「go to camp」とは?アメリカの子ども向けキャンプの文化と英語|『BONES』S07E05で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「go to camp」とは?アメリカの子ども向けキャンプの文化と英語|『BONES』S07E05で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン7エピソード5は、子ども向けのキャンプ場で、ジルがアレンに話を聞かれる場面から始まります。ジルはキャンプのスタッフに応募してきたところで、弓の練習場や選べる活動、参加者のグループ分けなど、短い会話の中にキャンプらしい言葉が詰まっています。今回はこの場面を手がかりに、アメリカの子ども向けキャンプの文化と英語を紹介します。

日本の林間学校とも少し違う、子どもの長い休みの過ごし方のひとつとして知られる文化です。

目次

キャンプ場の言葉「camper」「elective」「division」

冒頭、弓の練習場を案内しながら、こう説明されます。

— Right here’s our archery range.
(ここがアーチェリー場です。)

— Archery’s one of the electives for our campers in the Chipmunk and Otter Divisions.
(アーチェリーは、チップマンク組とオッター組のキャンパーが選べる活動のひとつです。)

— Awesome. And the kids use real arrows, right?
(すごい。それで、子どもたちは本物の矢を使うんですよね?)

BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)

camper はキャンプの参加者のことです。アメリカ英語ではキャンピングカーも camper と呼ぶため、文脈で見分けます。elective は学校の「選択科目」と同じ言葉で、キャンプでは参加者が選べる活動を指します。archery range の range は練習場のことで、ゴルフの打ちっぱなしも driving range と言います。

アーチェリーは、古くからアメリカのキャンプの定番の活動のひとつとされています。division は「部・組」で、劇中では Chipmunk(シマリス)と Otter(カワウソ)という名前のグループが出てきます。キャンプでは参加者をいくつかのグループに分けて過ごすことが多いとされています。

「go to camp」と「go camping」の違い

アレンは、キャンプで働いた経験のないジルにこうたずねます。

Mrs. Allen: Jill, I realize you never worked at a camp before, but you did go to camp, right?
(ジル、キャンプで働いたことがないのは分かってるけど、キャンプに参加したことはあるのよね?)

— Okay, here’s the truth.
(ええと、正直に言うと。)

BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)

go to camp は冠詞を付けずに言い、キャンプ場のプログラムに参加することを表します。テントを張って泊まりに行くレジャーの「キャンプ」は go camping で、同じ camp でも意味が分かれます。you did go to camp の did は「行ったことはあるでしょう」と確かめる強調です。

アメリカの子ども向けキャンプには、毎日家から通う day camp と、泊まりがけの overnight camp(sleepaway camp とも言います)があり、夏休みに数日から数週間参加する形が一般的とされています。worked at a camp のように a を付けると、キャンプを行う施設や団体そのものを指します。

キャンプで働くということ

続けて、応募の理由をたずねられます。

— Why on earth did you apply to Camp Patawomeck?
(いったいどうして、キャンプ・パタウォメックに応募したの?)

— ‘Cause college tuition’s a fortune.
(大学の学費がものすごく高いからです。)

— I see. Well, I appreciate your honesty.
(なるほど。正直なのはいいことです。)

BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)

キャンプで子どもの世話をするスタッフは counselor(カウンセラー)と呼ばれます。キャンプの多くが夏に開かれるため、大学生が夏の仕事として働くことが多いとされ、カウンセラーの平均年齢は20歳前後という説明もあります。’Cause は Because のくだけた形、a fortune は「大金」です。

このあと、ジルはアレンにチャンスがほしいと頼み込みます。

Jill: Please, Mrs. Allen, just give me a chance.
(お願いです、アレンさん。チャンスをください。)

— I mean, I’m really a hard worker, I’m great with kids, I can even make lanyards.
(本当に働き者ですし、子どもの相手は得意ですし、ランヤードだって作れます。)

BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)

great with kids は「子どもの扱いがうまい」です。lanyard は細いひもを編んで作るストラップで、boondoggle とも呼ばれ、キャンプの工作の定番とされています。もともとはボーイスカウトのキャンプで広まった工作だとする説明もあります。

まとめ|キャンプ場の会話から見えるアメリカの文化

今回は『BONES』シーズン7エピソード5の冒頭から、camper、elective、division、go to camp と go camping の違い、counselor や lanyard といったキャンプの言葉を紹介しました。言葉の背景を知ると、短い会話からもキャンプの様子が思い浮かびます。

キャンプ場での短い会話ひとつにも、アメリカの子どもたちの休みの過ごし方がにじんでいます。

このエピソードの英語表現は、赤ちゃんの眠りをめぐる sleep と asleep の違いや、家族に不満を言われたときの返し方のコラムでも扱っています。

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※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



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