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『BONES』シーズン8エピソード7では、ブースとブレナンの家での会話に、「家では仕事の話をしない」という約束が登場します。ところが、話はついつい事件のほうへ戻っていきます。今回は、この約束を伝える言い方と、約束が揺らいだときのひと言を読み解きます。
家族やパートナーとの間で、仕事の話をどこまで家に持ち込むかは身近な話題です。決めごとを英語で伝える型を知っておくと、相手を責めずに話題を切り替えやすくなります。
「try not to」で家のルールを伝える
ブースとブレナンの家で、スイーツも交えて話していると、話題が事件に向かいます。そこで、家での決めごとを説明するひと言が入ります。
— You see, we… we try not to talk about work at home.
(つまり、うちでは…家では仕事の話をしないようにしているんだ。)Brennan: Or home at work. See, we believe a line between work and life is important.
(職場で家庭の話もしないの。仕事と生活の間に線を引くことが大切だと考えているのよ。)— I’m sorry, I have a hard time believing Dr. Brennan can talk about anything else.
(すみません、ブレナン博士がほかの話をできるとは、ちょっと信じがたくて。)— She’s got lots of interests.
(いろんなことに興味がある人なんだ。)BONES Season8 Episode7 (The Bod in the Pod)
try not to 〜 は「〜しないようにしている」で、don’t 〜(〜しない)と言い切るより、心がけとして伝える柔らかい言い方です。主語を we にすると、個人の好みではなく家の決めごとだという響きになります。
ブレナンの Or home at work. は、前の文を受けて「職場で家の話もしない」と逆向きを付け足す言い方です。a line between A and B は「AとBの間の線」で、draw a line between work and life(仕事と生活の間に線を引く)の形でもよく使われます。
続く I have a hard time believing 〜 は「〜とは信じがたい」というからかい、She’s got lots of interests. はそれをかばう返しです。
話が仕事に戻ったときのひと言
その後も、家で話していると、話題がまた事件へ戻っていきます。
— We were talking about Melvin Carville.
(メルヴィン・カーヴィルの話をしていたんだ。)— Thanks, Sweets.
(どうも、スイーツ。)— Why are we talking about crime in our home?
(なんで家で事件の話をしてるんだろう?)BONES Season8 Episode7 (The Bod in the Pod)
Why are we talking about 〜? は「どうして〜の話をしているの?」と、自分たちを含めて問いかける形です。相手を名指しで責めず、話題そのものに疑問を投げかけられるのが特徴です。
さらに話が進むと、決めごととの食い違いを指摘する声が上がります。
— What, so now it’s okay to talk shop in the house?
(え、じゃあ今度は家で仕事の話をしてもいいってこと?)— Well, we have a murderer to catch, Booth.
(だって、捕まえるべき犯人がいるでしょう、ブース。)— Yeah, Dr. Brennan’s 100% right on this.
(ええ、この件はブレナン博士が100%正しいです。)BONES Season8 Episode7 (The Bod in the Pod)
so now it’s okay to 〜? は「じゃあ今は〜してもいいわけ?」で、now に「さっきまでとは違って」という含みがこもります。talk shop は「仕事の話をする」という言い方で、特に仕事以外の場で仕事の話をすることを指すとされます。捕まえるべき相手がいる、という理由が示され、100% right(100%正しい)と賛成する声が続きます。決めごとより目の前の捜査を優先する流れが読み取れます。
家で仕事の話をしたくないときの言い方
作中の言い方をもとに、日常で使いやすい表現を整理します。
| 言い方 | ニュアンス |
|---|---|
| Let’s not talk about work at home. | 家では仕事の話はやめよう(提案) |
| No work talk at home, okay? | 家で仕事の話はなしね(くだけた言い方) |
| Can we leave work at work? | 仕事は職場に置いてこない?(軽い問いかけ) |
| I’d rather not talk about work tonight. | 今夜は仕事の話はしたくないな(控えめ) |
| Let’s keep work and home separate. | 仕事と家は分けておこう(決めごと) |
Let’s not 〜 は「〜しないでおこう」と自分も含めて提案する形で、角が立ちにくい言い方です。理由を添えるなら、I just want to relax.(ただのんびりしたい)のようにひと言加えると、相手も話題を切り替えやすくなります。仕事と私生活の両立を表す work-life balance も、英語の会話でよく耳にする言葉です。
まとめ|決めごとは「we」と「try not to」で伝える
今回は『BONES』シーズン8エピソード7から、try not to talk about work at home、a line between work and life、Why are we talking about 〜?、so now it’s okay to 〜? などを読み解きました。決めごとを「we」で共有し、話題がそれたときは問いかけの形で戻すと、相手を責めずに気持ちを伝えられます。
家の決めごとと、つい事件の話に戻ってしまう会話を見比べながら観ると、この回のやり取りがいっそう身近に感じられます。
このエピソードの英語表現は、ロマンチストを言い分けるコラムや、職場の給与計算の文化を扱ったコラムでも取り上げています。


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