その場で多数決をとるときの英語|『BONES』S09E09で学ぶ英会話

『BONES』コラム: その場で多数決をとるときの英語|『BONES』S09E09で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード9では、陪審員を務めるブレナンが、陪審員室でほかの陪審員たちと話し合う場面があります。今回は、その話し合いで飛び交う「投票しよう」「挙手で決める?」「もう一度採決しよう」といった、その場で多数決をとるときの英語を読み解きます。

会議やサークルの集まりで「じゃあ多数決で」と言いたい場面は意外と多いものです。採決を言い出す・方法を決める・結果を確かめる、の3つの言い方を押さえておくと、話し合いの流れに乗りやすくなります。

目次

採決を言い出す「Let’s vote.」

陪審員室で話し合いが始まると、まず短い一言が上がります。

— Let’s vote.
(投票しよう。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

Let’s vote. は「投票しよう」「決をとろう」とその場で採決を持ちかける、いちばん短い言い方です。続いてブレナンが、採決の方法を挙げます。

Brennan: We can either do this with a show of hands or a paper ballot, but first…
(挙手か、紙の投票で行えます。ですが、その前に…。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

a show of hands は「挙手による採決」、a paper ballot は「紙に書く投票」です。either A or B で選択肢を2つ示し、but first… で「その前に」と話を一度止めています。採決の方法を先にそろえておくと、話し合いが混乱しにくいのが分かります。

この場面では、採決を呼びかけられるのは進行役だけだ、という声も上がります。

— I’m the foreperson.
(私が代表です。)

— I’m the only one who can call for a vote.
(採決を呼びかけられるのは私だけです。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

foreperson は陪審の代表で、会議でいう議長(chair)に当たる役割です。call for a vote は「採決を求める・呼びかける」という決まった言い方です。

結果を確かめる・もう一度採決する

採決を促す言葉は、ほかにもこんな形で出てきます。

— Take a vote, see where we stand.
(採決して、どうなってるか見てみよう。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

take a vote は「採決する」、see where we stand は「自分たちがどの位置にいるか確かめる」で、全体の意見の分布を見ようという意味になります。結果が出ると、こんな確認の一言が続きます。

— So we’re in agreement.
(じゃあ、意見は一致ってことだね。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

be in agreement は「意見が一致している」です。ただ、この話し合いはすんなりとは終わらず、のちにこう持ちかける声が上がります。

— Can we take another vote?
(もう一度採決できる?)

Brennan: First, I would like all of us to review the evidence on which we will be voting.
(まず、採決の根拠となる証拠を全員で見直したいのです。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

take another vote は「もう一度採決する」。ブレナンは First, I would like ~ と、採決の前に確かめるべきことを先に置いています。急いで決める流れに対して、話し合いの手順を求める言い方と言えます。

会議で使える採決の言い方

日常の会議では、次のような言い方もよく使われます。

表現 意味
Let’s put it to a vote. 採決にかけよう
Raise your hand if you agree. 賛成の人は手を挙げて
All in favor? 賛成の人は?
Any objections? 反対意見はある?
It’s unanimous. 全員一致だね

友人どうしの気軽な場面なら、Let’s go with the majority.(多数派の意見でいこう)とも言えます。票が同数に割れたときは It’s a tie.(同数だね)と言い、もう一度話し合ったり、決め方を変えたりします。

長くかかりそうなときの言い方は、最初の話し合いの終わりにも出てきます。

— This is going to take a while.
(これは時間がかかりそうだ。)

— Fine with me.
(こっちは構わないよ。)

BONES Season9 Episode9 (The Fury in the Jury)

Fine with me. は「私はそれで構わない」と短く同意する返事で、採決の場面以外でも幅広く使えます。

まとめ|「多数決で決めよう」を英語で

今回は『BONES』シーズン9エピソード9から、採決を言い出す Let’s vote.、方法を示す a show of hands と a paper ballot、結果を確かめる So we’re in agreement.、採決の前に話し合いを求める First, I would like ~ などを読み解きました。

決め方の言葉がそろっていると、意見の違う相手とも落ち着いて話を進められることが分かります。

同じエピソードからは、申し出に乗る英語のコラムや、陪審員の隔離の文化を扱ったコラムも読めます。

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