「take you up on」と「accept」はどう違う?申し出に乗るときの英語|『BONES』S09E09で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「take you up on」と「accept」はどう違う?申し出に乗るときの英語|『BONES』S09E09で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード9には、出かける前の短いやり取りの中で、「マッサージでもしようか」という申し出に、あとで乗ると約束する場面があります。今回は、この場面で使われる take you up on と、同じく「受ける」を表す accept の違いを読み解きます。

相手の申し出を受けるとき、日本語の「ありがとう、お願いします」に当たる言葉はいくつかあります。響きの違いを知っておくと、気軽な誘いにも改まった招待にも、ちょうどよい言葉で応じられます。

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申し出に乗る「take you up on」

出かけようとする相手の疲れを気づかう流れで、こんな申し出が出てきます。

— Ah, come on. I could give you a massage or something.
(ねえ、いいでしょ。マッサージでもしてあげられるよ。)

— That something could be nice.
(その「何か」は、悪くないかも。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

I could ~ or something. は「〜でもしようか」と、押しつけずに提案する言い方です。返す側は、その something をそのまま拾って「その何かはいいかも」と応じています。相手の言葉を拾い直す、遊び心のある返事と言えます。

話が少し進み、夕食までに帰ると約束したあと、こんな一言が続きます。

— I will definitely take you up on that massage after dinner.
(夕食のあとで、そのマッサージ、ぜひお願いするね。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

take 人 up on 申し出 は「人の申し出・誘いに乗る」という意味の口語表現とされています。ここでは that massage が申し出の中身で、after dinner で「今すぐではなく、あとで」と時期を添えています。definitely を入れると「必ず乗るからね」という気持ちがはっきり伝わります。申し出をその場で受けるだけでなく、「あとで必ず」と約束する形でも使えるのが、この表現の便利なところです。

「accept」との違い

accept も「受ける」ですが、響きと使う場面が少し違います。

表現 響き 主な使いどころ
take you up on that くだけた・前向き 気軽な申し出・誘いに乗る
accept 改まった・中立 招待・提案・謝罪などを正式に受け入れる

たとえば友人に You can stay at my place anytime.(いつでもうちに泊まっていいよ)と言われたら、Thanks, I might take you up on that.(ありがとう、そのうちお言葉に甘えるかも)と返すのが自然です。一方、結婚式の招待状への返事や、会議での提案を受け入れるときは I’m happy to accept your invitation. や We accept the proposal. のように accept が合います。

take you up on は、相手が口にした申し出を「その話」として受け止める言い方なので、目的語には that や your offer のように申し出そのものが入ります。手渡された物を受け取るときは accept を使い、take you up on は使わないとされています。

申し出に乗るときの返し方

take you up on は、時期や確かさを添えると表情が変わります。

I’ll take you up on that. は「その話に乗るね」とはっきり受ける形、I might take you up on that. は「そのうちお願いするかも」と含みを残す形です。作中の I will definitely take you up on ~ after dinner. のように、definitely と時期を添えれば「必ず、このタイミングで」と約束する言い方になります。

もっと短く乗りたいときは、That sounds nice.(いいね)や、作中の That something could be nice. のように could be nice を使う言い方もあります。Thanks, I’d love that.(ありがとう、うれしい)と添えると、お礼の気持ちも伝わります。

なお、take you up on は相手からの申し出があってこそ使える言い方です。自分から何かを頼むときには使わず、Could you ~? などの依頼の形を使います。

まとめ|「その話に乗るよ」を英語で

今回は『BONES』シーズン9エピソード9から、申し出に乗る take you up on、改まった場面で受け入れる accept、そして I might take you up on that. や That sounds nice. といった返し方を読み解きました。

気軽な誘いと正式な招待で言葉を選び分けると、受ける側の気持ちがより自然に伝わることが見えてきます。

このエピソードの英語は、多数決のとり方を扱ったコラムや、陪審員の隔離の文化を扱ったコラムでも読み解いています。

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