「performance review」とは?アメリカの職場の人事評価の文化と英語|『BONES』S09E22で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「performance review」とは?アメリカの職場の人事評価の文化と英語|『BONES』S09E22で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード22の冒頭には、ブースの昇進に向けた評価の書類を、パートナーが書いている場面があります。今回はこの場面を手がかりに、アメリカの職場の人事評価(performance review)の文化と、評価にまつわる英語を紹介します。

日本の職場にも人事評価はありますが、だれが書き、どこまで本人に見せるのかは職場によってさまざまです。英語圏の評価の仕組みを知っておくと、ドラマの職場の場面や、海外の同僚との会話が読み取りやすくなります。

目次

「performance review」とは?同僚も評価に加わる仕組み

場面は、ブースがパートナーの手元の書類に気づくところから始まります。

Booth: Hey. Oh, is that my Bureau assessment you’re filling out?
(よう。お、それって俺の局の評価か?書いてくれてるのか。)

— Yes. They wanted me to, because we’re partners.
(うん。パートナーだから、書いてほしいと頼まれて。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

the Bureau は、ここでは FBI のことを指す言い方です。assessment は「評価・査定」、fill out は「(用紙に)記入する」という意味です。

アメリカの職場では、働きぶりを定期的に評価する仕組みを performance review や performance appraisal、performance evaluation と呼ぶのが一般的とされています。上司が評価するだけでなく、本人の self-assessment(自己評価)や、同僚・部下からの評価をあわせる 360-degree feedback(360度評価)を取り入れる職場もあるとされています。劇中でも、一緒に働くパートナーに評価が求められている様子が描かれます。

評価の中身を本人に見せない、という決まりがあることも分かります。

— But you’re not allowed to look at it.
(でも、見ちゃだめ。)

— It’s confidential.
(機密だから。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

confidential は「機密の・内密の」という意味です。同僚が書く評価は、率直に書けるよう匿名にしたり、本人に直接見せなかったりする場合があるとされています。

評価の項目と、書くときの英語

ある項目への答えが何枚にもなっていることに驚く声が上がります。

— You must have at least 15 pieces of paper…
(少なくとも15枚はあるよね…。)

— Eighteen.
(18枚。)

— 18. On comportment? Well, okay, don’t look.
(18枚。ふるまいの項目で?まあいい、見ないよ。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

comportment は「態度・ふるまい」を表すかための語で、日常会話では behavior や conduct のほうがよく使われます。評価の項目には、こうした仕事ぶりや人柄に関わるものが並ぶことが多いとされています。

続くやり取りでは、評価を書くときの心構えが語られます。

— You know this promotion affects you, too.
(この昇進は、そっちにも関わることだよ。)

— I was told to be objective and dispassionate.
(客観的に、私情を交えずに書くよう言われている。)

— That sounds terrible.
(ひどい話に聞こえる。)

— I think your comportment is excellent, by the way.
(ちなみに、ふるまいは申し分ないと思う。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

objective は「客観的な」、dispassionate は「感情に流されない・冷静な」という意味です。評価を書く人に公平さが求められる点は、日本の人事評価とも通じるところと言えます。

その後の別の場面では、評価に書いた量がもう一度話題になります。

— You know, I wrote seven pages on your problem-solving skills.
(あのね、問題解決の力について7ページ書いた。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

problem-solving skills(問題解決の力)は、評価の項目や求人票でもよく見かける言い方です。

表現 意味
performance review 人事評価(の面談)
self-assessment 自己評価
peer review 同僚による評価
be up for a promotion 昇進の候補になっている
be recommended for ~ 〜に推薦される

事件が片づいたあとの終盤、ブースは仕事上の知らせを伝えます。

Booth: So, um, Stark has finally recommended me for that promotion.
(それでさ、スタークがやっと俺をあの昇進に推薦してくれたんだ。)

BONES Season9 Episode22 (The Nail in the Coffin)

この知らせには「おめでとう」と返されます。

まとめ|評価の場面から職場の文化が見える

今回は『BONES』シーズン9エピソード22の冒頭から、performance review、assessment、confidential、comportment、objective など、人事評価にまつわる英語を紹介しました。だれが評価を書き、どこまで本人に見せるのかという会話から、英語圏の職場の評価の仕組みが見えてきます。

海外ドラマで職場の場面に出会ったら、評価や昇進の話題に耳を傾けてみると、働き方の文化が少し身近に感じられます。

この回の英語は、伝える役になったときの言い方や、skip と ignore の違いを扱ったコラムでも読み解いています。

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