「throw a party」の意味と使い方|『モダンファミリー』S04E05で学ぶ英会話

「throw a party」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

季節の行事や誰かのお祝いに合わせて、友人を呼んで集まる計画を立てる場面があります。そんなとき、英語ではどう切り出すのでしょうか。

今回は「throw a party」を、『モダンファミリー』シーズン4第5話の前半、ハロウィンパーティーを開く理由をミッチェルが語る場面から、一緒に見ていきましょう。

目次

「throw a party」の意味とニュアンス

throw a party
意味:パーティーを開く、パーティーを催す

throw a partyは、自分が主催者となってパーティーを開くことを表す日常的な口語表現です。throwは本来「投げる」という意味の動詞ですが、この形では「催す」という意味で使われます。ボールを投げるように、場をぽんと用意して人を呼ぶ、というくだけた響きがあります。

基本の形は、throw a + パーティーの種類 + partyです。throw a surprise partyやthrow a Halloween partyのように、種類を間に挟みます。目的を続けたいときは、to不定詞を後ろに足します。ミッチェルの発言のように「to debut the new him」と続ければ、何のために開くのかまで一文で言い切れます。

類義の表現と並べると、位置づけがはっきりします。have a partyは「パーティーをする」を中立に言うだけで、準備や企画の色は薄めです。host a partyは、場を提供して客をもてなす役割をやや丁寧に言う表現です。throw a partyは、その中間にあたる「自分たちで仕掛けて開く」という感覚が加わった言い方で、友人同士の会話にもなじみます。

【ここがポイント!】

  • 核は「場をぽんと用意して人を呼ぶ」という、主催者側の動作のイメージ
  • throw a + 種類 + partyの型に、to不定詞で目的を続けられる
  • have a partyより仕掛ける感じが強く、host a partyよりくだけた言い方

『モダンファミリー』S04E05のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

ミッチェルがハロウィンパーティーを開くと述べ、その目的をひとことで説明します。続いてキャメロンが当日の衣装を明かし、二人のあいだで数字のやり取りが交わされます。ミッチェルが「we’re throwing」と言っているとおり、主語は二人です。今回のフレーズは、その最初の一言に入っています。

Mitchell: Cam has lost a lot of weight– No. So we’re throwing a Halloween party to debut the new him.
(キャムはずいぶん痩せたんだ……いや。だから、新しくなった彼のお披露目に、ハロウィンパーティーを開くことにしたんだ。)

Cameron: I’ll be dressed as a matador.
(僕はマタドールの格好をするよ。)

Mitchell: Wh-what is it now, 30?
(い、今はいくつだっけ、30?)

Cameron: 32.4.
(32.4だよ。)

Mitchell: Ah.
(ああ。)

Modern Family Season4 Episode5 (Open House of Horrors)

シーン解説と心理考察

パーティーを開く理由を、ミッチェルが一言ではっきり言葉にしている点が、この場面の要です。「新しくなった彼のお披露目に」という目的が先にあり、そのための手段としてハロウィンパーティーが選ばれています。throw a partyのあとにto不定詞が続く形は、この「目的から逆算して企画する」流れを、そのまま文の形に映しています。

話し始めの言葉にも注目です。ミッチェルは「ずいぶん痩せたんだ……いや。だから」と、途中で言葉を切り替えるように話を進めます。いったん言葉を挟んでから、パーティーの話へつなげます。減量という理由が、そのままお披露目の目的になっている運びが、短い台詞の中に収まっています。そこへキャメロンが「マタドールの格好をするよ」と応じます。当日の衣装がすでに決まっていることが、この一言から分かります。パーティーの中身が、参加する側の具体的な姿として語られるところも、場面の見どころです。

続くやり取りでは、キャメロンが「32.4」と小数点まで答え、ミッチェルが「ああ」と短く受け止めます。二人の距離の近さを感じさせる流れです。パーティーの企画も数字の確認も、二人で一緒に進めている空気があります。短い掛け合いの中に、目的の説明、当日の衣装、具体的な数字と、話題が順番に積み重なっていくため、throw a partyという動詞が、単なる「開く」ではなく、内容のある企画として響きます。

『モダンファミリー』流・覚え方のコツ

throwは「ぽんと投げる」動詞です。ボールを軽く投げるように、パーティーという場を思い切って用意し、人を呼ぶ様子を思い浮かべてみましょう。しっかり構えて丁寧に迎えるhostより、軽く放り出すように仕掛けるイメージです。

ミッチェルの場面に重ねると、「新しくなった彼のお披露目に」という目的が先にあり、その目的に向けて場をぽんと投げ出す様子が浮かびます。throw a + 種類 + partyという型を、throw a surprise partyやthrow a Halloween partyとセットで口に出しておくと、「催す」の意味が自然に身につきます。また、動詞がthrowのまま変わらず、間に入る言葉だけが入れ替わる型として覚えると、種類を差し替えるだけで文が作れます。birthdayやfarewellなど、身近な行事の名前を思いつくたびに入れ替えて、頭の中で言ってみましょう。

例文で覚える「throw a party」

種類や目的を添えて使う表現なので、場面の違う3つの例文で確認していきましょう。

We’re going to throw a surprise party for Lisa this Saturday.
(今度の土曜日、リサのためにサプライズパーティーを開くんだ。)
友人にパーティーの計画を打ち明ける場面です。forのあとに祝う相手を置くと、誰のための会なのかがすぐ伝わります。

The company threw a party to celebrate the launch of the new product.
(会社は新製品の発売を祝ってパーティーを開いた。)
社内の催しを報告する場面です。throwの過去形threwを使い、to不定詞で目的を後ろに続けています。

A: Why are you buying so many balloons?
B: We’re throwing a party for my son’s birthday.
(A:どうして風船をそんなにたくさん買うの?)
(B:息子の誕生日にパーティーを開くの。)
買い物中の会話です。現在進行形にすると、近い予定を話す言い方になります。

あわせて覚えたい関連表現

host a party
(パーティーを主催する)
throw a partyはくだけた言い方で、host a partyは場を提供して客をもてなす役割をやや丁寧に言う表現です。会社の催しなど少し改まった場面では、hostが向きます。

have a party
(パーティーをする)
have a partyは「開く」を中立に言うだけで、企画や準備の色は薄めです。throw a partyは、自分たちで仕掛けて開く感じが加わります。

throw a bash
(盛大なパーティーを開く)
bashはにぎやかで大きなパーティーを指すくだけた名詞で、規模の大きさを強調します。throw a partyは、規模を問わずに使えます。

Note|throw、have、hostで変わるパーティーの開き方

「パーティーを開く」を英語にするとき、throw、have、hostのどれを選ぶかで、話し手の立ち位置が少し変わります。

throw a partyは、自分が主催者として企画し、準備して開くことを、くだけた調子で言う表現です。ミッチェルの「we’re throwing a Halloween party」は、二人で決めて仕掛ける様子がそのまま伝わる一言でした。have a partyは、パーティーがある、行うという事実を中立に言うだけで、誰がどう準備したかまでは示しません。友人と週末にパーティーをする予定を話すだけなら、haveで十分です。host a partyは、場所を提供して客を迎える役割に焦点があります。招待状を出して人を迎える会や、会社の催しなど、少し改まった場面で似合います。

同じパーティーでも、誰が言い出したのか、どれくらい改まっているのかによって動詞が変わることが分かります。

今回のシーンのように、目的をはっきり述べて開く場合は、throw a partyが自然に収まります。開く側の意気込みも、一言に込められる動詞です。

まとめ|「お披露目」の一言に見える、throw a partyの仕掛け方

throw a partyは、自分が主催者となってパーティーを開くことを表す、くだけた口語表現です。throw a + 種類 + partyの型に、to不定詞で目的を添えると、企画の狙いまで一文で言い切れます。

誕生日や引っ越し、季節の行事など、人を呼ぶ集まりを自分たちで開くと伝えたい場面で、幅広く使えます。have a partyより仕掛ける感じが強く、host a partyよりくだけた言い方として、使い分けの引き出しになります。

ミッチェルが「新しくなった彼のお披露目に」と目的を添えたように、一言に企画の意図をのせられる点が、この表現の魅力でした。会話のレパートリーに加えてみてください。

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