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『BONES』シーズン7エピソード5では、孫のマイケルを預かりたがるアンジェラの父と、アンジェラ、ホッジンスのあいだで、信用をめぐるやり取りが続きます。保育園の決まりを理由にした断りが作り話だと分かってからの会話には、不満の切り出し方、とっさの打ち消し、理由の添え方、本音の認め方がそろっています。今回は「信用していないんでしょう」と言われたときの返し方を、作中の会話から読み解きます。
身近な相手からの不満は、最初のひと言で空気が変わる場面です。
不満を切り出す「I’m getting the feeling that ~」
孫を預かりたいという申し出は、保育園の決まりを理由に断られていました。父が二人のところへ顔を出したあとの会話は、こう始まります。
— Stopped in to daycare, and it turns out they don’t seem to have those rules you made up.
(保育園に寄ってみたら、そっちが作った決まりなんて、ないみたいだね。)— Oh, uh…
(あ、ええと…)— I can explain that. That’s…
(説明させて。それは…)— I’m getting the feeling that you don’t trust me to be alone with my own grandbaby.
(どうも、自分の孫と二人きりにさせるほど信用されていない気がしてきたよ。)BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)
I’m getting the feeling that ~ は「だんだん〜な気がしてきた」という言い方です。進行形にすることで、相手の様子を見ているうちにそう感じ始めた、という流れが出ます。決めつけるより角が立ちにくい切り出し方です。I have a feeling that ~ なら「〜という気がする」と、もう少しはっきりした予感になります。
trust 人 to + 動詞 は「〜に…を任せられると信じる」で、you don’t trust me to be alone with ~ は「〜と二人きりにしても大丈夫だと思っていない」という意味になります。言葉に詰まって出てくる I can explain は、言い訳や事情説明の前置きとしてよく使われる決まり文句です。
すぐ打ち消す「Of course we do」と、理由の添え方
不満を向けられると、間を置かずに打ち消す返事が続きます。
— Of course we do.
(もちろん信用してる。)— That’s… so not true.
(そんなこと…全然ない。)BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)
Of course we do. の do は、相手の言った trust を受け直す働きをしています。You don’t trust me. と否定で言われたときは、I do trust you. や Of course I do. のように do を使って肯定で返すと、「ちゃんと信じている」という強さが出ます。so not true は not を so で強める、くだけた会話の言い方です。
少し別の話をはさんだあと、打ち消しに理由が添えられます。
— All the books say that a strict routine is crucial, so…
(どの本にも、決まった生活リズムがすごく大事だって書いてあるから…)— We just want to be there when you’re with him.
(あの子といるとき、そばにいたいだけなんだ。)— Until he gets regulated.
(リズムが整うまでは。)BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)
All the books say that ~ は、自分の考えではなく一般的な意見を根拠にする言い方です。We just want to ~ の just は「〜したいだけ」と気持ちを控えめに伝え、Until ~ は「〜までの間だけ」と期限を区切って、相手を拒んでいるわけではないと示します。一般的には It’s not that we don’t trust you.(信用していないわけじゃない)と前置きしてから理由を言う形も使えます。これに対しては、明日には発つのだから、あの子がおじいちゃんと過ごす時間を1分でも逃すのはおかしい、と返されます。
本音を認める「Yeah, well, we don’t」
その後、外での捜索の合間に、こんな会話が交わされます。
— We’ve been at this for hours.
(もう何時間もこうしてるね。)— Maybe we could just call and see how Michael is doing.
(マイケルの様子、電話して聞いてみてもいいんじゃない?)— No, because my dad’s gonna think we don’t trust him.
(だめ。父さんに、信用してないと思われちゃう。)— Yeah, well, we don’t.
(まあ、実際してないけどね。)BONES Season7 Episode5 (The Twist in the Twister)
Maybe we could just ~ は「〜してみてもいいかも」と控えめに提案する形で、No, because ~ は断る理由をすぐに添える返し方です。最後の Yeah, well, ~ は「まあ、でも〜」と相手の言葉を受け止めながら本音を差し込むときの言い方で、we don’t のあとには trust him が省かれています。先ほどの打ち消しは、とっさの取り繕いだったと分かります。
信用していると言い切れないときは、We trust you. We’re just a little nervous.(信用はしてる。ちょっと心配なだけ)のように、気持ちを分けて伝える言い方もあります。
まとめ|打ち消すだけで終わらせない返し方
今回は『BONES』シーズン7エピソード5から、不満を切り出す I’m getting the feeling that ~、とっさに打ち消す Of course we do、理由を添える All the books say that ~、本音を認める Yeah, well, ~ を読み解きました。打ち消しに理由や気持ちを足すと、相手の不満を受け止める返事になります。
次回も『BONES』と一緒に、家族の会話の英語を学んでいきましょう。
同じエピソードの他のコラムでは、赤ちゃんの眠りをめぐる sleep と asleep の違いや、子ども向けキャンプの文化も扱っています。


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