there’s anything else. ほかに何かあれば別ですが
That’s it for now. ひとまずこれで
If you think of anything else, let me know. 何か思い出したら知らせて
Was there something else? ほかに何かありましたか?

That’s it? と聞き返されても、unless ~ や for now を添えれば、話をきちんと終えつつ、相手の話したい気持ちもくみ取れます。

「sick」はほめ言葉にもなる

聞き返しのあとには、こんな言葉が続きます。

— Well, no, it’s just that– It is so sick being here, raked across the coals by a real, live FBI agent.
(いや、そうじゃなくて……ここにいるのが最高なんだって。本物のFBI捜査官に、厳しく問い詰められるなんて。)

— I didn’t rake you across–
(問い詰めたりは──)

BONES Season11 Episode12 (The Murder of the Meninist)

sick は本来「具合が悪い」という意味ですが、くだけた会話では「すごい」「最高」というほめ言葉として使われることがあるとされています。親しい相手との会話向けの言い方なので、改まった場面では great や amazing を選ぶほうが無難です。

rake someone over the coals は「〜を厳しく叱る、とがめる」という意味の言い回しで、作中では across の形で使われています。これに続く言葉は途中で途切れていて、言い終わらないうちに話が先へ進みます。

まとめ|締めのお礼と、余地を残す返し

今回は『BONES』シーズン11エピソード12から、Thank you for your time. で話を締めくくる言い方、That’s it? と聞き返されたときに unless ~ で余地を残す返し方、くだけたほめ言葉の sick を読み解きました。

話の終わり方ひとつにも、相手への気づかいが表れます。そんな締めくくりの英語に注目しながら、これからも『BONES』を観ていきましょう。

同じエピソードのフレーズ記事やほかのコラムとあわせて読むと、この回の英語がより立体的に見えてきます。

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