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『BONES』シーズン7エピソード12では、ロサンゼルスの撮影所を訪れたブースが、撮影所の警備の責任者マイクから、ここで働かないかと誘われます。誘いへの最初の返事から、身近な人への相談、そして最後の答えまでが、いくつかの場面に分かれて描かれる回です。今回は、仕事に誘われたときの返し方を、場面の順に読み解きます。
思いがけない誘いには、すぐに答えを出せないこともあります。迷いの伝え方や、考える時間のもらい方を一緒に見ていきましょう。
誘いの「if you’re interested」と、迷いを返す「cut out for」
撮影所の敷地での場面で、前の職場の話が出ると、こんな誘いと返事が続きます。
— “Bureau”? You were in the Bureau?
(「局」? FBIにいたのか?)— Yeah, five years as a special agent in Chicago.
(ああ、シカゴで特別捜査官を5年。)— Then I had my daughter, and she’s three now.
(そのあと娘が生まれて、今は3歳だ。)— I make twice as much here, the sun is always shining, and we got a spot opening up if you’re interested.
(ここなら稼ぎは倍で、いつも晴れてる。興味があるなら、空きが1つ出るんだ。)— Me?
(自分に?)— Yeah.
(ああ。)— Nah, I don’t really think I’m cut out for this place.
(いや、自分はここには向いていないと思う。)BONES Season7 Episode12 (The Suit on the Set)
if you’re interested は「もし興味があれば」と、相手に断る余地を残して誘う言い方です。誘いの最後に添えるだけで、押しつけがましさがやわらぎます。
返事の Me? は、思いがけない誘いへの驚きを一語で返す形です。続く I don’t really think I’m cut out for 〜 は「自分は〜に向いていないと思う」という意味です。cut out for は否定文で使われることが多く、I don’t really think で始めると、きっぱり断るのではなく、やんわり迷いを伝える響きになります。
このあと、You should think about it.(考えてみるといい)と押す言葉も出てきます。こう言われたら、I’ll think about it.(考えておきます)や Let me think it over.(少し考えさせてください)と返すと、答えを保留できます。
「Let me ask you a question」で相談し、「offered me a job」と打ち明ける
その後の別の場面では、ブレナンが西海岸で暮らすことに前向きかどうか、意見を求めるやり取りがあります。
— Let me ask you a question.
(ちょっと聞いてもいいか。)— Um, do you think Bones would be open to, I don’t know, living on the West Coast?
(その、ボーンズは、なんていうか、西海岸で暮らすことに前向きだと思う?)— Where did that come from?
(急にどうしたの?)BONES Season7 Episode12 (The Suit on the Set)
Let me ask you a question. は本題の前置きです。be open to 〜ing は「〜することを受け入れる気がある」で、決めつけずにその人の気持ちを確かめる聞き方になります。Where did that come from? は「急にどうしたの」と、唐突な話に驚く返し方です。
ブースは、誘われたことをこう打ち明けます。
Booth: So, uh, Mike– he, uh, offered me a job.
(それでさ、マイクが、えっと、仕事をやらないかって言うんだ。)— What, here?
(え、ここで?)— We live 3,000 miles away.
(住んでいるのは3,000マイルも先なのに。)— That doesn’t make any sense.
(そんなの筋が通らない。)BONES Season7 Episode12 (The Suit on the Set)
offer someone a job は「〜に仕事を提示する」です。What, here? は場所に引っかかったことを短く聞き返す形、That doesn’t make any sense. は話の前提が合わないと伝える言い方です。
「もう断った」と伝える「already」
最後に、ブレナンが「ここもいいところ」と言うと、すでに答えが出ていたことが分かります。
Brennan: Booth, you know, I’ve been thinking, it is nice here.
(ブース、考えていたんだけど、ここはいいところだわ。)Booth: I already turned down the job.
(仕事ならもう断ったよ。)Brennan: What, why?
(え、どうして?)Booth: ‘Cause working out here, I wouldn’t be working with you, and you’re my partner, always.
(ここで働いたら、君とは一緒に働けない。君はいつだって俺のパートナーなんだから。)BONES Season7 Episode12 (The Suit on the Set)
turn down は「申し出を断る」で、already を添えると、答えがすでに出ていることがはっきりします。I’m still thinking about it.(まだ考え中です)と比べると、話がどこまで進んでいるかの違いがよく分かります。理由を聞く What, why? に、’Cause(Because のくだけた形)で始めて答える流れも、会話でよく見られる形です。
まとめ|誘いへの返事は、迷いと相談の言葉から
今回は『BONES』シーズン7エピソード12から、誘いの if you’re interested、迷いを返す cut out for、相談の be open to、そして already turned down を読み解きました。すぐに答えを出さず、迷いや相談を言葉にする流れが見えてきます。
この回の会話を場面の順に観返すと、それぞれの言葉の役割がよりはっきりします。
同じエピソードの他のコラムでは、「ばかみたい」を表す言葉の違いや、撮影現場の掛け声も扱っています。


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